『紙の爆弾』2007年12月号(エスエル出版会)
月刊『紙の爆弾』12月号
11月7日発売!
A5判/120頁
定価500円(本体476円+税)
◆L&G「円天」の広告塔となった細川たかしと演歌歌手 NHK『紅白』出場を巡る水面下の事情
◆憲法21条が危ない! 作家(元レバノン特命全権大使)天木直人
◆特集 "権力"による「言論の自由」への"恫喝"を許すな!
◆オリコン恫喝訴訟のゆくえ 被告・烏賀陽弘道氏が「有力証拠」を裁判所に提出
◆キヤノン・御手洗冨士夫会長に"財界総理"の矜持はあるか??斎藤貴男執筆『週刊現代』記事に対し、二億円の損害賠償を求め提訴
◆映画『ブッシュ暗殺』の"暗殺"を企てたニッポン映倫の"属国役人"体質を嗤[わら]う
◆パチンコ店にATM設置 もうパチンコファンは「負けても店外に出る必要はない」時代へ?
◆政界・官界・マスコミ界の闇世界との"腐れ縁"を斬る "警察官僚のドン"後藤田正晴の下に集った"闇人脈"の歴史
◆BOMB級?BAKA級?『紙爆』的"B級"NEWS◎
◆日本国内でも"粛清"は行われている!ジャーナリスト・長井健司氏を射殺したミャンマー軍事政権の実態
本誌73ページ掲載
「所持だけで懲役4年、見るだけで2年」 ミャンマー軍事政権が放送を禁止した「幻の政府批判番組」
↓↓↓ youtubeにて公開中!(全3部) ↓↓↓
第1部 http://jp.youtube.com/watch?v=upocRyT-b_s
第2部 http://jp.youtube.com/watch?v=qG7SOZPo_fs
第3部 http://jp.youtube.com/watch?v=-uV6zr8m9_E
◆これでは「言論」を守れない?法律無視から偽装請負まで 出版業界・フリーランサーたちの過酷な労働事情
◆裏から見た「教育委員会」 そのブザマな実態
◆それからの「外務省のラスプーチン」佐藤優外伝 「私のマルクス」を読む 1
<<連載>>
マッドアマノ「風刺画報」
村田らむのテケテケ見聞録
美しい国ニッポンに住む人々
芸能裁判を読む18......みおなおみ
ニッポン主義者同盟(遊郭派)
ベラミ伝説13
高須新聞
徒然なるままに
この原稿の締め切りまでに決着がつくかと思ったが、それは叶わなかった。時津風親方だった元双津竜の逮捕と嫌疑のことである。傷害か、傷害致死か、はたまた殺人か。それはともかく、こちらも「発信源」であることから逃げようとしている不届きな者がいる。それは日本相撲協会理事長の北の湖である。
十月四日、元双津竜を解雇した協会は、北の湖が五〇%、ほかの理事は一律三〇%の減俸を発表した。しかし、それは協会としての処分ではなく自主的な行為という。しかも、元双津竜の「解雇」は「除名」ではないので、本人が受け取らないという意思を明確にしない限り、規則上退職金が支払われてもおかしくはないという。だから、北の湖も「今のところ支払われない」と述べるにとどまり、「絶対に払いません」とは明言できないでいる。公益法人としてデカイ面しているが、これだけの大事件があっても組織としての正式なけじめがつけられない。自浄能力など期待できる根拠がないいい加減な団体であるということだ。
何より問題なのは、今回の不祥事を元双津竜個人の問題に還元し、その本質がこの協会の体質や方法論にあるという立場からの取り組みを一切行っていないことである。何しろ北の湖は、リンチ行為を終始「稽古の行き過ぎ」と表現。「金属バットを使えば誤解を招くので、いかがなものかと思う」など、"しごき"そのものは否定していない。
とにかく今年に入ってから、この自称国技は八百長、朝青龍の仮病、そしてリンチ殺人とたてつづけにトラブルを起こしている。その組織の最高責任者なら、たとえ自分が事件に直接関与していなかったことでも、協会の問題として事件と率直に向き合い、自らは潔く退き、新しい人に託すのが社会通念上も妥当な身の処し方ではないのか。
「北の湖さんは協会理事長としての立場、責任を失念しているばかりか、人間としての良識まで欠如している。非常な人間とは聞いていましたが、ここまでとは思いませんでした。もともと理事長も親方も、指導者としての資質があるからなっているのではなく、年寄株を高額で買える財力があっただけの話。そういう相撲界のシステムからしておかしいのです。北の湖さんは先日、杉山邦博氏(相撲協会会友)の発言が気に入らなくて取材証を剥奪したときのように、日頃の暴君ぶりを遺憾なく発揮しているかと思ったら、記者クラブの抗議であっさり記者証を返還したり、自分の立場が危うくなると手のひらを返します。今回の会見で『厳しく(時津風親方を処分)するのが常識』とか言っていたのも、そう言って、理事長のイスにしがみつこうとしているのではないか。胸に一物あるような気がしてなりません」(十月三日付「日刊ゲンダイ」で工藤健策)
同紙では、北の湖の周辺には「いろんな利権の噂が絶えない」としている。リンチ殺人事件はもちろん重大事件だが、それに留まらずこの団体の闇を徹底的に暴くときが来ているのではないだろうか。
関連商品
『紙の爆弾』2010年8月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年7月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年6月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年5月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年4月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年3月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年2月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2010年1月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年12月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年11月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年10月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年9月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年8月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年7月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年5・6月合併号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年3月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年2月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2009年1月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年12月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年11月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年10月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年9月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年3月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年2月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2008年1月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年12月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年11月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年10月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年9月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年8月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年7月号(エスエル出版会)
『紙の爆弾』2007年6月号(エスエル出版会)
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.shiseiweb.co.jp/mt/mt-tb.cgi/99




コメントする