『紙の爆弾』(エスエル出版会)2008年7月号発売!

『紙の爆弾』(エスエル出版会)2008年7月号発売!


月刊『紙の爆弾』7月号
6月7日発売!

A5判/112頁
定価500円(本体476円+税)

 

◆「代表は詐欺で訴訟中」「有名相場師とツーカー」石川遼、ジャンボ尾崎らを抱える有名スポーツマネジメント会社「マックス・インターナショナル」の跳梁跋扈を追う
◆環境破壊主要国が集う"洞爺湖環境サミット"の嘘っぱちを嗤[わら]う G8サミット(八大列強・首脳謀議)が黙殺する環境破壊兵器と遺伝子破壊兵器の脅威
◆洞爺湖サミットで警察に恩を売るパチンコ業界・入替自粛で立場が見える

オリコン訴訟不当判決と読売新聞訴訟??二つの言論弾圧裁判
◆トラブルの絶えない引越し業界の裏事情を探る
◆それからの「外務省のラスプーチン」佐藤優外伝 「私のマルクス」を読む  7
◆映画『実録・連合赤軍??あさま山荘への道程』に今、ふたたび〈革命の意味〉を問う
◆同志社大学2教授の名誉毀損訴訟で判決??文春に「浅野健一セクハラ記事」を書かせた「渡辺武達教授の悪意」
◆<7・12>鹿砦社言論弾圧事件3周年を迎えるにあたって
1.鹿砦社・松岡利康大弾圧事件は夜警国家変貌への証し
2.「正統派幻想」を打破し"雑"の道を究めよ
◆「人権」という金看板の裏の偽善??「人権と報道の会」への疑問4
◆「紙の爆弾創刊3周年⇒鹿砦社"言論弾圧"3周年」リレー寄稿 第3回 鈴木邦男

 

<<連載>>
芸能裁判を読む 23......みおなおみ
マッド・アマノ「風刺画報」
キラメキ★東京漂流記
T-1二見のマット界断罪日記
本誌発「デジタル紙の爆弾」今月のスクープ!
ニッポン主義者同盟〈遊郭派〉
まけへんで!! 今月の西宮冷蔵
月刊 高須新聞
徒然なるままに
読者の爆弾!

 

五月八日の東京地裁(河本雅也裁判官)では、覚せい剤取締法違反の罪に問われている岡村靖幸被告の判決言い渡しが行われた。河本裁判官は、被告が精神科医とともに治療にあたること、岡村自身が更正に全力を注ぐと述べていることなどから、検察側による懲役二年六月の求刑に対し、懲役二年の判決を言い渡した(未決拘留日数四〇日を刑に算入)。岡村は起訴事実をすべて認めていたので、判決言い渡しのみが行われた。
 岡村のケースで思い出すのは、一九九九年八月に覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕された槙原敬之である。槇原はMDMA(俗称エクスタシー)まで所持していたが、これは乱用を続けると錯乱状態に陥ったり、腎・肝障害や記憶障害などを引き起こしたりする合成麻薬である。逮捕の二ヶ月前には急性肝機能障害を理由に緊急入院して、新曲アルバムのキャンペーンを中止していた。検察は、「被告は約二年前から覚せい剤を使用しており、常習性が認められる」としていたが、本人はファンクラブ会報で抽象的な「反省」を述べただけだった。写真誌に、ともに逮捕された交際相手の男との同棲生活を報じられると、二〇〇〇年一〇月一七日付朝日新聞朝刊三四面には、「お詫び」の全面広告を掲載。芸能界の「大麻半年、覚せい剤一年」という"因習"通りに、槙原のCD発売は自粛一年二ヶ月後、一二月六日に再開された。
 岡村の裁判には、傍聴可能人数二三人のところ一四三人が傍聴券を求めて集まった。芸能人の覚せい剤裁判など、今さら傍聴するほど珍しいものではないから、これはもちろん、ファンが殺到したための現象である。こういう「心優しき」ファンがいる限り、犯罪芸能人は不滅なのである。


 
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