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ストローマン論法に打ち勝つ方法 (春光功著、陽庵文庫) は、相手の主張を歪めて解釈し批判する論理的誤謬の克服方法を説いたガイドブック

ストローマン論法に打ち勝つ方法 (春光功著、陽庵文庫) は、相手の主張を歪めて解釈し批判する、論理的誤謬の克服方法を説いた実践的なガイドブック

ストローマン論法に打ち勝つ方法 (春光功著、陽庵文庫) は、相手の主張を歪めて解釈し批判する、論理的誤謬の克服方法を説いた実践的なガイドブックです。現代のネット社会や日本の組織文化において、なぜこの不毛な議論手法が蔓延しているのかを、認知バイアスや構造的要因から多角的に分析しています。

私は、社会と切れないように、日々のトレンドな出来事を取り上げ、自分なりの意見や体験を交えながらブログを更新しています。

できる限り一次情報、たとえば学術論文や公的な情報源にあたり、話題の出典も明示しながら、透明性と論理性を意識して記事を書くよう心がけています。

しかし率直に申し上げて、最近、ブログ運営にある種の苦痛を感じるようになってきました。

それは、記事の趣旨に噛み合わなくても、「自分が言いたいことさえ言えばそれでいい」といわんばかりのコメントが一部にあることです。ほんの一部ですけどね。

もちろん、異論や反論そのものを否定するつもりはありません。

むしろ、建設的な議論は歓迎したいと思っています。

ただ、問題なのは、記事に書いていないことを勝手に前提化して反論したり、逆にすでに本文に書いてあることを、あたかも独自の反論や指摘であるかのように繰り返したりするケースです

私は、そこにある論理的誤謬を思い出しました。

ストローマン(藁人形)論法といいます。

「本人」ではなく「藁人形」、つまり、本人の趣旨と違うことを、本人が言ったかのように行う論難のことです。

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ストローマン論法が生じる理由


たとえば、

・一部分だけを切り取り、過剰に拡大解釈する
・書いていない主張を「そう言っている」とみなして批判する
・すでに本文で述べられている内容に対し、別の意見であるかのように同じ内容のコメントを「異論・反論」として行う

こうしたやり方は、議論の本質から離れたところで対立を生みます。

一見すると「意見交換」のように見えても、実際には相手の主張そのものではなく、自分の脳内で作り上げた“藁人形”を叩いている状態です。

そのため、どれだけ丁寧に説明しても議論が噛み合わず、「えー、ちゃんと書いてるじゃない」と、記事を書いた者にとっては大きな落胆と消耗につながります。

なぜストローマン論法が起こるのか

コミュニケーションの場では、「相手を理解すること」よりも「自分の意見を言うこと」が優先されることがあります。

とくに、匿名で、責任を考えず自由に書き込めるネットの世界はそうです。

その場合、相手の主張を正確に読むよりも、自分の言いたいことに結びつけられる材料を探す、という読み方になってしまいます。

そうなると、コメントは対話ではなく、一方的な自己表現の場になってしまいます。

その結果として、記事の論点とは噛み合わない反応が生まれやすくなるのです。

本来、ブログの中心は「記事」であり、コメントはそれに付随する対話のはずです。

しかし、ひとさまからコメントをいただくことが目的化している場合、巡回でおざなりでもコメントを書いておくという「お義理」や「惰性」がはたらくことがあります。

すると、

・記事の内容を十分に読まずに反応する
・自分の主張を差し込むことが優先される
・本文と無関係な話題へずれていく

といったことが起こります。

もちろん、すべてのコメントがそうだというわけではありません。

しかし、こうしたすれ違いが続くと、書き手は、「伝えるために書いているのに、伝わらない」という無力感を抱えやすくなります。

デジタル空間の断片性

SNSやコメント欄では、短いやりとりが中心になります。

短文のやりとりは便利ですが、そのぶん文脈が抜け落ちやすい。

主張の背景や前提が省略されるため、受け手は自分の解釈で補完するしかありません。

その補完がズレると、元の主張とは違うものに反応することになります。

建設的な議論を守るために

相手とのやりとりにおいて本当に大切なのは、「相手の主張を正確に受け取ること」です。

相手の意見の賛否以前に、まず正確に理解する。

そのうえでコメントする。

ストローマン論法が問題なのは、単なる誤解ではなく、議論の土台である“相互理解”がないことにあります。

だからこそ、書き手はすべての誤解に付き合う必要はありません。

むしろ、

巻き込まれないことこそが、建設的な議論を守る方法である

という場面もあります。

発信を続けるためには、すべてに応じることよりも、対話の質を守ることのほうが重要です。

これからも私は、記事、コメントともできるだけ誠実に書き続けたいと思います。

そのためにも、ストローマンと思しき応答には無理に付き合わず、建設的な対話を大切にしていきたいと考えています。

みなさんは、ブログを運営されていて、「ストローマン」に苦慮していることはありませんか。


ストローマン論法に打ち勝つ方法: 建設的な議論を実現する実践ガイド (陽庵文庫) – 春光 功

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