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現役ニューヨーク州弁護士が教える最速「英語マスター術」(田村ローサ京子著)は、豊富な海外経験から編み出したマスター術を開陳

現役ニューヨーク州弁護士が教える最速「英語マスター術」(田村ローサ京子著)は、豊富な海外経験から編み出したマスター術を開陳

現役ニューヨーク州弁護士が教える最速「英語マスター術」(田村ローサ京子著)は、豊富な海外経験から編み出したマスター術を開陳しています。マインドセットと日常的な英語マスターの秘訣が全27ページに詰まっており、誰でも理解できる内容です。

『現役ニューヨーク州弁護士が教える最速「英語マスター術」』の著者は、タイトル通りニューヨーク州弁護士の田村ローサ京子さん。

豊富な海外経験から編み出した「英語マスター術」を開陳しています。

出版社は今日イングリッシュ。Kindle版です。

本書は、『マスター術』というタイトルですが、マスターできるための具体的な英語の設問は全く書かれていません。

ですから、私のように英語が苦手でも、そんなに構えなくても気軽に読めます。

ただ、そんな「些末」なことがなくてもあまりある、マインドセットと日常的な英語マスターの秘訣が書かれています。

AmazonUnlimitedの読み放題リストに含まれていますが、「0円」としては実に有意義な書籍です。

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英語をマスターした「先にあるもの」の意識は?

英語マスターの啓蒙書と言えば、まず最初は、英語ができるようになればこういうことが実現します、という「青写真」から書き始められます。

みなさんは、英語ができるようになったら、どんな未来を思い描きますか。

周囲から羨望の目で見られたいですか。

外国のウエブコンテンツや、洋画を、自分で読み解いたり聞き取ったりしたいですか。

海外旅行に行っても、最低限困らないように、と思いますか。

田村ローサ京子さんは、そうしたことはもちろん否定していませんが、もっとスケールの大きなことを提示しています。

それは、

豊かな暮らし

です。

著者は、その理由として、まず「お金」を挙げています。

国税庁の発表している『令和2年度分民間給与実態統計調査』によると、当該年度(2020年)の年間平均給与は433万円。

それが、平成9年(1997年)は467万円でした。

平成のピークが、この467万円でした。

本書では触れられていませんが、この年に消費税の増税があり、この年をピークに経済が落ち込んだというのは、専門家の共通した見方なのです。

日本経済がコロナ禍で「一人負け」していたという記事が話題ですが、コロナ対策に問題はあるものの「負け」はコロナ以前からです
日本経済が新型コロナ禍で「一人負け」していたという記事が話題です。コロナ対策に問題はありますが「負け」はコロナ以前からです。GDPの合計値は、1997年から減少および停滞をしており、コロナのせいにするのではなく、停滞し始めた頃に遡ってみるべきです。

コロナで経済は停滞しましたが、実はコロナ以前から「一人負け」していた、という話です。

GDPベースでも、いかに日本が停滞して他の国に遅れを取っているかは一目瞭然です。

田村ローサ京子さんは、こう嘆いています。

他国と比較して、日本経済がダイナミックさに欠け、元気がないことは、容易におわかりいただけるのではないでしょうか。

その一方で、サンフランシスコおよびシリコンバレー、ニューヨークでは、

1000万円程度の年収ですと、『低所得』に分類される

といいます。

つまり、緊縮財政の日本でちまちまやってないで、アメリカに行ってもっと稼ごうということでしょうか。

私は正直なところ、「高所得になれる」ということなら異論がありますけどね。

なぜなら、アメリカには日本以上の格差があります。

バイデン政権で、なぜコロナ禍で何度も財政出動による給付が行われたのか。

給付がなくてもやっていける、富裕層ばかりではないことにほかなりません。

私が挙げられる例ですが、昭和のプロレス界で、アメリカマットでもっとも稼いだレスラーは、ジャイアント馬場と言われています。

その他、ヒロ・マツダ、マサ斎藤、グレート小鹿、キラー・カーン、ミスター・サクラダ、ザ・グレートカブキ、グレート・ムタなど、アメリカで華々しい活躍を報じられた日本人レスラーは何人も枚挙できますが、でも、米国に渡った日本人レスラーのうち、この方々はごく一部に過ぎません。

多くのレスラーは、日本の所属団体のコネで、各テリトリーのプロモーターに話はつけてもらうものの、そこから先は自分で道を切り開かねばならず、帰国後、「食える」だけでも大変だったと口々に言っています。

名前を出して恐縮ですが、ターザン後藤さんは結局アメリカで成功できずに日本に戻っていますし、伊藤正男さんは向こうでレスラーを廃業して転職してしまいました。

ただ、田村ローサ京子さんは、お金だけでなく、広い大自然の雄大さ、食材の豊かさ、住宅の広さ、教育なども挙げています。

まあ、野球や映画でもわかるように、日本の「スモール」文化ならではのよさがあるのも確かですから、好き嫌いは一概に言えませんが、問題はそこではなく、「日本しか知らない」よりも「日本も理解しているがアメリカも理解できる」「豊かさ」のために、英語をマスターしようということだと思います。

田村ローサ京子さんは、たとえ70歳であっても、100歳になってから後悔しないように、「もう年だから」といわずにチャレンジすることを勧めています。

そうなんです。

人間は、自分の寿命はわかりません。

定年は会社が定めることで、自分の人生設計でとらわれるものではないと思います。

英語が上達する3つの方法

田村ローサ京子さんは、英語マスターのために、「3つの秘伝の方法」を挙げています。

  1. 楽しく英文法
  2. あっという間のリスニングアップ
  3. 発音最速マスター

です。

ひとつひとつについて、詳細を書いてしまうとネタバレになってしまうので、それは本書をお読みいただくとして、最初の「楽しく英文法」は、気持ちの持ち方について書かれています。

ちょっとした発想の転換で、英文法に前向きに取り組めるようになります。

「あっという間のリスニングアップ」についても、決して難してことではなく、誰でも実践できることです。

「発音最速マスター」は、ある「くどい」(笑)タレントの芸を引いて、日常的に英語が身につく方法を伝授しています。

まさかここで、あのタレントの名が出てくるとは……。

どちらかといえば、英語の「正しい」マスターには問題がある芸なのかな、と思っていました。

電子書籍読者限定プレゼントも

本書は、電子書籍読者限定プレゼントもあります。

本書の中では書ききれなかった具体的な内容も、特別音声に含められているのです。

いかがですか。

英語、マスターしてみたいと思いませんか。

以上、現役ニューヨーク州弁護士が教える最速「英語マスター術」(田村ローサ京子著)は、豊富な海外経験から編み出したマスター術を開陳、でした。


現役NY州弁護士が教える最速「英語マスター術」: 英語を楽しくマスターできる秘伝の術 – 田村ローサ京子

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