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眠れなくなるほど面白い図解仏教(渋谷申博著、日本文芸社)は、仏教に関する疑問を図解のQ&A形式で61テーマでまとめた書籍

眠れなくなるほど面白い図解仏教(渋谷申博著、日本文芸社)は、仏教に関する疑問を図解のQ&A形式で61テーマでまとめた書籍

眠れなくなるほど面白い図解仏教(渋谷申博著、日本文芸社)は、仏教に関する疑問を図解のQ&A形式で61テーマでまとめた書籍です。見出しとして質問、そのすぐとなりに結論としての回答、解説の本文は重要箇所をマーキングするなど読みやすい内容です。

『眠れなくなるほど面白い図解仏教』は、渋谷申博さんが日本文芸社から上梓した書籍です。

宗教史研究家として、神話をテーマとした講座を開講したり、神社・神道や仏教の著書も多数あります。

本書は2022年7月28日現在、AmazonUnlimitedの読み放題リストに含まれています。

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見出しに質問、その左隣に回答の結論

本書『眠れなくなるほど面白い図解仏教』は、タイトル通り、仏教に関する疑問を図解のQ&A形式で61テーマでまとめた書籍です。

Q&Aの本文は2ページの見開きでまとめ、次の見開きで図や表を使った解説によって補足・整理しています。

Q&Aについては、「Q」をページの見出しとして表示し、その下に結論としての回答が書かれています。

たとえば、最初のページは、「釈迦が仏教の開祖になれたのは、なぜ?」という見出しで、そのすぐ左下には、白抜きの緑青背景で「当時のインドにはブッダがたくさんいたから」と書かれています。

忙しい時、難しい内容が入りにくいときでも、そこだけ読めばわかるようになっています。

そして、本文で解説が書かれていますが、その中でも重要なところは、マーカーのような色がついています。

その部分を読むことで、解説で何を言いたいのかもわかるようになっています。

解説の本文自体も、決して難解で読むのが嫌になった、というようなものではなく、分かりやすく書かれています。

ですから、老若男女、読解力、持ち時間にかかわらず、本書の内容を理解できるように工夫されているのです。

では、どんなQ&Aの内容か。

目次をご紹介します。

特定の仏教宗派の信仰がなくても、多くの人は、葬儀でお世話になっているのではないでしょうか。

もしくは先祖の年忌法要のお経。

お正月の初詣も、檀家でもないくせにお寺に参拝する人はいませんか。

それだけ、私たちの生活に関係しているわけです。

私が困ったのは、親類の葬儀のとき、その親類は浄土真宗だったのです。

それで、お通夜の焼香のとき、線香を立てないで2つ折りにして拝むのです。

しかも、焼き場から帰ってきても、塩もまかないし、手も洗いません。

そして、位牌も作りません。

そういう葬儀を初めて経験したのですが、実は、私は両親とも実家が浄土真宗で、そのようなやり方をそれまで「知らない」ことがそもそもおかしかったのです。

そこで、特定の信仰の有無にかかわらず、もっと仏教について知ってもいいのではないかと思うようになりました。

ですから、今回本書を読み、なるほどと得心したことも少なくありません。

亡くなった人=仏様ではない

表紙には、大仏が中心に描かれ、吹き出しとして「Q」が書かれています。

「なんでこんな髪型なの? 」

「なんで怒ってるの?」

「釈迦が悟りを開いたのは、なぜ?」

以前、『仏教:日本仏教十三宗派の歴史が面白いほどよくわかる』(弓削長楽斎著、たちばな文庫)で、仏教の開祖であるお釈迦様は、北インドに実在したことをご紹介しました。

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仏教:日本仏教十三宗派の歴史が面白いほどよくわかる (弓削長楽斎著、たちばな文庫)は、仏教の歴史と宗派ごとの特徴を解説しています。苦しみ克服して真の幸せになるための知恵が説かれている仏教。その歴史や解釈がどのようになっているかがわかります。

小国の王子でしたが、「なぜ、人は老いることで苦しみ、病気で苦しみ、死で苦しむのか」と考え、29歳で王子の地位を捨てて出家します。

そして、35歳で悟りを得る、すなわち仏陀(ブッダ)となります。

その後、ブッダとなったガウタマ・シッダールタは、5人の僧侶に教えを説き、それが仏教の始まりになったそうです。

本書の詳細についてはお読みいただくとして、たとえば、上掲の『釈迦が仏教の開祖になれたのは、なぜ?』ですが、そこには、亡くなった人=仏様ではない、ことが書かれています。

これは仏教の大前提なので、知っておいてください。

よく、テレビの刑事ドラマで、遺体を「ホトケさん」なんて読んでますけど、あれは仏教としては正しい呼び方ではないのです。

仏様とは「仏陀(ブッダ)」のこと。

ブッダとは、悟りを開いた人のことです。

ただ亡くなるだけでは駄目なのです。

仏陀は一般には、お釈迦様の通称ですが、実際には悟りを開いた仏陀はほかにもいたそうです。

というか、「お釈迦様」自体が通り名で、本名はゴータマ・シッダッタというのですが。

まあいうなれば、力士をみんな「関取」と呼んでしまう間違いのようなものです。

関取というのは、力士の中で十両以上の大銀杏を結える人だけを指しますからね。

私が興味深かったのは、どうして神仏習合になったかというところ。

1868(明治元)年に神仏分離になるのですが、それまでは宗教は神仏習合が基本的な考え方でした。

といっても、神と仏の区別がなかった、ということではないんです。

要するに、神と仏を同じジャンルの信仰というふうに考えたわけです。

「神様、仏様」なんて並べるでしょ。

まさにその考え方です。

今でも、豊川稲荷のように神社の中に鳥居があったり、逆に神社の中に仏像があったりしますよね。

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本書によると、神仏習合は、八幡神が747年(天平19年)に東大寺の大仏建立を下し、翌々年には御神体を載せた輿が東大寺を参詣。

それによって、八幡神の名は全国に知れ渡り、東大寺に倣って鎮守として境内に祀る寺院も現れるようになったそうです。

まあとにかく、一気に読める読みやすさですので、ぜひ一度お読みください。

以上、眠れなくなるほど面白い図解仏教(渋谷申博著、日本文芸社)は、仏教に関する疑問を図解のQ&A形式で61テーマでまとめた書籍、でした。


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