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自衛官という生き方 仕事と生き方(廣幡賢一著、イースト・プレス)Kindle版は定年になった元陸上自衛隊幹部が語る自衛官生活

自衛官という生き方 仕事と生き方(廣幡賢一著、イースト・プレス)Kindle版は定年になった元陸上自衛隊幹部が語る自衛官生活

自衛官という生き方 仕事と生き方(廣幡賢一著、イースト・プレス)Kindle版は定年になった元陸上自衛隊幹部が語る自衛官生活をまとめた書籍です。特殊な職場ならではのエピソードや、仕事の魅力、プライベートなど多岐にわたって紹介しています。

著者は、1962年、岡山県生まれ。

桃山学院高等学校、甲南大学法学部卒業。

元2等陸佐。1987年に陸上自衛隊に一般幹部候補生として入隊し、第4普通科連隊小銃小隊長を皮切りに、幹部候補生学校区隊長、第1空挺団普通科中隊長・大隊長、東部方面混成団教育大隊長などを歴任しました。

自衛隊の階級はよくわかりませんが、定年まで勤めたのですから、かなり上の階級だと思います。

2017年に53歳で定年退職。

現在は民間企業で第二の人生を送っています。

その自衛官経験を、1冊の本にまとめています。

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国家公務員で、貯金も免許もTOEICも


どのような内容かは、Amazonの販売ページにまとめられています。
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誰もがその存在は知っている自衛隊。しかし「毎日どんな仕事をしているの?」と問われたら――? じつは戦闘職種ばかりではなく、給与計算などをする会計科、慰問などで演奏をする音楽科、交通整理や犯罪捜査をする警務科など、想像以上にたくさんの仕事があります。本書では主に陸上自衛隊の新入隊員からその後のキャリア形成、幹部自衛官の仕事までを一望し、特殊な職場ならではのエピソードや、仕事の魅力、プライベートなど多岐にわたって紹介します。
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警察は、都道府県警ごとに採用されるノンキャリ警察官は地方公務員で、警察庁採用のキャリア職員は国家公務員ですが、自衛隊については、すべて(特別)国家公務員として採用されます。

その数、約22万人。

自衛隊というと、国際平和協力の名のもとに、どこか外国に行かされたり、被災地で寝食もとらず働いたりすることはたしかにありますが、陸上自衛隊の場合、16の職種のうち、半分は後方支援だそうです。

たとえば、音楽科というのがあり、音大出身者に人気があるそうです。

ただし、やはり若い人でないとだめなので、53歳定年で、民間企業のような再雇用はありません。

慢性的な人材不足だそうです。

自衛隊に入ると、全寮制+制服支給だからお金は貯まるし、免許取得やTOEICスコアアップの支援をしてくれるというのは本当の話だそうです。

自衛隊では、隊員のスキル向上を目的として、さまざまな資格取得や免許の支援を行っています。

たとえば、普通自動車免許や大型免許、危険物取扱者免許、衛生管理者資格など、必要に応じて資格取得のための費用支援や教育プログラムを提供しています。

特に、役職に必要な特定の免許を取得するための支援があり、隊員は勤務しながら学習し、試験を受けることができます。

自衛隊内で提供される教育や訓練を通じて、免許や資格を取得することはキャリアの一環として奨励されていることもあります。

TOEICの取得支援で、自衛官は勤務時間外に学習することができ、TOEICスコアを上げることで昇進や配置転換の際に有利に働く場合もあります。

それらを取得してから、自衛隊を除隊する人も実際にいるそうです。

元手を作って店を開きたいとか、語学力を使った別の仕事につきたいとか。

「国家予算を使ってもらい、おのれのキャリアアップのためだけに自衛隊に在籍するとは何事だ」と思われますか。

でも、民間企業でも、自分本位の打算で入社する人もいますからね。

著者は、自衛隊の訓練を受けたものが、民間の各分野で活躍することは、それはそれで悪いことではないと考えるそうです。

団体生活や連帯責任に耐えられるかどうか


この動画、面白かったです。

それはともかくとして、自衛隊員というと、私が中学3年のときに試験を受けたことがあります。

知り合いの予備校職員がランチをごちそうしてくれ、「自衛隊の試験受けてくれ。うちにも割り当てが来ているんだ」といわれました。

当時は、中卒でも募集していたのです。

私が海上、友人が陸上を受けました。

試験は学力試験のみで、国語、数学、英語、社会、理科の5科目。

私は合格しましたが、友人は不合格でした。

しかし、友人も都立の普通科高校に合格しており、偏差値にすると50はあったと思います。

ですから、誰でも無原則にいれるというわけではなかったと思います。

そのとき、入っておけばよかったのかな。

ただ、その時点でも、防衛大学校なら大卒扱いで給料も出て、キャリアとして入隊できるって聞いてたので、何も中卒で慌てて入るもんでもないよな、と思い辞退しましたけどね。

いずれにしても、集団生活とか団体行動とか連帯責任とかは気が狂うほど苦手な性分なので、お金溜まる生活ができても、やっぱり無理だったと思います。

たとえば、スマホは自由時間のみ使用が認められ、消灯後は持ち回りの班長が箱に回収するそうです。

夜中、勝手にYouTubeとか見ることは許されないのです。

何しろ、23時消灯、6時起床、守れないやつがいたら班で連帯責任なんですから。

8時間眠らせてくれないのです。

そうした団体生活に耐えると、本書によれば2年間で500万円ぐらい貯まるそうです。

いかがですか。できそうですか。


自衛官という生き方 仕事と生き方 (イースト新書Q) – 廣幡賢一

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