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Windows11に非対応マシンでもアップグレードできるインストーラが、『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)で紹介

Windows11に非対応マシンでもアップグレードできるインストーラが、『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)で紹介

Windows11に非対応マシンでもアップグレードできるインストーラが、『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)で紹介されていました。ISOイメージをそのままインストールすれば、他には何の作業もいらないGithub発のソフトウェアです。

『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)は、Mr.PC12周年!記念号として、「ロングユーザーでも意外に知らないMicrosoftのすべてをお教えします! 」と、パソコンを便利に使えるようにする掘り出し物のアプリケーションソフトを紹介しています。

題して、Microsoftがまるごとわかる!

その中で、【第3特集:奇跡のパソコン復活術】という章があります。

Windows11がリリースされても、まだまだ古いパソコンは、設定やソフトの駆使で現役で使えます、というテーマですが、その中に、Windows10⇒Windows11へのアップロードを行うインストーラーが紹介されていました。

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誰でも無償で利用できるWindows11Upgradeインストーラ

Windows11がリリースされたのが2021年10月ですから、もう8ヶ月たちました。

四季の商戦に登場する新型マシンはWindows11に置き換わっていますが、では現在現役のマシンはどうされますか。

Windows11は、オンラインでWindows10からアップデートできますが、ただしどのマシンでも、というわけにはいきません。

今までのWindowsは、スペックが劣るマシンでもインストールは自由(ただし動きは遅くなる)でしたが、今回のWindows11は、「システム要件」が満たないものは、インストールできませんという「門前払い」がなされてしまうのです。

そして、実は現在多くのユーザーに使われているかなりのマシンが、当初は「門前払い」の対象でした。

しかし、多くのユーザーからブーイングがあると、誰かがリークした形で、Windows10をWindows11にクリーンインストール、もしくはアップデートする「裏ワザ」がネットに拡散され、YouTubeで実践する動画が次々公開されました。

それによって、かなりの現役世代マシンが引き続き使えるようになりました。

ただ、その「裏ワザ」というのは、レジストリエディターでいくつかファイルを作ったり、既存のファイルの中身をいじったりしなければなりません。

日常的にパソコンを利用するユーザーなら、そう難関というほどの手順ではないと思いますが、ユーザーの中には出荷時の状態でそのまま使っているような初心者もいます。

初心者も含めた広範なユーザー向けというわけにはいかない面もありました。

もっと単純に、あるソフトをインストールしたらノンストップで、アップデートできるものはないのか。

と、思われた中初級ユーザーは少なくなかったと思いますよ。

そんなとき、登場したのが、Githubでリリースされた、 その名もWindows11Upgradeというインストーラーです。

Microsoft傘下のGitHubからリリース

GitHubというのは、ソフトウェア開発プロジェクトのためのソースコード管理サービスを標榜しています。

ユーザからヒントを得て作成された開発プラットフォームという位置づけです。

ちょっとむずかしい紹介ですね(笑)

「GitHubにソースコードをホスティングすることで複数人のソフトウエア開発者と協働してコードをレビューしたり、プロジェクトを管理しつつ開発を行うことができる。」(Wikiより)です。

エンジニアの叡智を結集して、斬新なプログラムを保存して協働開発したりリリースしたりするサイトといったところでしょうか。

なんかあやふやな説明で恐縮ですが、私も一応、会員登録しています。

それで、同サイトに、Windows11Upgradeというインストーラがあります。

GitHub - coofcookie/Windows11Upgrade: Windows 11 Upgrade tool that bypasses Microsoft´s requirements
Windows 11 Upgrade tool that bypasses Microsoft´s requirements - GitHub - coofcookie/Windows11Upgrade: Windows 11 Upgrade tool that bypasses Microsoft´s require...

このISOインストーラは、ノンストップで、ユーザーはファイルを弄ったり取り替えたりといったマニアックな作業無しでWindows11にアップグレードできます。

アップグレードなので初期の壁紙はWindows10のまま

どうしてアップグレードできるのかというと、Microsoftの要件確認を飛ばして、つまり「門前払い」の「門」をスルーしてWindows11にアップグレードを進めてくれるプログラムになっているのです。

同サイトによると、「Windows11Upgradeは無料のオープンソースソフトウェアであり、GPL-3.0ライセンスを使用しています。」とあります。

要するに、誰でも無償で利用できるということです。

「おいおい、勝手にMicrosoftのOSをインストールするプログラムなんか作って、著作権的に問題ないのか」

「そうだよ、便利そうに見えて、実はウィルスやマルウェアを仕込まれてしまうのではないか」

と心配されますか。

ネットの世界ですから、それは当然のことと思います。

そのくらいの用心深さは、ネットーザーとしてむしろ必要です。

ただし、今回はそれはないでしょう。

なんとなれば、GitHubはMicrosoftの傘下にある同名の会社GitHub社が運営しているからです。

Microsoftが、子会社で自社のOSに不利になるようなものは、リリースしませんよね。

そして、本インストーラは、チェコ共和国出身のソフトウェア開発者であるcoofcookieさんの作成プログラムとして作者も公然としています。

ですから、安心してインストールできます。

これなら、パソコン初心者でも、ソフトのダウンロードやインストールさえできれば、誰でもWindows11環境にできます。

Windowsユーザーならリファレンスマニュアル的役割に

『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)の目次から見ていきます。

『Mr.PC (ミスターピーシー)』は月刊誌ですが、今号はWindowsユーザーにとってはリファレンスマニュアル的な役割を果たせるのではないでしょうか。

Windows10は、すでにサポート終了の時期を公表しています。

いずれは、新しいOSに置き換わるものですから、支障がなければ今のうちに変えてもいいかもしれませんね。

以上、Windows11に非対応マシンでもアップグレードできるインストーラが、『Mr.PC (ミスターピーシー)』(2022年5月号)で紹介、でした。


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