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突然大きな警告音とともに、画面いっぱいに「ウイルスに感染しました」という警告表示が出てくる機会。それは「サポート詐欺」です。

突然大きな警告音とともに、画面いっぱいに「ウイルスに感染しました」という警告表示が出てくる機会。それは「サポート詐欺」です。

Seesaaブログでもしばしば話題になる、突然大きな警告音とともに、画面いっぱいに「ウイルスに感染しました」という警告表示が出てくる機会。閉じるボタンも見当たらず、画面には、「今すぐこちらへお電話ください」というサポート窓口らしき電話番号が大きく表示されている。

それは、ネットでは有名な「サポート詐欺」というやつです。

サポート詐欺とは、パソコンでインターネットを閲覧している最中に、突然「ウイルスに感染しました」といった偽のセキュリティ警告を画面に表示させ、利用者の不安をあおって偽のサポート窓口に電話をかけさせる詐欺の手口です。

警察庁やIPA(情報処理推進機構)の解説によれば、電話をかけると「サポートが必要」と告げられ、有料のサポート契約を持ちかけられたり、遠隔操作ソフトのインストールを促されたりします。

支払いにはクレジットカードのほか、コンビニ決済や電子マネー、ギフトカードなどが使われるケースも報告されています。

サポート詐欺とはどんな手口なのか

画面に表示されているのは、いわゆる「サポート詐欺」の偽警告画面です。


これはWindows、Mac、iPhone、Androidスマホなど、インターネットを閲覧できるあらゆる端末で発生します。

パソコン自体がウイルスに感染して出しているわけではなく、ホームページ(Webサイト)の画面を全画面表示(フルスクリーン)にして、さもシステムのエラーが起きているように見せかけているだけだからです。

仕組みとしては通常のウェブサイトと同じなため、ブラウザ(Safari、Chrome、Edgeなど)が動く環境であれば、Macでもスマホでも同様の偽警告サイトが表示されてしまいます。

表示されてしまったときの対処法

画面に書かれている電話番号(0101-855-616-4109 など)に電話をかけたら「負け」です。

遠隔操作ソフトを入れさせられたり、サポート費用として高額な電子マネーなどを要求されたりします。

パソコンを正常に戻す(この画面を消す)には、ブラウザを強制終了するだけで大丈夫です。

対策
表示された電話番号には絶対に電話をかけない。 これが最も重要なポイントです。
「Esc」キーを長押しして全画面表示を解除する。 その後、タブやブラウザを通常の×ボタンで閉じます。
それでも閉じられない場合は、ブラウザを強制終了する。 「Ctrl」+「Alt」+「Delete」でタスクマネージャーを呼び出し、該当のブラウザを終了させます。
それでもダメなら、パソコンを再起動する。電源を落として再起動すれば、警告画面は消えます。

厄介なのは、こうした警告画面には閉じるボタンが見当たらないよう作られていたり、警告音が鳴り続けたりする点です。

画面いっぱいに表示され、キーボードの操作も一見効かないように見えるため、慣れない方ほど「本当に壊れてしまった」と焦ってしまいがちです。

実際にIPAへの相談件数は年々増加しており、テレワークの普及で身近に相談できる人がいない環境も、被害が広がりやすい一因になっているようです。

とにかく、その画面が出ても、パソコンは壊れておらず、ウィルスにも感染していません

IPAも、「画面が表示されただけであれば、偽セキュリティ警告画面を閉じるだけで問題ない」とはっきり説明しています。

つまり、被害が発生するのは「電話をかけてしまった後」からなのです。

表示された電話番号にさえ連絡しなければ、実害はまず生じません。

万一、慌てて電話をかけてしまい、遠隔操作ソフトをインストールしてしまった場合は、ネットワークから切断したうえでソフトをアンインストールし、可能であれば「システムの復元」を行うことが推奨されています。

クレジットカードで支払ってしまった場合はカード会社へ、電子マネーで支払ってしまった場合はその管理会社へ、速やかに連絡して支払い停止を相談したほうがいいでしょう。

日頃からの心構え


この画面は、決して「いかがわしいサイト」を見たから出る、というわけではなく、普通にこうしたブログの中にも仕込まれています。

ブログ制作者ではなく、広告の出稿者が仕込んでいるのですけどね。

あらかじめ手口を知っておけば、実際に遭遇しても落ち着いて対処できます。

IPAは疑似的にこの詐欺を体験できるサイトも公開していますので、家族や身近な方と一緒に一度目を通しておくのも良い備えになると思います。

不安な場合や画面の閉じ方が分からない場合は、一人で抱え込まず、IPAの「情報セキュリティ安心相談窓口」(電話:03-5978-7509)などの公的な窓口に相談することもできます。

慌てて電話をかけてしまう前に、「本当に電話をかけて大丈夫な相手なのか」を一呼吸置いて考える習慣が、被害を防ぐ一番の近道だと感じています。

みなさんは、このサポート詐欺広告と出会ったことはありますか。

参考:情報処理推進機構(IPA)「パソコンに偽のウイルス感染警告を表示させるサポート詐欺に注意」、警察庁「サポート詐欺対策」(いずれも2026年時点の公開情報を参照)


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