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エスカレーターを1列しか使わず長い列を作っている「日本人の生産性が上がらないのはこういうところ」という動画が示す様々な問題

エスカレーターを1列しか使わず長い列を作っている「日本人の生産性が上がらないのはこういうところ」という動画が示す様々な問題

最近、SNSで「日本人の生産性が上がらないのはこういうところ」というタイトルの投稿が話題になりました。内容は、エスカレーターを1列しか使わず、長い列を作っている日本の光景を捉えた動画です。この現象は、一見マナーに見えますが、実はさまざまな問題を引き起こしています。

260万を超える再生を記録しているこの動画は、行列が長いだけに、たしかに「衝撃」的なほどわかりやすいですね。ぜひご覧ください。


「エスカレーターは2列で」というアナウンスは、最近いろいろな駅で聞くのですが、それでも右を空ける習慣は改められません。(大阪は逆に「右立ち」かな。)

これは、左側に並んでいる人たちが保守的だからではなく、自分たちも急ぐときは片側を使うという「お互い様精神」があるからだろうと思われます。

それどころか、地域によっては条例で禁じられている「エスカレーターの駆け(歩き)上がり・下り」もいまだに行われています。

障碍者の事情を考えると、「片側を空ける」「歩いても良い」というエスカレーターの使い方は賛成しません。

以前もご紹介しましたが、右手しか使えない障碍者もいるんです。


一般に、脳障害者は後遺症として、体のバランスが悪くなることがあるので、手すりは必要なのです。

高齢の方も、手すりが必要なことはありますが、利き手(多くは右手)を使いたいことが多いのではないてじょうか。

障害がなくたって、誰でも歳は取りますからね。

「そういう人は、隣に設置されているエレベーターを使えばいい」という声もあるのですが、エレベーターは、ベビーカーや車椅子優先です。

そんな事言う健康な人こそ、階段を使えばいいのです。

私は、エスカレーターのダラダラ動きが嫌で、階段を使うことはめずらしくありませんが、学生時代にいわれた「階段は一段おきに上れ」を、若くなくなってからも律儀に守っているので、上り終えるとさすがに疲れます(汗)

エスカレーター1列使用の問題点

AIのDeepSeekに、エスカレーター1列使用の問題点をまとめてもらいました。

1. 移動効率の低下
エスカレーターを1列しか使わない最大の問題は、移動効率が大幅に低下することです。通常、エスカレーターは2人並んで乗れるように設計されています。1列しか使わない場合、理論上は処理能力が半分になります。特に通勤ラッシュ時など混雑する時間帯では、列が異常に長くなり、駅構内や商業施設内の人の流れを滞らせます。

2. 混雑によるストレスの増加
長い列に並ぶことは、利用者にとって心理的ストレスとなります。急いでいる人ほどストレスを感じやすく、イライラが募り、人間関係のトラブルに発展する可能性もあります。また、列の最後尾がわかりづらくなり、混乱を招くこともあります。

3. 緊急時のリスク
災害時や緊急事態発生時には、迅速な避難が求められます。1列使用が習慣化していると、避難経路としてのエスカレーターの容量が半減し、避難に時間がかかるという重大なリスクを抱えることになります。

エスカレーターを歩いて昇降する習慣があるため、1列空けている側を急いで通ろうとする人が転倒する事故が多発しています。特に荷物が多い時や高齢者、子供にとっては危険です。東京消防庁のデータによると、エスカレーター関連の事故は年間約1,000件以上報告されています。

片側だけに負荷がかかることで、エスカレーターの機械的な負担が偏り、早期劣化や故障の原因となることが指摘されています。メンテナンスコストの増加にもつながります。

なぜ日本では1列使用が続くのか

DeepSeekは、やはり3点挙げています。

1. 「お行儀が良い」という誤解
多くの日本人が「1列で並ぶことがマナーである」と誤解しています。実際は、2列で並んで立ち止まることが最も効率的で安全な使用方法です。

2. 歩行習慣の定着
「急ぐ人は歩いて昇降する」という習慣が根強く、そのために1列を空ける文化が続いています。しかし、これは安全性の観点から問題があるとされています。

3. 啓発不足
鉄道会社や商業施設が一貫したメッセージを発信できていないため、適切な使用方法が広まっていません。一部の企業は「両側立ち止まれ」キャンペーンを行っていますが、認知度はまだ低い状況です。

エスカレーターの1列使用は、一見「譲り合いの精神」のように見えますが、実は多くの問題をはらんでいます。

私はやはり、安全最優先の利用が大切だと思います。

みなさんは、いかが思われますか。


エスカレーターのかがく ー交通・輸送手段から考えるー – 元田良孝, 宇佐美誠史

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