
2025年5月20日、昭和歌謡界の大御所・橋幸夫さんが「アルツハイマー型認知症」と診断されていたことが公表され、大きな話題となっています。彼は2022年に軽度の認知症と診断され、治療を続けていましたが、2024年には中等度に進行したことが明らかになりました。
橋幸夫さんが中等度のアルツハイマー型認知症と診断されたことが20日、分かったと報じられました。
所属事務所「夢グループ」の石田重廣社長がこの日、都内で会見を開き発表しました。
橋幸夫さんがアルツハイマー型認知症発症 所属事務所「できる限り歌い続けてもらいたい」 https://t.co/ELhcLx47Pl
橋さん自身は継続に意欲を見せており、所属事務所「夢グループ」の石田重廣社長は「できる限り歌い続けてもらうようにしたい」と話した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 20, 2025
会見報道によると、橋幸夫さんは2020年頃から失見当識があり、22年の精査で軽度のアルツハイマー型認知症と診断されたそうです。
2023年11月には右頭頂葉脳梗塞を併発し、1週間の入院加療を行ったといいます。
さらに、昨年12月の精査で、有意な脳萎縮進行はなかったものの、認知機能中等度低下を確認。
中等度のアルツハイマー型認知症と診断されました。
石田社長が橋の異変に気付いたのは昨夏。
スタッフから「同じことを何回も言う」と報告があったといい、「歌はしっかり歌えた。でも言葉は同じ話の繰り返し」と報告されたそうです
今年にはいってからは、「歌も忘れ始めた」とし、2月に病気を疑い夫人に診断書の提出を依頼。
結果として「中等度のアルツハイマー型認知症」が明らかになったそうです。
認知症予防のために私たちができること
先日、ご紹介した樺沢紫苑医師は、専門が認知症です。
この動画によると、認知症は、生活習慣病と同じで、20年かけて発症します。
また、いきなり発症するのではなく、健康との中間にMCI(軽度認知機能障害)という予備軍段階があり、ここで手を打てば手遅れにはならない。
手を打つというのは、運動不足、睡眠不足、高血糖、糖尿病の改善。
年を取ると、出かけるのが億劫になるが、とにかく散歩をすること。
運動することで神経細胞を活性化させ、アミロイドβタンパクという認知症の原因物質が取り除かれる。
高齢者が散歩に行きたがらなかったら、一緒に手を繋いででも散歩することが重要といいます。
認知症は誰にでも起こり得る病気ですが、日常生活の中で予防に努めることが可能です。
石田社長は、「医師から、この病気と闘うには常に筋力を維持し日常生活をキープしてほしい。さらに、歌っている人生をできる限り維持していただくことが、進行をストップできると思うとアドバイスされた」と話しています。
ChatGTPに、日常的に取り組める認知症予防法をまとめてもらいました。
1. 食生活の改善
バランスの取れた食事は脳の健康を保つ上で重要です。特に、野菜や果物、豆類に含まれるビタミンB群、C、E、βカロテンは、動脈硬化やアルツハイマーの原因物質の増加を抑制する効果があります 。また、青魚に含まれるオメガ-3脂肪酸も認知症予防に効果的とされています 。
2. 適度な運動
定期的な運動は、脳の血流を改善し、認知機能の低下を防ぐ効果があります。特に、ウォーキングやダンスなどの有酸素運動は効果的です 。また、バランス感覚や柔軟性を高める運動も取り入れると良いでしょう。
3. 社会的交流の維持
人との交流は、脳に刺激を与え、認知症のリスクを下げるとされています。家族や友人との会話、地域活動への参加など、積極的に人と関わる機会を持つことが大切です 。
4. 脳を使う活動
読書やパズル、楽器の演奏など、脳を使う活動を日常に取り入れることで、認知機能の維持に役立ちます。特に、新しいことに挑戦することで、脳に新たな刺激を与えることができます 。
5. 良質な睡眠
十分な睡眠は、脳の疲労回復や情報の整理に不可欠です。規則正しい生活リズムを保ち、快適な睡眠環境を整えることが重要です 。
ストレスを避けつつ適度な刺激で日々を過ごしましょう
私ごときが補足しますと、たとえば「4」で「脳を使う活動」とありますが、これはね、ただ好きなYouTubeチャンネルとか、興味ある分野の本を読むだけではだめだと思います。
ストレスは認知症によくないといいますが、それは悩みになるほど重いもので、むしろ適度な圧は脳に刺激を与えるともいわれています。
たとえば、読書をするなら、何冊かに一冊は自分の不得手分野の本にするとか、1日少なとも20ページは読むとか、過酷でない、軽い圧が脳を覚醒させます。
橋幸夫さんは、80歳で京都芸術大学の通信教育課程に入学し、書画を学ぶ現役大学生としても注目を集めました。
橋幸夫さんは「歌手引退」中に大学に入っていた https://t.co/z9jRSxMdUI
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) May 20, 2025
教科書の文字が読めないと正直に告白していましたが、今にして思うと、もう症状が出ていたのかもしれません。
しかし、当時は、オンライン授業や課題提出を通じて学びを続けていました 。
現時点で学業の継続について公式な発表はありませんが、「命ある限り夢をもって学びたい」という姿勢から、今後も可能な範囲で学びを続ける意欲があると考えられます 。
橋幸夫さんのように、高齢になっても学びや新たな挑戦を続ける姿勢は、多くの人に勇気と希望を与えてくれます。
まさに、病状を進行させない「適度な圧」になるといいですね。
私たちも日々の生活の中で、健康的な習慣を取り入れ、認知症予防に努めていきましょう。
認知症を予防する! 医師が考えた 書くだけ脳活手帳 – 石川 久
