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麻生太郎財務大臣が「巨額の財政赤字で日本国債・円への信認が失われ、国民生活に多大な影響が及ぶことを懸念している」と発言

麻生太郎財務大臣が「巨額の財政赤字で日本国債・円への信認が失われ、国民生活に多大な影響が及ぶことを懸念している」と発言

麻生太郎財務大臣が、「巨額の財政赤字で日本国債・円への信認が失われ、国民生活に多大な影響が及ぶことを懸念している」と発言。過去の発言との不一致がまたしても話題になっています。何の説明もなく過去の発言を180度変えるような政治家は信用できますか。

国の財政赤字はいくら増やしても問題ないとか言ってた口で?

麻生太郎財務大臣は、24日午後の衆院財務金融委員会で、日吉雄太委員(立憲民主)の質問に対する答弁を行いました。

基礎的財政収支の黒字化を目指すことが、(歳出削減を通じて)デフレを助長しているのではないかとの見方について、「財政の持続化のために政府の借り入れ超過を解消すると同時に、投資や消費につなげる好循環を実現する中で、家計や企業の貯蓄過多が減少することが必要だ」との認識を示しました。


これが、まとめ記事です。


主なコメントを引用します。

3ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:09:02.02ID:KmdNNwU30>>25
財務省の犬め

14ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:10:11.11ID:7KTUdDeA0
まだまだ刷れる インフレなんて全然なってないんだし

18ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:10:45.79ID:FSZMHsiC0
でも途上国には多額のお金をばら撒いてきたよね

20ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:10:59.33ID:fjFapAqD0>>27
野党の時は真逆の事言ってたのにね

22ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:11:10.55ID:bZMONRV50
貯蓄過多って
お前ら上級の資産だけだろ

23ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:11:14.27ID:GgFUjYr40
国の財政赤字はいくら増やしても問題ないとか言ってた口で?

27ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:11:58.13ID:KmdNNwU30
>>20
何も理解せずに思いつきで発言していただけだから、あっさり財務官僚に洗脳される

33ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:12:25.16ID:5l+PKse80>>54
巨額の国債発行してるのは日本だけじゃ無いだろ。
相対的にどこの国がマシかって事で通貨の信任なんて決まるのに日本だけ緊縮しても仕方ないだろ。

54ニューノーマルの名無しさん2021/02/26(金) 17:15:26.11ID:LJwGpDrC0
>>33
2001年で政府債務を100とすると25年で

イギリス→5.0倍
米国→3.9倍
中国→23倍
フランス→2.6倍
カナダ→2.2倍
ドイツ→2.1倍

日本→1.8倍(笑)

これが現実の数字。日本以上に各国の政府債務は増加してる
日本は国債発行不足だからデフレなんだよ(貨幣供給量が足らない)


ということです。みなさんは、いかが思われますか。

「自分でお金を刷って返せば良いんですよ」

すでに、麻生太郎財務大臣については、以前も同じ様な答弁があり、それが野党時代とは180度違うという記事は何度か書きました。

麻生太郎財務大臣、過去に「お金は刷ればいい」「国が将来に借金を残す(かぶりを振って)違います」と述べた事実が明らかに
麻生太郎財務大臣が、過去のインタビューで、「お金は刷ればいい」「国が将来に借金を残す(かぶりを振って)違います」と述べていたことが明らかにされています。「後世の借金をさらに増やすのか」という現在の再支給否定との矛盾が指摘されています。

2010年7月、J-NSC(自民党サポーターズクラブ)インタビューです。

簿記がわかっていれば、帳簿つけて簿記がわかっていれば、政府が借金してるということは、100万円借りてれば、100万円必ずその反対側に貸してる人がいる。貸し方・借り方というのは、そうやってバランスがあるわけですから。帳簿ですよ、簿記。貸し方と借り方は常にバランス。だから政府の借金が増えりゃ、貸してる方に債権が立つ。政府が借金している。貸してるのは個人であり、銀行であり、企業が国債っていう名前で銀行が買う。個人が買う。政府の債務を買ってる……のは債権ですから。、
したがって、国が将来に借金を残す(かぶりを振って)違います。国に残っているのは、政府の借金と民間の債権と。これが一緒になって言っているのはありあり間違ってる。
一番いい例はギリシャ。ギリシャの政府が発券するギリシャの国債を、ギリシャ国民は信用しないから買わない。3割しか買ってない。残り7割は国際市場に売る。インターナショナルなマーケットで売る。そのインターナショナルなマーケットは、ギリシャの通貨ではなくて、ユーロ、もしくはドルという国際通貨でやってますから。いざ、というときになったら、そのお金をユーロで、もしくは、ドルで返さなくちゃいけない。当たり前でしょ。
傍ら日本の方は、95%は日本人が日本円で買ってる。残り5%を外国人が日本円、円建てで買ってる。したがって、満期になったら、日本の政府は日本円なんだから、自分でお金を刷って返せば良いんですよ。 ドルで返す必要ないんだから。円で返せばいいの。

どうせ、三橋貴明さんの受け売りとは思いますが、とにかく10年前はこう言っていたのです。

その言葉に責任は持たなくて良いのでしょうか。

こういうことを曖昧にしているから、政治家はいい加減なのです。

そして、政治家のいい加減さを有権者は許してはならないのです。

巨額の財政「赤字」と日本国債・円への信認失墜する?

麻生太郎財務大臣が述べているのは、クラウディングアウトという言葉で、MMT批判にしばしば出てくるキーワードですね。

私のような、MMT入門者の学び舎の玄関先を、チョロチョロしているレベルの者ですら、覚えてしまうほど定番の文言です。

クラウディングアウトというのは、政府が大量の国債を発行すると、市中の金利が上昇する。

だから民間の資金需要が抑制される、というロジックと私は認識しています。

でも、どうして国債を発行すると、市中の金利が上昇するのでしょうか。

財政出動で貨幣流通が増えるわけですから、逆に金利は下がると見るのが普通の見方だと思うのですが、違うのかな。

なぜ上がることを懸念するのかわかりません。

つまり、お金には限りがあるという前提、これもよくいわれる「お金のプール」論に基づいているからではないかと私は解しています。

「お金のブール」はない、というのがMMTの立場と認識していますが、非MMT(いわゆる主流派経済学者というやつですか)との根本的な違いの一つですね。

私が、クラウディングアウトという言葉を知ったのは、アベノミクスが取り沙汰された頃です。

アベノミクスが、日本国債を暴落させハイパーインフレを起こす、というロジックでした。

まさに「まんま」のタイトルの書籍がありました。

『アベノミクスが引き金になる 日本国債 暴落のシナリオ』(中経出版)という、石角完爾さんと田代秀敏さんの共著。

読まなくても結論がわかる、すばらしいタイトルです。

8年前に上梓された書籍ですが、20年来のデフレのさなかでした。

つまり供給過剰の日本で、多少ながらも財政出動を増やした時期ですが、この8年間で財政破綻や国債暴落やハイパーインフレを起こしたでしょうか。

そもそも、現在は「ハイパー」のつかないインフレの兆しも見えません。

財政出動で高インフレになり国債暴落を招く、という主張には、確たる裏付けはあるのでしょうか。

少なくとも、その説は8年経っても結果を出していないのです。

このへん、野党にはもっと厳しく突っ込んでいだきたいのですが、菅直人議員や野田佳彦議員のような、財務省のはなしにまんまとひっかかる人が最高顧問で踏ん張っている政党が野党第一党では、むずかしいのかな。

以上、麻生太郎財務大臣が「巨額の財政赤字で日本国債・円への信認が失われ、国民生活に多大な影響が及ぶことを懸念している」と発言、でした。


財政赤字の神話 MMTと国民のための経済の誕生 – ステファニー ケルトン, 土方 奈美


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