「80歳の壁」を超える食事術(吉村芳弘著、幻冬舎新書)は、70代以降は太っていることが健康維持につながるから食べようと唱える

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「80歳の壁」を超える食事術(吉村芳弘著、幻冬舎新書)は、70代以降は太っていることが健康維持につながるから食べようと唱える

「80歳の壁」を超える食事術(吉村芳弘著、幻冬舎新書)Kindle版

「80歳の壁」を超える食事術(吉村芳弘著、幻冬舎新書)は、70代以降は太っていることが健康維持につながるので、しっかり食べようと唱える書籍です。「2000万円問題」も言われますが、老後は貯金よりも健康を優先することが大切だとアドバイスします。

『「80歳の壁」を超える食事術』は、吉村芳弘さんが幻冬舎新書から上梓して話題になっている書籍です。

70代以降は、健康を維持するために太っていることが大切といいます。

そこで65歳を過ぎたら、毎日必ず食べるべきものを考えることが重要だと説明しています。

健康で幸せな高齢者に共通する特徴として、体型はぽっちゃりしており、朗らかでお話好きであることが挙げられています。

「老後2000万円問題」が、ひところ取り沙汰されましたが、老後の貯金よりも、健康を優先することが大切だとアドバイスしています。

なんとなれば、日本人の寿命は世界でもトップクラスですが、そのすべてが元気で過ごしているわけではなく、最後の10年は介護を必要としているのが現状です。

そこで、健康年齢を高めるためにはどうしたらいいか、という視点から、食べることを勧めています。

ただでさえ、人間は歳を取ると食が細くなります。

ですから、あれが身体に毒だの、これは高カロリーだからやめておこうだのといったことは考えず、とにかくしっかり食べよう、と唱えています。

Amazonの販売ページには、こう書かれています。

「80歳の壁」を超えるには、まず「食べる」こと。「健康=やせる」だった若いときとは逆で、70代では「やせない」ことが何より大切だ。老化に伴う病気でも、怖いのは病気そのものよりも、治療後に体力が落ちてしまうこと。そうならないために、65歳を過ぎたら食事をギアチェンジ、なんでも好きなものをしっかり食べて「小太り」「ぽっちゃり」になっておこう。筋肉を増やす食べ物、どうしても食欲がわかないときの対処法等々。高齢者の栄養・筋肉維持の第一人者である医師がアドバイスする、健康長寿のための新常識。

著者はリハビリテーション科指導医・専門医です。

本書はKindle版をもとにご紹介しています。

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肥満や痩せを表すBMIが高いほど病気の予後が良い

著者は、リハビリテーション科指導医・専門医として、たくさんの高齢者を診てきたそうです。

健康で幸せそうな高齢者は、決してやせ細っているわけでもなく、「無欲で孤高」でもないといいます。

健康で幸せな高齢者は、体型はぽっちゃりしていて、寡黙でもなく、朗らかでお話好きだそうです。

その一方で、いつもつまらなそうにムスッとした表情で、元気や活力がなく、ヨボヨボと生きている高齢者が少なくないとか。

その両者の違いは、著者によると体重なのだそうです。

高齢になっても、元気でイキイキとした毎日を過ごすためには、体重管理が大切だとか。

どう管理するのか。

できるだけ太っていることだそうです。

肥満パラドックス、という言葉を聞いたことありますか。

実は肥満や痩せを表すBMIが高いほど、病気の予後が良いという話です。

糖尿病だろうが、脳卒中だろうが、食べている人のほうが寿命には良いのです。

たとえばですよ、BMIの高い人は、たとえカップ麺やファストフードなど食生活が健康的でなくても、痩せている人よりも長生きする傾向、という研究報告もあるそうです。

小太りこそ健康という研究報告は、以前からありましたね。

実は「やせていれば健康」というのは間違いだ。この特集の第1回でも述べたように、日本で行われた7つの疫学研究をまとめ、約35万人のBMI(体格指数=[体重(kg)]÷[身長(m)×身長(m)])と死亡リスクのデータを解析した研究によると、最も死亡リスクが低いのは、男性の場合BMIが25.0~26.9、女性の場合23.0~24.9の人たちだった

BMIが高い人ほど、脂肪を蓄えているからだと考えられています。


ちなみに、私がBMIを計算したところ、たったの19.84でした。

もっと太ってもいいんですよね。

本当はね、今ならまだ、ラーメンライスとかね、きんつばとか甘菓子なども、たらふくいただきたいのです。

腹八分目とともに、食品メニューについても少し我慢しています。

若い頃は、ラーメンライスに餃子、さらに野菜炒めとビールを頂いていました。

そのぐらいいただいても、体重は60kgに満たなかったし、中性脂肪も60台(30~149㎎/dlが正常)でしたね。

現在は、歳を取って基礎代謝が落ちていますから、そうやって我慢して、HbA1c(NGSP値)の値が5.3~5.5ぐらいです。

ここでご飯をたらふくいただいてしまうと、正常値である「5.9%以下」を突破してしまうのではないかという不安があります。

では、糖質以外のものでお腹をいっぱいにすればいいではないかというと、動物性のタンパク質(要するに赤肉)を摂りすぎると、それはそれで大腸がんのリスクが増えますよね。

そのへんで、上手に体重を増やしながらも、血糖値をふやさない食べ方というのは考えてしまいます。

本書は、前期高齢者になったら、揚げ物でも赤肉でもいいからどんどん食べろ、という話です。

まあ、食が細くなれば、どんどん食べても、そんなに食べられるものではありませんから、「気にせずどんどん食べろ」という掛け声ぐらいでちょうどいいのかもしれません。

Amazon販売ページには、ほぼその要点ともいうべき内容が紹介されています。

  • ペットボトルの蓋を開けられる? 70代が健康貯金のラストチャンス
  • ダイエットは65歳まで。 食べたいものを食べ、体重を減らさない
  • 高齢者の半数は筋肉不足。 長生きする人はふくらはぎが太い
  • むせる原因は喉の筋力低下。食べない人ほど食べられなくなる
  • 「粗食こそ美食」はうそ。 野菜の味噌汁より豚汁
  • 毎食、肉・魚、豆腐、牛乳を。朝食にはステーキが理想的
  • 胃もたれする人は、ちくわ、はんぺんがおすすめ
  • 塩も醤油も使っていい。 食欲が増すなら晩酌もOK
  • ファミレスではパスタより、ハンバーグ定食を選ぶ
  • ーさじのえごま油や亜麻仁油が体内の炎症を抑える
  • 薬を5剤以上のんでいると不健康になる

これを読んでいて、ハッと思ったのは、「むせる原因は喉の筋力低下」という箇所です。

私は、疲れるとむせるクセがあるのですが、みなさんはありませんか。

疲れて筋力が低下するんですね。

BMIが足りないことが、災いしているのかも知れません。

なんか、ひとつ謎がとけたような気がします。

もっとも、私はまだ65歳ではないので、どの程度実践したらいいのか、考えちゃいますけどね。

「断食」や「糖質制限」は64歳まで!?

このブログでも、これまで「少食」「断食」「糖質制限」といったテーマの書籍をご紹介してきました。

それらの主張と両立しないではないかって?

もちろん、それらの書籍を否定するわけではありません。

そうではなく、それらは若いうちの話であり、体力も食欲も下り坂になる前期高齢者になってからは、それらを守らないことによるリスクよりも、食べないで痩せてしまうリスクの方が大きいという話です。

入院しても、体力がないと治療に耐えられません。

筋肉が衰えると、自力で体を動かすことが困難になります。

何より、食べる楽しみを満喫できないのは、人生としてつまらないと思います。

本書の食生活を実践しているのは、私が知っているところでは、俳優の林与一さんです。


そして、ファンとはツイッターを相互フォローし、自らの食生活を披露して、リプライを受け取っています。

すきやきには、卵2つ使いますし、横浜家系ラーメンもご飯付きですからね。

私もそれを見て、食欲が湧いてしまいます。

そして、そのことについて、フォロワーと朗らかにやりとりをする。

すばらしい老後ですね。

みなさんは、いかがお考えですか。

以上、「80歳の壁」を超える食事術(吉村芳弘著、幻冬舎新書)は、70代以降は太っていることが健康維持につながるから食べようと唱える、でした。

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