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『親を、どうする?』は、恩師の葬儀でひさしぶりに顔を合わせた40代の同級生3人が、親の老後と死を意識するようになる話

『親を、どうする?』(小林裕美子著、滝乃みわこ原作協力、実業之日本社)は、恩師の葬儀でひさしぶりに顔を合わせた40代の同級生3人が、親の老後と死を意識するようになる話です。親の老いに深くしずかに向きあう大人のためのコミックです。
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『戦前の少年犯罪』(管賀江留郎著、築地書館)は、犯罪報道のたびに取り沙汰される少年事件の「増加」「凶悪化」に対する反証本

『戦前の少年犯罪』(管賀江留郎著、築地書館)は、犯罪報道のたびに取り沙汰される少年事件の「増加」「凶悪化」に対する反証本です。少年凶悪犯罪(盗難を除く)は戦後一貫して減少傾向にあり、衝動性残虐性なども大して差がないという話です。
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『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』(大嶋信頼、すばる舎)は他人に振り回されていると感じる人への解決指南

『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』(大嶋信頼、すばる舎)は、他人に振り回されていると感じる人への解決指南です。現代社会は「孤独」という見方もありますが、周囲との関係に悩む人は少なくありません。本書は「暗示」による解決を標榜します。
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『キラキラネームの大研究』レッテルへの誤解や偏見を解く良書

『キラキラネームの大研究』(伊東ひとみ著、新潮社)は、キラキラネームが「日本語の体系の根幹に関係する問題」としています。もっとひどい言い方では「DQNネーム」といわれていますが、レッテルに対する誤解や偏見を解く良書と言えます。
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『気づけない毒親』(高橋リエ、毎日新聞出版)は子を圧迫する毒親の6つの傾向をまとめ支配されている人生の克服を希う

『気づけない毒親』(高橋リエ、毎日新聞出版)は、昭和世代で戦後後遺症とも言うべき「ねばならない」という強迫観念から子を圧迫する、毒親の傾向と対策についてまとめています。「自分の親に限って」とは考えず、自分のこととして考えてみませんか。
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『バナナと日本人ーフィリピン農園と食卓のあいだ』 (岩波新書) はバナナの9割を生産するミンダナオ島大農園の真実を描く

『バナナと日本人ーフィリピン農園と食卓のあいだ』 (岩波新書) は、バナナの9割を生産するミンダナオ島大農園の真実を描いています。かつては台湾でしたが、今やバナナと言えばフィリピンバナナ。明治以来の日本と東南アジアの歪んだ関係を描いています。
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『嫉妬をとめられない人』でいう自分が勝てないと思う相手を否定したりけなしたりして無価値化しようとするのは自己愛者かも

『嫉妬をとめられない人』(片田珠美著、小学館新書)をご紹介します。誹謗中傷、いじめ、嫌がらせ、叱責、孤立…。親しい人からの行為に苦しんだことはありませんか。逆に自分が嫉妬する側になった場合もあるかもしれません。その心得について解説されています。
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『自己愛的(ナル)な人たち』(岡野憲一郎著、創元社)「自分はイケてる、それを認めない周囲や社会が悪い」承認欲求が肥大化

『自己愛的(ナル)な人たち』(岡野憲一郎著、創元社)をご紹介します。あなたは自分を「イケてる」「本当はもっと社会的に認められるべきだ」なんて思っていませんか。承認欲求もたいがいにしないと、たんなる自己陶酔にとどまらずに周りは振り回されます。
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『無罪請負人刑事弁護とは何か?』(弘中惇一郎著、KADOKAWA/角川書店、kindle版)は国策捜査などの弁護人を受任の無罪請負人

『無罪請負人刑事弁護とは何か?』(弘中惇一郎著、KADOKAWA/角川書店、kindle版)をご紹介します。弘中惇一郎弁護士といえば、三浦和義ロス疑惑事件、薬害エイズ事件、小沢一郎氏への国策捜査などの弁護人を受任。 “無罪請負人”の異名を取りました。
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『ヤクザ1000人に会いました!』(鈴木智彦著、宝島社)は1000人を超えるヤクザを取材してきた著者の「アンケート調査」公開

『ヤクザ1000人に会いました!』(鈴木智彦著、宝島社)を読みました。1000人を超えるヤクザを取材してきた著者が、その実像を余すところなく描き、採取しつづけた「アンケート調査」も公開している前代未聞のヤクザリポートです。
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