東大から刑務所へ(堀江貴文/井川意高著、幻冬舎新書)は2人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ人生と世の中を語り尽くす

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東大から刑務所へ(堀江貴文/井川意高著、幻冬舎新書)は、2人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ人生と世の中を語り尽くす

東大から刑務所へ(堀江貴文/井川意高著、幻冬舎新書)は、2人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ人生と世の中を縦横無尽に語り尽くしています。東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を、「アカ落ち」したからこそ語れる内容で構成されています。

『東大から刑務所へ』は、堀江貴文さんと井川意高さんによる共著です。

2人の成功と挫折、そして刑務所生活を中心にした回顧録的な作品です。

Amazon販売ページのコピーです。

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大学在学中に起業したライブドアを時価総額8000億円企業にまで成長させながらも、
世間から「拝金主義者」のレッテルを貼られ逮捕された堀江貴文。

大王製紙創業家の長男として生まれ、幼少時代は1200坪の屋敷で過ごし、
42歳で3代目社長に就任しながらも、カジノで106億8000万円を使い込み逮捕された井川意高。

二人の元東大生が刑務所に入って初めて学んだ〝人生の表と裏〟〝世の中の清と濁〟。
東大では教えてくれない「人生を強く自由に生きる極意」を縦横無尽に語り尽くす。
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本書は一貫して、2人の対談の形式を取っています。

著者としては、「堀江貴文」が先に出ていますが、ホリエモンは終始、ですます言葉で話し、井川意高さんのほうは「~ですな」と、年長者が受け手のような話しぶりです。

熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録増補完全版(幻冬舎文庫)は、会社法違反(特別背任)罪で実刑4年の成功と転落の自伝
熔ける 大王製紙前会長井川意高の懺悔録増補完全版(幻冬舎文庫)をご紹介します。カジノの負債返済などに充てるため、子会社等の関連会社から計55億3000万円を借り入れ、損害を与えたとして、会社法違反(特別背任)罪で実刑4年を食らいました。

ホリエモンは、ネットを通しては横柄な話し方ですが、以前の著書でもご紹介したように、本書の印象はきわめて常識的な人です。

刑務所いたけど何か質問ある?マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】は、堀江貴文さんの獄中暮らしを漫画化
刑務所いたけど何か質問ある?マンガ『刑務所なう。&わず。』完全版【文春e-Books】は、堀江貴文さんの獄中暮らしを漫画化したものです。証券取引法違反容疑により逮捕。懲役2年6か月の実刑判決で、2011年4月26日~2013年3月27日まで塀の中で過ごしました。

彼のネット上の発言を額面通り受けるアンチは、意外に思うかも知れないでしょうね。

東大に入って、20代で起業して、ライブドアを買収して、30代でフジテレビや近鉄球団まで傘下に収めようとした人ですから、そりゃ、横柄でセンセーショナルなだけでは通用しないでしょう。

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不本意でも過去は過去

お二人には、それぞれ、「どうして捕まったか」については、今も不満があるようです。

ホリエモンについは、弁護士とも確認した行為であったのに、フジサンケイやプロ野球球団などの買収で目立ちすぎたため、証券取引法違反容疑は「出る杭は打たれる」だったとのこと。

一方、井川さんは、博打で子会社から金を借りたといっても、自分は株主で持ち株を処分して返すことにしていたのに、大王製紙をのっとりたい勢力が、ここぞとばかりそれを受け取らずに背任にしたてた、とのことです。つまり、クーデターに利用されたそうです。

とくに井川さんの場合は、その後本当に全額返済しています。

人を56したとか怪我させたとか、薬をヤッたとか、客観的なことと違い、起訴するかどうかは検察次第という、犯罪性自体が価値観で決まる経済犯でありながら、懲役という得難い経験をしたということです。

そのような「裏切り」や「嫉妬」を知ると、世の中って、ホント怖いよな、と改めて思ってしまいます。

といっても、「自分は悪くない」という自己弁護の書ではなく、2人は自らの過ちを認めつつ、それが単なる懺悔で終わらないように、再起への意欲を語っています。

彼らの優れている点は、その愚痴や怨みで完結せず、頭を切り替えて懲役生活を送り、シャバに出てきたらまた心を新たにして人生設計を立てているところです。

人生の限られた時間を、大事に使おうということです。

私は、自分を陥れたやつをずっと怨み続けて、それでクタクタになっています(笑)

刑務所を出た後の2人は、それぞれ新たな活動に取り組み、社会との接点を模索しています。

本書では、過去の行動や失敗を振り返るだけでなく、現代の日本社会の問題点や改善点についても考察が述べられています。

今は前進あるのみ


ホリエモンは、ロケット事業を行っていますが、あれは自分がロケットに乗りたいという道楽からではなく、日常的にロケットで一般人が宇宙に行けるようになれば、そこからまた新たな「想像もしないイノベーションを生み出してくれる」からであり、そんな「誰も見たことのない未来を見たい」からだといいます。

私は、ホリエモンについては好きでも嫌いでも全面肯定でも全面否定でもないのですが、少なくとも決して自利だけの人ではないと思います。

ホリエモンをとやかく言う人の中で、自分だってホリエモンに負けずにイノベーションの担い手として一石投じるぞ、という気概や志を持っている人が、果たしてどれだけいるのでしょうか。

井川さんは、下獄までは「跡継ぎ」という決められた人生を歩んできたが、懲役を機会にそれまでの人間関係を断舎離し、自分軸で生きることにしたそうです。

私より少しだけお若いと思いますが、今からでも人生をやり直すんだという気持ちはすばらしいですね。

いずれにしても、成功と失敗を経験したことで、人間としての深みが増し、読者に「失敗から立ち上がる力」や「再挑戦の大切さ」を伝えています。

本書をおすすめしたい方は、次の方々です。

・社会的成功者が失敗する要因や過程に興味がある人
・刑務所生活や再起の実態について知りたい人
・成功や挫折を乗り越える考え方に触れたい人

全体的に、2人の赤裸々な告白と冷静な自己分析が印象的で、人生の教訓や社会へのメッセージが詰まった一冊です。

堀江貴文さんや井川意高さんに、どんな印象を抱かれていますか。

東大から刑務所へ (幻冬舎新書) - 堀江貴文, 井川意高
東大から刑務所へ (幻冬舎新書) – 堀江貴文, 井川意高

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