田舎弱小パチンコ店長奮闘記(堀田あきお&かよ著、田舎弱小店長原作)は、大阪のパチンコの元店長・釘師さんが田舎のパチンコ屋を買い取って奮闘する話です。小さなパチンコ店でリアルタイムに繰り広げられている1人の男の奮闘模様がまんがで描かれています。
本書は、「田舎弱小店長」と呼ばれる実在の人物が、ブログで提供した実話をもとにしているそうです。
そして、漫画化するにあたり、堀田あきお&かよ夫妻が話を編集・アレンジしたそうです。
父親もパチンコ店を経営し、自らも大阪でパチンコ店の店長をつとめた主人公が、地方で格安のパチンコ店を買えるということで、オーナーになります。
常連の顔がすべてわかる地方の店です。
最初は、よそ者扱いされて、地域の仲間として認めてもらえるまでの苦労がありました。
田植えとか、誰かの葬式などがあると、お店は誰も客が来なくなります。
都会ではないので、いちげんさんの集客がほぼ見込めません。
つまり、数字の上限がだいたいわかります。
店内伝達のインカムなどは使わず、従業員は自分の判断で仕事をしています。
正月なのに釘を開けたり、その一方でお客さんからお米や飴をもらったりします。
主人公は店長兼釘師で、釘の打ち方は調整している人の後ろで見ながら覚えたそうです。
途中、店長を雇いますが、病気で退職したり、他の従業員も事情で欠けたりして、人手不足です。
たとえ田舎の小さい規模の店でも、パチンコ店は1人や2人では動かせません。
固定費(人件費)もかさみます。
いつも赤字に苦しみ、人手不足に悩む。
でも常連客の喜ぶ顔が見たくて、サービスで釘を開けてしまう主人公と店のスタッフの話です。
見どころ
[田舎弱小パチンコ店長奮闘記] 電子書籍 http://t.co/sVoBcEy5G0 pic.twitter.com/sBVxLdIW1x
— DMM倶楽部 (@bargainwindows) April 26, 2015
何より、まんがのベースは実話に基づいているため、田舎のパチンコ店の日常がリアルに描かれています。
たとえば、天気の良い日は客が来ないという地方店ならではのエピソードや、店員と常連客とのユーモラスなやり取りが魅力です。
パチンコ店がどのように運営されているか、広告やイベントで集客を工夫する様子、経営難の中で利益を出すための試行錯誤もわかります。
これは、業界の裏側を知りたい読者には興味深い内容です。
地方ならではのコミュニティの温かさや、店長と従業員、常連客との人間関係がほっこりと描かれています。
ユーモラスなキャラクターたちが織りなす人間模様も見どころの一つです。
物語は、やはりキャラクターの魅力で成り立ってますからね。
堀田あきお先生って
手塚治虫先生のアシスタントをしていたのか、知らなかった「 田舎弱小パチンコ店長奮闘記 」
単行本1巻
コンビニコミック1冊この漫画読みたくて
パチンコ雑誌買ってた
1巻に入っていない話があるけど
2巻目出ない
話数が足りないのかな#浦沢直樹の漫勉neo #堀田あきお https://t.co/qfVX0BCtlR— aki (@Losstime_3m) November 3, 2023
堀田あきお&かよ、という夫婦で制作しているので、その独特のユーモアセンスとイラストが、物語をより楽しくしています。
登場人物の表情や仕草の細かい描写が、笑いと共感を生み出します。
全体を通して、主人公である店長の苦労や葛藤が、コミカルでありながら感動的に描かれています。
小さな成功を積み重ねながら成長していく姿に、多くの読者が共感できるでしょう。
つまり、この物語では、パチンコ業界の裏側だけでなく、田舎特有の地域性や人々の温かみがユーモアたっぷりに表現されています。
店長が直面する課題には、天気や季節による客足の変化、不況の影響、法律規制への対応など、現実的で切実な問題が含まれています。
ギャンブル系は不案内でして……
嘘やろって思うかもしれないけど、ギャンブル依存症の僕は通帳残高が0になるまで賭ける??
頭では分かっている…
一発で一攫千金…
大勝ちした過去があれば尚更…お金に困っている時はギャンブルで何とか返さなきゃと頭いっぱい??
沢山家族に迷惑かけた??
たぶん自分と同じ想いの人いるだろうなぁ…— lob star (@lobstar19969084) January 20, 2025
パチンコは、20代の頃やりましたが全然入らず、それほどのめり込む前に撤退しました。
私は、実はギャンブル系は、あまり興味がないつまらない人間なのです。
横浜の鶴見で、花月園競輪があった頃、カタイのばかり買って、普通にバイトする日当ぐらい勝つと、もうやめちゃう(笑)
当時のバイトの日当なんて5000円ぐらいが相場ですよ。
しかも、そのお金も、その日に美味しいもの食べて使いきっちゃいます。
お金を残すと、そこから破滅が始まっちゃうかも知れないし。
106億溶かした人とは、全く比べるようなものではないですね。
お金がなかった頃、CoCo壱番屋の創業者じゃないですが、パチンコ店で玉拾ったことはありますけどね。
それも、その日の飯代でしたが、今は絶対にできません。
宝くじも、自分で買ったことはないですね。
あんな胴元(総務省)がぼったくる期待値の低いものではねえ。
いちばん大きな理由は、自分自身の運を信じてないからです。
「モラタメ」の「モラ」は2年間応募し続けても、1回も当たらなかったですから。
自己実現は、自分の努力と実力しか得られないと思っています。
逆にあたったら、その反動で悪いことが起こるんじゃないかって心配してしまうし。
それはともかくとして、この作品は、パチンコ業界に興味がある人だけでなく、地方での生活や中小企業の苦労に興味を持つ人にも楽しめる内容です。リアリティと笑い、そして少しの感動を楽しめる一冊です。
Kindle Unlimitedのほか、いくつかの電子書籍ストアで無料で閲覧可能なので、興味があればぜひ御覧ください。
みなさんは、ギャンブル系、いかがですか。
以上、田舎弱小パチンコ店長奮闘記(堀田あきお&かよ著、田舎弱小店長原作)は地方のパチンコ店で繰り広げられる男の奮闘模様の漫画、でした。
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