『マンガでわかるマンション管理員』は、河村誠さん、南野苑生さん、堀田孝之さんによる著書で、三五館シンシャから出版

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『マンガでわかるマンション管理員』は、河村誠さん、南野苑生さん、堀田孝之さんによる著書で、三五館シンシャから出版

『マンガでわかるマンション管理員』は、河村誠さん、南野苑生さん、堀田孝之さんによる著書で、三五館シンシャから出版されています。この本は、マンション管理員の仕事についてマンガ形式でわかりやすく解説している一冊です。

マンション管理に関する基本的な知識や、日常の業務内容、住民対応のポイントなどを楽しく学べるように構成されています。

「学べる」といっても、マンガ形式で描かれているため、初めてマンション管理員の仕事に興味を持った人や、これから始めようと考えている人にも親しみやすい内容です。

また、既に管理員として働いている方にとっても役立つヒントが多く含まれているでしょう。

定年退職者の人気ナンバーワン職らしいですからね。


本書は、漫画で管理員夫妻の日常を通して、次のような内容が描かれています。

マンション管理の基礎知識:管理員の役割や重要性、法律や規則の概要。
日常業務:掃除、設備点検、住民とのコミュニケーションなど、実際の業務の流れ。
トラブル対応:クレーム処理や緊急時の対応方法。
成功例や失敗例:具体的な事例を通じて、より現実的な視点で学べる。

どんな仕事なのか興味がある方には、参考になる漫画だと思います。

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家賃と光熱費はタダだけど……

主人公の南野苑生さんは、夫婦二人暮らし。

後期高齢者です。漫画の頃はもう少し若かったようです。

若い頃は、コピーライターとして活躍しました。

ところが、阪神・淡路大震災で仕事が激減し、そんなときに独立。

夫婦2人の会社なのに広いOfficeを借りて、3000万近い持ち出しで経費倒れしてしまいます。

もうホームレスしかない、というところまで追い込まれたときに、夫人が「マンション管理員やりましょう」と提案。

マンション管理員というのは、マンション管理会社に雇われるか、もしくは個人事業として請け負う管理人の仕事です。

マンション住人は、管理組合に入ることが法律で決められていますが、組合はその徴収した管理費の中から一部を支払い、管理会社に管理を委託します。

その管理会社から管理員は報酬が支払われるのて、マンションの住人の中には、自分たちが管理員を食わせてやっているという高慢な意識を持つ手合いがいるらしい。

管理規約には書かれていない用事を言いつけ、言うことを聞かないと管理会社に苦情を言う、などという住人もいるそうです。

それって、「公務員は国民が食わせている」に等しい物言いですよね。

コ◯キじゃないんだからさ。

労働の対価として報酬をもらってんだから。

困った住人たちとの様々な出来事が、本書では描かれています。

なお、住み込み管理員である南野さんの場合、家賃と光熱費は管理費で出してくれるそうです。

それ以外に、夫婦で月収合計21万円。

ただし、住み込みだと9-17時なんていう表向きの「就業規則」など、あってないようなものだそう。

安いか高いかは、管理会社やマンションの住人の質にもよるかもしれませんが、このワーキングプア時代に、悪くない余生という気がしないでもありません。

マンション管理員、どんな仕事だろう


私も何年か前、「マンション管理人しようかな」と言ったことがあるのですが、妻からは、「理不尽なトラブルを持ち込まれて大変な仕事だからやめたほうがいい」と反対され、沙汰止みになりました。

理不尽なトラブル自体は、仕事だと割り切れるかも知れません。

が、私はセンシティブで不寛容な人間なので、理不尽なことを押し付ける住人の了見を目の当たりにして、人間不信になってしまうかもしれないので、あとあと生きづらくなるなと思い、やめました。

こういう仕事は、人間の本性みたいなものが、見えるのかも知れません。

私も8年ぐらいマンション暮らししましたが、たぶん迷惑はかけていないと思うんですけどね。

現役の管理員の方はおられますか。

管理員とトラブルになった方はおられますか。

マンガでわかるマンション管理員 - 河村 誠, 南野 苑生, 堀田 孝之
マンガでわかるマンション管理員 – 河村 誠, 南野 苑生, 堀田 孝之

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