【衝撃】私たちが直視を避けてきた「日本の末期症状」とは?適菜収『日本崩壊百の兆候』(ベストセラーズ)が語る、崩壊の5つのサイン

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【衝撃】私たちが直視を避けてきた「日本の末期症状」とは?適菜収『日本崩壊百の兆候』(ベストセラーズ)が語る、崩壊の5つのサイン

最近、テレビやネットのニュースを眺めていて、背筋が寒くなるような違和感を覚えることはないでしょうか。政治家の犯罪が連日のように報じられ、かつてなら一発で政治生命が終わったはずの「嘘」が公然とまかり通る。私たちは今、目に見える崩壊の渦中にいます。

作家・適菜収氏は、その著書『日本崩壊百の兆候』において、わが国がすでに「末期症状」にあると断じています。
国家の崩壊とは、ある日突然、爆弾が落ちて始まるものではありません。日常の風景の中に「異常」が静かに浸透し、人々の知性が白痴化(はきちか)し、感覚が麻痺していく過程こそが、真の崩壊なのです。

本記事では、適菜氏の峻烈な批判精神に基づき、日本という国家の「底が抜けた」現状を示す5つの兆候を、その背後にある哲学的な絶望と共に解き明かします。

カレンダーが作れるほどの「政治の劣化」

日本の政治、とりわけ日本維新の会の現状について、適菜氏は「異常を通り越して、平常になっている」と冷笑します。不祥事が報じられない日があると、逆に「何かあったのか」と心配になるほど、彼らの犯罪的行為は日常の一部と化しています。

単なる不祥事ではありません。その内容は多岐にわたり、かつ低俗です。適菜氏は、あまりにも頻発する維新の不祥事に対し、次のような皮肉を投げかけています。

「いっそのこと、日めくりカレンダーでもつくるか。たとえば、『一月二日は堺市議・西井勝が自動車運転過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕された日』……みたいな感じで」

現実に目を向ければ、リコール署名偽造事件での逮捕(田中孝博)、さらには「女子高生三人に向かって下半身を露出し、公然わいせつの疑いで逮捕された」元公認候補(赤坂大輔)まで、枚挙に暇がありません。これほど多様な「犯罪の記録」が更新され続けても、支持者が思考を停止させ、組織が浄化されない現状こそが、社会の底が抜けたことの証左なのです。

マスコットに隠された「不気味な本質」

大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」に対する大衆の反応は、日本社会の「飼い慣らされた思考停止」を象徴しています。当初は「気持ち悪い」「生理的に無理」と拒絶されていたものが、いつの間にか「見慣れるとかわいい」と受容されていく。この過程は、極めて不気味です。

適菜氏はこのキャラクターの造形に、日本の現状を投影しています。

「『ミャクミャク』はマンホールの蓋のデザインにもなっていたが、下水道に生息している……汚いものを象徴している妖怪にも見える。一部の連中の利権のために国民を巻き添えにするという話」

利権のために国民を犠牲にする万博の構造そのものが、あの「汚いものを象徴する」マスコットとして顕現しているのです。それを「かわいい」と飲み込む大衆の感性は、毒を毒として認識できなくなっている、まさに「末期」の兆候と言えるでしょう。

保守を自称する「ビジネス右翼」の台頭

現代日本を蝕んでいるのは、歴史や伝統への敬意を欠いたまま「保守」を商売にする「社会のダニ」のような勢力です。適菜氏は、百田尚樹氏らを例に挙げ、彼らの活動を「保守ビジネス」や「自慰史観(愛国ポルノ)」であると一蹴します。

本来、保守とは近代の危うさを警戒する知的な営みです。しかし、現代の「自称保守」たちは、自国に都合の良い物語に酔いしれるだけで、歴史の構造を何一つ理解していません。適菜氏は、彼らを「近代の構造が理解されていない」「チンパンジーが集まっている」と表現し、その無教養を突いています。

「日本の政治家のほとんどは、日本の歴史を知らない。日本の伝統、日本の文化、日本そのものに対する敬意も誇りもない」

歴史を知らぬ者が、自分たちの「商売」のために伝統を語り、国を壊していく。この知的な空洞化こそが、国家の背骨を折っているのです。

嘘がタブーではなくなった「安倍的なもの」の蔓延

かつて、日本の政治には最低限の「誠実さ(honesty)」という歯止めがありました。しかし、安倍政権以降、言葉は破壊され、嘘がバレても開き直れば済むという風潮が蔓延しました。

ここで適菜氏が指摘するのは、西洋民主主義との絶望的な差です。例えばイギリスのボリス・ジョンソン元首相は、嘘をついたことでとっちめられ、政治生命を失いました。対して日本(維新や自民党の一部)では、嘘がバレても平気な顔をし、それを指摘する側を「偏向だ」と攻撃する。この「誠実さ」の欠如は、根源的な欠陥に由来します。

「安倍政権が徹底的に日本語の破壊を行ったのは、国家という前提がないからです」

国家という共通の前提を失った「根無し草」たちが、目先の権力や動員の道具として言葉を使い捨て、破壊し尽くす。その結果、社会全体の倫理観は「壊滅」へ向かっているのです。

万博とジャニーズ問題にみる「日本社会の縮図」

一見、無関係に見える「万博の迷走」と「ジャニーズ事務所の性加害問題」は、同じ病根から生じた双子のような事件です。そこにあるのは「自浄作用の完全な欠如」と、権力に媚びへつらう「メディアの忖度」です。

万博では、軟弱地盤やメタンガス爆発の懸念、そして「二億円かけるトイレ」といった狂気の沙汰が報じられても、なお開催へと突き進みました。

メディアは利権を前に不正に目を瞑り、ジャニーズ問題でも同様に、数十年もの間、腐った現実を直視せず、温かい世界の中で沈黙を続けました。

「気づいたときは手遅れだった」

社会のダニや寄生虫のような連中が政権の中枢や利権構造に入り込み、修復不可能なほどに国を食い荒らした後に、メディアは「検証」などと称してアリバイ作りを始めます。

しかし、適菜氏が警告するように、私たちが「異常」に気づいたときには、すでに再生の機会は失われているのです。

崩壊の先にある「問い」

記事全体を通じて浮き彫りになったのは、単なる政治の失敗ではなく、私たち日本人自身の知性と道徳の「劣化」という事実です。適菜氏が投げかけるのは、「われわれはどこで道を間違えたのか?」という、魂を削るような重い問いです。

もはや、通り一遍の解決策で事態が好転する段階は過ぎ去りました。再生への唯一の、そして最も苦痛を伴う第一歩は、自分たちがどれほど劣化し、底の抜けた社会を許容してきたかという「絶望的な正体」を正確に認識することです。

異常を異常と呼び、壊された言葉を自分の手で取り戻す。この崩壊のサインを、あなたはいつまで「他人事」として見過ごし続けるつもりでしょうか。自ら考えることを放棄した国民に、明日を語る資格などないのです。

日本崩壊 百の兆候 - 適菜収
日本崩壊 百の兆候 – 適菜収

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