AcerCB3-111-H14Mは楽天に出品しているリユース(つまり中古)品を購入。液晶が11.6型でサイズが1.1kgのChromebookです

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AcerCB3-111-H14Mは、液晶が11.6型、サイズが1.1kgのChromebookです。楽天に出品しているリユース(つまり中古)品から入手しました。現在市場に出ているChromebookR11(29800~49800円)の前機種で税込9980円。肉眼で目立った痛みが見えない優良品です。

Chromebookとはなんだ

Chromebookのシェアが伸びているそうです。

株式会社MM総研が取りまとめた、国内Chromebook市場の動向によると、2019年末時点で245,000台(シェア1%)だった市場が、2020年には1,571,000台(シェア13%)に急増する見込みといいます。

Chromebookのシェアが1%から13%に急増。2021年には24%へ
 株式会社MM総研21日、国内のChromebook市場の動向を取りまとめた。これによれば、2019年末時点で245,000台(シェア1%)だった市場は、2020年には1,571,000台(シェア13%)に急増する見込みだという。

その理由は、文部科学省が推進するGIGAスクール構想によって、公立小中学校に1人1台の端末配備が進んでおり、その端末にChromebookを採用する自治体が増えたというのです。

WindowsでもなければMacでもない。

シェアから行けば、それらを選んだほうがいいはずなのに、どうして、Chromebookなのでしょうか。

Chromebookというのは、ChromeOSで動くパソコンです。

Chromebookというのは、Windowsでもなく、MacOSでもなく、Googleが2009年に発表した、Chrome OSを搭載したコンピュータのことです。

ChromiumOSという、Googleが開発したオープンソース(改良等行えるということ)をもとにして作られています。

特徴は、ブラウザのGoogleChromeの中でできることがすべてということです。

WindowsやMacのような、アプリケーションソフトはインストールできません。

比較的新しいマシンには、スマホを動かしているAndroidOS用のアプリ、つまりスマホアプリをインストールできますが、基本はブラウザでできることがすべてというマシンです。

ネットサーフィン、ネット上で使うWebアプリなどです。

「だったら、WindowsやMacよりも不便ではないか」

と、思われますか。

そこは、いかなる価値で使うかという考えようです。

むしろ、シンプルだからこそ、価格も安く、管理も簡単、ということもできます。

OSは、Googleが自動更新します。安全安定です。

ブラウザがプラットホームなので、パソコン初心者でも比較的ハードルが低くなっています。

むしろ余計なアプリが入らないので、余計なファイルを入れたり、大切なファイルを消したり、というトラブルが有りえません。

ですから、学校教育にはもってこいの端末なのです。

何しろ、使うだけで、保守に気を使うことがないわけですから。

しかも、モバイル用途を前提としているので、ノート型PCとタブレット型PCの両方の使い方ができるモバイル端末(2in1 PC)のモデルもあります。

そして、総じて小型軽量です。

ただし、最近は以前に比べると高機能化して、高いものになると、Windowsのトップモデルに近くなるので、すでにWindowsやMacをメインマシンとするユーザーが、セカンドマシン、もしくはモバイル用途で試験的に使うマシンとしては、ちょっとお値段が高いかな、という気がしていました。

そんなとき、ハピタスの溜まったポイントで買えるAcerCB3-111-H14MのC中古品が、リユース専門店で売り出されていたので、お試しのつもりで買いました。

AcerCB3-111-H14Mとはなんだ

AcerCB3-111-H14Mは、Intel Celeron (N2840,2.16GHz,1MB)を搭載した、11.6型(1366×768)、本体重量(概算)1.10kgのChromebookです。

AcerCB3-111-H14M

2015年2月25日に発売されました。

1.10kgという軽量ですが、Chromebookとしては十分なメモリ4GBならスペック的にも十分です。

真っ白な筐体に、Chromebookのロゴがおしゃれです。

真っ白な筐体に、Chromebookのロゴ

MacBookを意識しているような気がします。

ただ、中古というと、届いて使ってみなければわからない賭けのような面があります。

その昔、ニフティがインターネットではなく「パソコン通信」のサービスだった頃、ノートPCを「卒論でしか使わなかったから新品同様」というので買ったことがあります。

たしかに使い込んではいませんでしたが、ずっと押し入れに入っていたからなのか、いきなり故障で修理したことがありました。

ヤフオクで掘り出し物も落札したこともありますが、そうしたリスクを考えると、具体的に欲しい物があったらリユースの専門店もチェックしておいたほうがいいでしょう。

で、今回は楽天に出店しているwonderrexというお店の発売です。

「細かなキズやテカリ、汚れがありますが、多少の使用感のみで状態の良い中古品」とことわりがありました。

まあ、中古品販売の「お約束」のようなもので、多少の「キズやテカリ、汚れ」はあって当然と考えるべき。

が、届いたものは、肉眼では目立つ「キズやテカリ、汚れ」はなく、特定ユーザーが使い込んだというより、せいぜい店内展示品といった趣でした。

せいぜい店内展示品

もちろん、中古品を専門に売っているお店なので、クリーニングもきっちり行っているのでしょうが、そもそも前のユーザーが大切に使っていたのでしょう。

Chromebookのユーザーは、MacBookのユーザー同様、マシンを大事に使います。

たとえば、キーボードにはカバーをかけて使うとか。

仕事の道具、と割り切ることが多いWindowsユーザーとは、そこが違いますね。

CPUはそれほど高性能でもありませんが、Chromebookは現在の新品市場でもメモリが2GBしか搭載されていないものもあるので、4GB搭載は良いと思いました。

筐体はモニターが11.6インチ、重さは1.1kgです。

CPUはCeleron N2840 2.16GHz、メモリー4GB、記憶容量16GBです。

アプリも入れないし、作成したデータはGoogleドライブに保存するので、大容量の記憶装置は採用していません。

そのシンプルさも魅力です。

起動が一瞬なのは、さすがChromebook。

起動が一瞬

それで、価格はいくらかといいますと、9,980円でした。

この20円が大きいですね。

つまり、1万円を切っているかどうかの違いがありますから。

自動更新ポリシー

とまあ、Chromebookについて、ずっとベタ褒めしてきたわけですが、ひとつだけ注意点があります。

それは、自動更新ポリシーです。

Chromebookは、GoogleがChromeOSを自動的に更新してくれます。

しかし、決められた時期でそれは打ち切られます。

マシンが動かなくなるわけではありませんが、サポートを受けられなくなるということです。

現在はその期間が8年以上になりましたが、今回のAcerCB3-111-H14Mの頃は6年ぐらいでした。

で、自動更新ポリシーは2021年9月となっています。

つまり、ほぼ2年。

購入価格で計算すると、1年あたりの償却額は5000円ということになります。

まあ、美品ですし、悪い買い物ではないでしょう。

Chromebookについては、この4ヶ月後、ヤフオクで、ASUS Chromebook C202SA-YS02を8950円で落札しました。

ASUS Chromebook C202SA-YS02はヤフオクで8950円落札した超美品でまだ新品市場に残っている国内最安値が29800円する機種
ASUS Chromebook C202SA-YS02を、ヤフオクで8950円落札。超美品でした。まだ新品市場に残っている製品で、新品国内最安値が29800円(発売時は40800円)する機種ですが、オークションの上限は「1万円」と定めて入札したので予算内で収まりました。

こちらは、Androidアプリも使えるので、そのレビューなども機会があればチャレンジしようと思っています。

以上、AcerCB3-111-H14Mは楽天に出品しているリユース(つまり中古)品を購入。液晶が11.6型でサイズが1.1kgのChromebookです、でした。

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