ガソリン代どうする? 人間まおが描いたみんなの体験記(Kindle版)は、女性3人組が車で出かけたものの価値観の違いで問題が発生

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ガソリン代どうする? 人間まおが描いたみんなの体験記(Kindle版)は、女性3人組が車で出かけたものの、価値観の違いで問題が発生

ガソリン代どうする? 人間まおが描いたみんなの体験記(Kindle版)は、女性3人組が車で出かけたものの、価値観の違いで問題が発生するストーリーです。かつて一緒に楽しんだクラスメートも、社会に出ることで評価が相対化されていく様子を描いています。

『ガソリン代どうする?』は、人間まおさんによって描かれた作品です。

3人の女友達が車で出かける際に、運価値観の違いから様々な問題が発生するストーリーです。

この作品はブログで物議をかもしたことでも知られており、普段運転する人々から頷きのコメントが多数寄せられています。

身近な「あるある」ストーリー。

人間まおさんについては、これまで、『毎回遅刻してくる友人』と、

毎回遅刻してくる友人(人間まお著)は友人の遅刻をいつも許してしまう。でも、このままじゃダメだよねー、と主人公が葛藤する
毎回遅刻してくる友人(人間まお著)をご紹介します。友人のみかは毎回遅刻。でも注意すると気まずいしそれ以外は一緒にいて楽しい。だから、いつも許してしまう。でも、このままじゃダメだよねー、と主人公が葛藤するKindle版の無料漫画です。

『中学の友人が私に会いにきた理由』をご紹介したことがあります。

中学の友人が私に会いにきた理由(人間まお著)をご紹介します。Facebookでつながった、かつての級友がマルチ商法に誘ってきた
中学の友人が私に会いにきた理由(人間まお著)をご紹介します。Facebookでつながった、かつての級友がマルチ商法に誘ってきた話です。遠い昔の友人から「会いたい」と言われれば、せっかくの再会の機会を大事にしたいという気持ちを利用されてしまうのです。

いずれも、自分にとって迷惑な友人だけれど、うまく諌めることもできず、上手に距離も置けない。葛藤の末、お付き合いをやめる、という展開です。

今回も、その基本的なストーリーは同じです。

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私が乗って楽しませてあげた?

本作の主人公は、すみれ。

学生時代からの友人、あいとゆっきーを自分の車に乗せ、自分が運転して3人で旅行に行きました。

運転だけでなく、目的地までの時間やルートを算出するのもすみれ。

目的地で2人は酒盛りをしたため、二日酔いで予定は大幅に変更となり、最終的には3人バラバラで行動することに。

せっかくたてた計画はだいなし。

運転するから、酒もほとんど飲んでいないのに割り勘。

自分だけが運転して車も提供しているのに、ガソリン代はいろいろあって結局割り勘。

いろいろ思うところはありましたが、

「私もその場その場で思ってること言えれば良いんだけど、せっかくの旅行だし、それで雰囲気壊すほうが気まずくて嫌なんだよな~」と、すみれは自分を納得させます。

後日、2人のうち、あいは気づいてくれました。

職場のメンバーと、車で日帰り旅行をした時、ガソリン代は運転手以外で割り、それとは別に運転手にお礼をあげたことで、自分がいままで、いかにすみれに甘えていたかに気づいたというのです。

ところが、もう一人のあっきーは気づきませんでした。

というより、その考え方に反対しました。

あっきー曰く、運転した人も、そこに行きたくて、みんなで行って楽しんだ。運転した人が行きたかったところなら、1人でも行っただろうし、1人で行けばガソリン代自腹。なのに、ガソリン代を運転手以外で割ったら、運転手はタダで行けるってことになる。

「それってずるくない?」

この限りでも、運転手が自分の車を提供して運転した、ということは一切考えていないようです。

ガソリン代以外に、運転手にお礼、なんてことはもうあり得ないよう。

「運転するのって、そんなに大変かな。普通みんなとおしゃべりできるし、お菓子もジュースも飲めるじゃん。友達と一緒に行きたいから行ってるわけだし、さらにお金も払ってもらおうなんて、やっぱおかしいよ」

これも自分勝手な理屈ですよね。

要するに、「私が乗って楽しませてあげた」ということですが、1人で運転するほうが、気を使わなくて良いという考え方もあるんですけどね。

あっきーは、ひとさまに感謝する、ということがないのかもしれません。

ことほどさように、すみれはあっきーと価値観の違いを感じ、以来、あっきーの行動に疑問を感じるようになります。

詳細は、本作をご覧ください。

その人のあり方も人間関係も、時の移ろいとともに変わる

本作は、AmazonのKindleほか、人間まおさんの公式サイトにアクセスすると一気に読めます。


学校時代は、同じ制服を来て、同じ教室で学ぶ友人として、多少違和感があっても、うまくやっていけたかもしれません。

しかし、社会にでると、お互い別の環境や人間関係などを経験。

学校時代は「同志」だった友人も、人として相対化した評価を行うようになり、相手との価値観の違いに気づくこともあります。

そういうときは、無理に付き合うこともないと思いますけどね。

あっきーに限らず、諸行無常です。

その人のあり方も、人間関係も、時の移ろいとともに変わっていくのは仕方ないことです。


以前も書きましたが、私はクラス会のお誘いが来ると、一応1度だけは顔を出すのですが、「1回行けばいいかな」と思っています。

私も凡夫なので、昔を懐かしいとか、あの頃恋心を抱いた〇〇さんはどうなっただろうかとか、思うわけです。

でも、当然、時計の針は戻せません。

旧交を温めるというより、「昔は昔、今は今」と、自分の気持ちにケジメをつけるための参加という感じです。

みなさんは、卒業後も付き合いを続けている学校時代のクラスメートはいらっしゃいますか。

以上、ガソリン代どうする? 人間まおが描いたみんなの体験記(Kindle版)は、女性3人組が車で出かけたものの、価値観の違いで問題が発生、でした。

ガソリン代どうする? 人間まおが描いたみんなの体験記 - 人間まお
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