生成AIによる画像解析技術が進化し、SNSに投稿された何気ない写真からでも瞬時に現在地が特定されるリスクが警告されています。

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生成AIによる画像解析技術が進化し、SNSに投稿された何気ない写真からでも瞬時に現在地が特定されるリスクが警告されています。

生成AIによる画像解析技術が進化し、SNSに投稿された何気ない写真からでも瞬時に現在地が特定されるリスクが警告されています。この技術は災害時には有用ですが、プライバシー侵害や犯罪に悪用される恐れがあるため、投稿時の注意点や対策がまとめられています。

NHKニュースでは、AIを使った、画像の場所特定機能によるメリットリスクがまとめられています。

ありふれたスナップ写真を読み込ませ、「ここがどこかわかりますか?」と尋ねると、AIは、可能な限りその場所を特定します。

ですから、SNSに投稿された写真から、自分の居場所や勤務先なども見破られてしまいますよ、という話です。

今までにも、「鬼女」などといって、ネットで炎上した人物の個人情報を特定する「捜し屋」はいました。

しかし、それには相当の技術と経験が必要でした。

ところが、AIが急速に成長したことで、特別な技術がなくても、画像を放り込むだけで、その場所がわかってしまう場合があるのです。

テクノロジーの進化に伴う光と影、そして現代社会が直面している課題を浮き彫りにしています。

生成AIによる画像解析技術

今日の情報源です。


記事によると、生成AIによる画像解析技術によって、あまり特徴がなく、人間がパッと見ただけでは分からないような場所であっても、最近では誰でもすぐに特定できるようになっているとされています。

特徴的な建物、道の形など、写真に含まれるさまざまな要素を分解して、判断するそうです。

サイバーセキュリティーに詳しい神戸大学の森井昌克名誉教授は、最近の生成AIは写真の要素を抽出して推論ができるようになっていると指摘しています。

「(AIは)世界中の写真をすべて記憶していて、そこから撮影した写真を照合し、特定できます。何が写っているかによって、いつ写真を撮影したのかも推定することも可能です。最近では、写真から情報を取り出して、推論もできるようになりつつあります」(森井名誉教授)

この技術は、たとえば災害の発生時に、SNS投稿の画像や文章を解析することで、災害や事故の発生場所を特定し、被害の状況などをリアルタイムに捉え、利用者に提供できるというメリットがあります。

その一方で、リア充自慢を投稿していた会社役員が自宅を特定され、ブランド品の財布やバッグなどを盗まれる空き巣の被害に遭ったり、アイドル活動をしていた女性が、SNSにアップした顔写真の「瞳」に映る景色から、ファンの男に住所を特定され、襲われる事件も起きています。

私も、試しに、手元にある画像を、Gemini3.0Proに放り込みました。

東京都大田区羽田にある、京急空港線「穴守稲荷駅」から穴守稲荷神社へと続く参道(商店街)の入り口付近

これが回答です。

ここは東京都大田区羽田にある、京急空港線「穴守稲荷駅」から穴守稲荷神社へと続く参道(商店街)の入り口付近です。

画像から読み取れる以下の情報が決め手となります。
1.左側の赤い鳥居: これは穴守稲荷神社の参道入り口に建っている大きな鳥居です(神社の本殿はもう少し先に進んだところにあります)。
2.看板「四川食府」: 中央左に見える中華料理店です(大田区羽田4丁目に実在します)。
3.右側の看板「羽田書店」「羽田整形外科」: これらの看板も、ここが羽田エリアであることを示しています(※羽田書店などの店舗状況は撮影当時と現在で変わっている可能性があります)。

そう、実はこれは10年近く前の画像なのに、AIはちゃんと分かるんです

もうひとつ。

東京都大田区の羽田・糀谷(こうじや)・萩中(はぎなか)周辺の商店街である可能性が高い

これが回答です。

東京都大田区の羽田・糀谷(こうじや)・萩中(はぎなか)周辺の商店街である可能性が高いです。
推測の理由:
街灯のデザイン: ポールに青い螺旋(らせん)状の装飾が施された特徴的な街灯が見えます。大田区の産業道路より海側(羽田・糀谷・萩中地域)の商店街では、こうした独自の街灯が多く見られます(例:キネマ通りやミハラ通りなど、それぞれ独自のデザインがあります)。
赤いテントのお店: 左手に見える赤いテントの中華料理店(あるいはラーメン店)と「通学路」の標識、そして平坦で直線の道路形状は、京急空港線沿線(糀谷駅、穴守稲荷駅周辺)の典型的な風景です。

住居表示がなくても、ちゃんとわかるのです。

リア充に酔いしれていると落とし穴のリスクも

以前、お子さんが大学に合格したのが、よほど自慢したいらしくて、お子さんと一緒に、大学のシンボルである銅像までブログ記事に発表していた方がおられましたが、私は「大丈夫かよ」と正直思いました。

もし、その人の投稿(ブログ、SNS等)が何らかの口実で炎上したら、大学にも迷惑がかかる可能性があります。

今回は具体的に書きませんが、過去にはそういうトラブルも有りました。

私は、私自身の個人情報だけなら、ネットを利用する以上、ある程度抜かれるのはあり得ると想定していますが、ひとさまに迷惑をかけてもいいとまでは思いません。

大学は自分だけのものではなく、多くの学生、教員、職員による公共性公益性ある施設なのですから、「あたしの娘ってすごいでしょ」自慢のために、そのようなリスクを顧みないのは、いかがなものかと思います。

観光旅行の記念撮影ならいいのですが、大学は4年間在籍するのですから、お子さんが現役学生の間は、控えたほうがいいのではないかと思いますけどね。ま、ご本人が構わないならいいけどさ。

身辺雑記のブログ記事は、そうした画像をついアップしがちです。

「ネットはそういうものだから、ある程度は覚悟している」と認識されず、「まさか無名の一庶民である私の画像ぐらい大丈夫でしょ」と思われているのだとしたら、後々「しまった~」とほぞを噛むこともなきにしもあらずですので、お互い気をつけましょう。

AIのブラックブック AIを恐れるべきでしょうか? 私たちは危険にさらされているのでしょうか?: 人工知能とAGIの不整合、創発的行動、操作と制御 - Franck Scandolera
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