元自民党衆院議員の豊田真由子氏が、参政党政調会長補佐に就任したことで、またしても参政党フリークがSNSで大騒ぎを始めました。

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元自民党衆院議員の豊田真由子氏が、参政党政調会長補佐に就任したことで、またしても参政党フリークがSNSで大騒ぎを始めました。

今度は「このハゲー!」事件は「嵌められた」との陰謀説

元自民党衆院議員の豊田真由子氏が、参政党政調会長補佐に就任したことで、またしても参政党フリークがSNSで大騒ぎを始めました。2017年、政治記者クラブで発生した豊田真由子元衆議院議員の暴言録音問題は、「週刊誌記者に嵌められた」という豊田氏の釈明を、なんの検証もなく懸命に拡散しているのです。

「このハゲー!」事件はご存知ですよね。

豊田真由子氏が衆議院議員時代、後部座席から、秘書の運転手に暴言だけでなく何度も殴る様子が録音され、それが週刊誌に掲載された騒動です。


豊田真由子氏は、それは自分を陥れようとした週刊誌の記者が、自分をそうさせるように追い込んだものであると主張しており、例によって参政党信者が、何も裏を取らずに、豊田氏の発言をそのままSNSで拡散している、という展開です。

しかし、「元秘書」の中には、彼女の秘書は彼女の常軌を逸したハラスメントで、「半年間で42人がやめていった」という証言もあります


42人も記者が潜り込んだんですかぁ。バカも休み休み言えと言いたいよ。

かりに、豊田氏は42人の秘書がやめた札付きだから、週刊誌の記者が「こいつはあやしい」とにらみ、証拠を掴むために秘書に潜り込んだのだとしても、暴力や暴言の事実がある以上、偽物秘書だろうがなんだろうが、その人が豊田氏を訴えることができるのは、いうまでもないことです。

傑作だったのは、参政党信者の中には、彼女の暴言暴力は、週刊誌記者が秘書に潜り込んだ、つまり騙されたことへの「正当防衛だ」なんてポストしているのもありました。


いやいや、そういうのは法的に「正当防衛」とは言いません(苦笑)

百歩譲って、たとえ記者が何らかの企みで潜り込もうが、秘書の仕事はちゃんとやってれば、無問題でしょ。

たとえば、そこで、口外してはならない議員としての機密や豊田氏のプライバシーを暴露したとかなら話は別ですが、そういうことはいっさいなかったわけですから。

なにより、彼女が暴言暴力をふるったのは、私設秘書ではなく、国からお金が出る政策秘書です。週刊誌の記者が簡単に潜り込める仕事ではありません。

豊田氏や、参政党信者の陰謀説については、GrokとDeepSeekにファクトチェックかけてみました。

AIは豊田氏の主張を完全否定


豊田真由子議員の2017年に起きた暴言・暴行事件(いわゆる「このハゲー!」事件)で、運転手(元政策秘書)が週刊誌の記者で、意図的に嵌められたという主張は、事件当時の公式報道や捜査結果では確認されていません。これは主に豊田氏本人が最近(2025年8月頃)X(旧Twitter)で言及した内容で、陰謀論的な解釈として一部の支持者やネット上で広がっていますが、信頼できる証拠に基づく事実とは言えません。(Grok)

この主張は豊田氏の最近の個人的な発言に基づくもので、事件の公式記録や複数メディアの報道と矛盾します。秘書が記者で嵌められたという話は、事実ではなく、事件後の豊田氏のイメージ回復のためのストーリーとして機能している可能性が高いです。もし新しい証拠が出てくれば変わるかもしれませんが、現時点ではデマや誇張として扱うべきです。事件自体は豊田氏の責任が重く、秘書の録音がなければ隠蔽されていた可能性もあります。(Grok)

豊田氏は議員辞職後も、一貫して「週刊誌記者に挑発され、わなにはめられた」という主張を続けています。具体的には「記者から執拗な嫌がらせを受け、精神的に追い詰められた末の暴言だった」と説明しています。

しかし、公開された音声記録には、豊田氏が自ら記者を呼び止め、一方的に罵声を浴びせる様子が克明に記録されています。複数の記者が同時に録音しており、音声の加工や編集の痕跡は確認されていません。また、当時の記者クラブには多くの報道関係者が出入りしており、状況を証言できる第三者も多数存在していました。(DeepSeek)

当時の報道をもっと詳細に調べようかと思いましたが、180度ひっくりかえる新たな考察ができるとも思えないので、時間の無駄だからやめました。

「真実の陰謀論」なんてそう簡単には転がってないよ

私が何を言いたいかというと、豊田氏の「嵌められた」という主張に限った話ではなく、近年では様々な分野で、「証拠はないが、もし本当だったら面白い」という、陰謀論にあっさりとびつく不見識な潮流があることです。

あの田久保真希伊東市長にも、地元ではシンパがいるらしいと聞きますが、ソーラーパネル問題と図書館建設を推進する側の陰謀で、彼女が引きずり降ろされていると思っているわけですよね。

いやいや、温泉カフェ図書館を作りたがってるといわれる彼女のほうが、よほど怪しいだろうと思いますけどね。

兵庫県にしたって、知事のハラスメント報道の裏にはなにかあると面白がって、話をでっちあげた維新の議員の与太話を、N党の立花党首が、なんの検証もなく暴力的に拡散して関係者を攻撃し、死人まで出しているのに、オールドメディアが隠しただのハチノアタマだのと、まんまと「陰謀論」に乗っかった衆生がいました。

私たちにできる重要なのことは、以下のような批判的思考を身につけることではないでしょうか。

1.情報の出所を確認する(一次情報か、二次情報か)
2.証拠の質を問う(感情的な主張か、検証可能な事実か)
3.複数の情報源を参照する(一方的な見解に偏っていないか)
4.自分都合の良い話に警戒する(自分の既存の信念に合わせて情報を選んでいないか)

豊田真由子氏の事件は、単なる一政治スキャンダルではなく、現代の情報社会における私たちのリテラシーを問う象徴的な事例と言えるかもしれません。

女性議員ボイス「このハゲー!」 02 - RiNG-O SE
女性議員ボイス「このハゲー!」 02 – RiNG-O SE

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