まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP(アンソロジー著、コアマガジン)は、芸能界のヤバい話、タブー、放送禁止などを漫画化

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まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP(アンソロジー著、コアマガジン)は、芸能界のヤバい話、タブー、放送禁止などを漫画化

まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP(アンソロジー著、コアマガジン)は、芸能界のヤバい話、タブー、放送禁止などを漫画化しています。『アップダウンクイズ』や『若者たち』など人気番組打ち切りや、『オバケのQ太郎』DVD未発売の真相などに迫ります。

『まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP』は、アンソロジーがコアマガジンから上梓したコミックムックです。

コアコミックスというレーベルの漫画によるムックです。

本書は2022年8月4日現在、AmazonUnlimitedの読み放題リストに含まれているKindle版です。

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ヤバい話、タブー、裏話、放送禁止など盛りだくさん

本書『まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP』は、芸能界のヤバい話、タブー、裏話、放送禁止などを漫画にまとめています。

Amazon販売ページには、『死ぬか生きるか!?喰うか喰われるか!? 不道徳ドキュメント芸能界絶望のどん底ルポ漫画大ボリューム収録!』と記載されています。

目次からご紹介します。

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これだけもりだくさんですと、何をどこからご紹介しようか迷ってしまいますが、放送禁止や封印、隠れた真実などにかかわる漫画を3作ピックアップしてご紹介しましょう。

人気番組が打ち切りになった理由

『視聴率は関係なし!?人気番組が突然打ち切られた怖い理由とは』には、古今東西の番組打ち切りを漫画でまとめています。

たくさんあるので、「番組サイドの自業自得ではない打ち切り例」をいくつか抜粋してご紹介します。

まず、『(株)世界衝撃映像社』(フジテレビ)は、東日本大震災の影響で打ち切り。

震災以上の衝撃映像はあるわけがないことによる措置。

私の世代では懐かしい『アップダウンクイズ』(毎日放送)は、日航機123便の事故で打ち切り。

イメージと事業の両面で日本航空の協賛継続が不可能となったため、だそうです。

アップダウンクイズは、正解してゴンドラがも一つずつしか上がれないのに、不正解だと一挙に0になる非情さが、リアル社会を象徴していて、見ていても緊張しました。

我々も、信頼関係を作るのは一定の努力と誠意が必要ですが、信用を失うのは一瞬ですしね。

一発逆転はなく、コツコツと正解を積み上げた人だけがゴールに近づけるという、シンプルでも高度経済成長時代らしいオーソドックスなコンセプトでした。

まあ、致し方ないですね。

『少女コマンドー IZUMI』(フジテレビ)は、放送中に大韓航空機事件が発生。ドラマの過激な復讐が、テロリストを想起させるとして打ち切りに。

『若者たち』(フジテレビ)は、在日朝鮮人問題をテーマにした話を放送しようとしたところ、北朝鮮の漁船が亡命を求めて日本へ密航した「平新艇事件」が発生。

局の上層部は、日韓関係の刺激を避けるため、その回のみ放送中止にするのではなく、ドラマ自体を打ち切りにしました。

テレビトラマ史を語る時に必ず取り沙汰される名作ですが、終わり方は残念だったですね。

封印されたアニメ!!

「記憶に残る様々なアニメが封印される理由とは!?」「視聴者から抗議殺到したアニメなんてんいのに」というサブタイトルが付いた『封印されたアニメ!!』。

つまり、制作側が自主規制したか、その番組を楽しむ人達ではない団体やグループからの横やりが入ったということです。

まず最初に登場するのは『オバケのQ太郎』。

このアニメは、オバQの唇と黒い足について、“黒人差別をなくす会”が抗議を行い、増刷が中止されDVD化もまだされていないそうです。

オバケのQ太郎が黒人なんて、私は還暦過ぎて初めて知りました。

唇で「黒人」と決めつけるほうがよほど偏見レッテルであるし、黒い脚が見えただけで、肌が黒人のようであると思っている人なんてどれぐらいいるのでしょうか。

私は子供の頃、タイツでもはいているのかと思いました。

幼稚園の頃、男女問わず黒いタイツ履いてましたから。

かりに作者が黒人を連想したとして、「黒人をオバケにするのはけしからん」という根拠であるなら、いったいどんな人種ならいいのか、という疑問は正直あります。

だって、オバQは愛されキャラなのに……。

同作が連載されていた頃、日本プロレスに来日したザ・マミーはいいのでしょうか。

ザ・マミーの正体は、ベンジー・ラミレスというコロンビア出身のプロレスラーで、 全身に包帯を巻いたミイラ男ギミックの怪奇派覆面レスラーですが、黒人です。

それはもう、白い包帯から見えてましたから。

『巨人の星』では、「日本一の日雇い人夫」がいけなかったようです。

「人夫」は、ネットで調べると普通に検索できますよね。

「日雇い」がいけなかったのかな。

だって、「日雇い」は昔も今も存在しませんか。

日本一とついてもダメなんでしょうか。

なんでも日本一というのは歴史に名が残りますよ。

『妖怪人間ベム』では、主題歌の「早く人間になりた~い」がカット。

えーっ、じゃあ「人の道を外れる」という批判的な指摘も使えませんね。

代わりの表現、つまり対案を示してほしいです。

『らんま1/2』は、幼女連続誘拐殺人事件の影響で、サブタイトルの再考や放送延期がなされ、お色気シーンは格闘シーンに差し替えられたそうです。

事件の影響の方はわかりますが、お色気は駄目で格闘がいいというのは……。

少年視聴者が、お色気を密かに楽しむのは大人への道順で、むしろ健全なことではないでしょうか。

しかし、数々の批判にさらされながらも、たくましく生き残っている番組として『クレヨンしんちゃん』も紹介されています。

『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人作、双葉社)全50巻が、AmazonUnlimitedで今月いっぱい読み放題と話題になっています。
『クレヨンしんちゃん』(臼井儀人作、双葉社)全50巻が、AmazonUnlimitedで今月いっぱい読み放題と話題になっています。5歳児がボケて大人がツッコンでいるようでいて、大人が5歳児に振り回されている諧謔の漫画は本来おとなが楽しむ漫画です。

『クレヨンしんちゃん』は、日本PTA全国協議会なる団体が決めつける、「子どもに見せたくないテレビ番組」の常連でした。

それが、TVアニメが長寿番組の仲間入りをしたあたりから風向きが変わり、「舞台である埼玉県の春日部市のキャラクターのような扱いとなり、2016年からは同市のコミュニティバス「春バス」のラッピングに採用された。」(Wikiより)のです。

勝手な根拠による俗悪番組叩きがある一方で、原作の毒気を一切抜いたほのぼのアニメが国民的番組になるパターンも紹介されています。

本当のアンパンマン

『アンパンマン』は、子供の人気アニメ番組です。

アンパンマンは、やなせたかしさんによる人気キャラクターです。

アンパンマンは、パン職人が焼いたアンパン(あんこが入ったパン)に生命が宿り、正義のヒーローとして悪を倒すために戦う、赤い顔と青い目を持つキャラクターです。

アンパンマンは、やなせたかしさんによって1968年に誕生しました。

最初は絵本やアニメーションなどで登場していましたが、次第にその人気は広がり、アンパンマンのキャラクターグッズやおもちゃ、食品などが製造され、現在では日本を代表するキャラクターの一つになっています。

アンパンマンの世界観は、アンパンマンを中心に様々なキャラクターが登場することで構成されています。

たとえば、カレーパンマン、ドキンちゃん、バイキンマンなどがそれにあたります。これらのキャラクターたちは、それぞれ特殊な能力を持っており、アンパンマンと共に悪と戦います。

アンパンマンの物語は、子供たちが楽しめるように作られており、教育的な要素も含まれています。

たとえば、友情や助け合い、勇気、そして悪と戦うために必要な正義感などが描かれています。そのため、アンパンマンは、日本国内で長年にわたって愛され、親しまれています。

アンパンマンは、日本のみならず、海外でも人気があります。特にアジア圏や欧米で人気があり、海外でもアニメーションが放送されています。

また、アンパンマンは、日本の産業界や文化交流の一環として、各国への普及活動が行われています。

最近では、アンパンマンがSDGs(持続可能な開発目標)にも取り組むことが注目されています。アンパンマンは、環境や食育、健康などの問題に対して、子供たちに理解を促す取り組みを行っています。

アニメでは、毎回、アンパンマンがバイキンマンをやっつけるという勧善懲悪ヒーロー物語ですが、やなせたかしさんが描いた原作は、決してそうではありませんでした。

絵本版のアンパンマンは、写実的なにんげんに近い全身像に頭だけがアンパン。

腹をすかせた子供たちを発見しては、献身的に自分の頭(アンパン)を与えているのです。

自己犠牲は暗く、かつ不気味ということで編集者や評論家の評判は悪かったとか。

しかし、読者の評判は悪くなく、キンダーおはなしえほんとして出版されます。

そこで登場する宿敵ばいきんまんは、アニメのようなずるくて三枚目ではなく、アンパンマンを倒すために努力を惜しまず、幼少の頃よりトレーニングに明け暮れていました。

さらに、絵本版に先駆けて登場した初代アンパンマンは人間でした。


ストーリーは、戦地の食事もろくにできない子どもたちにアンパンを配っていました。

やなせたかしさん自身の戦争体験に基づき、戦争が続く地域の腹をすかせた人々を救うメッセージが込められていました。

ところが、最後は敵機と間違われて地上から砲撃を受けて消えてしまいます。

やなせたかしさんは、こう語ったといいます・

「本当の正義は、決して格好いいものではないんですよ。そのために必ず自分自身も深く傷つくものなんです」

考えさせられる漫画でした。

ほかにも、興味深い漫画ばかりです。

ぜひご覧ください。

アンソロジーのムックについては、これまでもご紹介してきました。

『まんが悪の帝王列伝残虐非道な日本の経営者たち』は、実業界で大きな成果を出して名を成した伝説の人物伝です。

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まんが悪の帝王列伝残虐非道な日本の経営者たち(コアコミックス)は、実業界で大きな成果を出して名を成した伝説の人物伝です。思ったことはすぐに実践し、失敗にもめげずに前進あるのみ、人生やるかやらないかだ、という積極性で共通した人々です。

『まんが世界を血で染めた独裁者残酷伝』は、世界史上独裁者と呼ばれた指導者を漫画でまとめました

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まんが世界を血で染めた独裁者残酷伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、世界史上独裁者と呼ばれた指導者を漫画でまとめた書籍です。アドルフ・ヒトラー、スターリン、ポル・ポト、毛沢東、サダム・フセイン、チャウシェスク等々が登場します。

『まんがアナタの知らない都市伝説DX』は、タイトル通り都市伝説をテーマとした短編漫画満載です。

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まんがアナタの知らない都市伝説DX(アンソロジー著、コアマガジン)は、タイトル通り都市伝説をテーマとした短編漫画満載です。実際の事件にかかわるものや、UFO、タイムトラベルなど、話半分で聞き流すにはもったいないテーマがもりだくさんです。

『まんがホントに怖いテレビ業界事件簿』は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介しています。

まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムック
まんがホントに怖いテレビ業界事件簿(アンソロジー著、コアマガジン)は、テレビ界の秘密、タブー、闇など漫画で紹介するムックです。近年、話題に上らない日はないコロナ禍。国民の不安をテコにテレビ界がバブル状態であるなど興味深い話ばかりです。

『まんが芸能界最強不良列伝』は、武勇伝やブラックなイメージが話題の芸能人について紹介しています。

まんが芸能界最強不良列伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、武勇伝やブラックなイメージが話題の芸能人について紹介した漫画
まんが芸能界最強不良列伝(アンソロジー著、コアマガジン)は、武勇伝やブラックなイメージが話題の芸能人について紹介した書籍です。ただ、先日訃報が話題になった横浜銀蝿などたんなる「不良」のレッテルを超えた深い描き方が興味深い話ばかりです。

以上、まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP(アンソロジー著、コアマガジン)は、芸能界のヤバい話、タブー、放送禁止などを漫画化、でした。

まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP (コアコミックス) - アンソロジー
まんが実録業界絶体絶命最悪地獄SP (コアコミックス) – アンソロジー

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