大腸がんのリスクを高める慢性炎症を引き起こす食べ物について、がん情報チャンネル・外科医佐藤典宏さんの動画チャンネルが解説

大腸がんのリスクを高める慢性炎症を引き起こす食べ物について、がん情報チャンネル・外科医佐藤典宏さんの動画チャンネルが解説

大腸がんのリスクを高める慢性炎症を引き起こす食べ物について、がん情報チャンネル・外科医佐藤典宏さんの動画チャンネルが解説しています。Gastroenterologyというで海外の有名な医学雑誌に発表された論文から、炎症を引き起こす食べ物と抑える食べ物。さらにそれがリンパ球をどう反応させるかといった報告も紹介しています。

意外な食べ物が、炎症を引き起こしたり抑えたりしています。

慢性炎症を引き起こす食べ物は大腸がんのリスクがある

情報元は、Youtubeにアップされている、がん情報チャンネル・外科医 佐藤典宏(佐藤のりひろ)さん(チャンネル登録者数 9530人)の動画です。

『食事と癌:大腸がんのリスクを高める「炎症」を引き起こす食べ物とは?』というタイトルです。

まあ、これだけですと、よくある「健康情報」です。

繊維がいいとか、コーヒーがいいとか、赤肉がダメだとか、いろいろな方が発信しています。

ただ、今回は、意外なものが入っていたので、みなさんのご意見も伺いたく、シェアしてみます。


内容は、がんのリスクを高める炎症を引き起こす食べ物とは良いという話です。

がんというのは、慢性炎症が発端とも言われます。

とくに、炎症が大腸がんの発症において重要な役割を果たすことはよく知られていますが、では、どういった食べ物が炎症を引き起こして、逆にどういった食べ物が炎症を抑える働きがあるのでしょうか。

佐藤典宏さんは、2017年に、Gastroenterologyというで海外の有名な医学雑誌に発表された論文を紹介します。

炎症性の食事パターンと、大腸がんの発生リスクとの関係を、がんの免疫との関係に注目して調査した研究だそうです。

炎症性の食事パターンというのは、炎症マーカー(CRP)から、炎症を引き起こしやすい食べ物と、逆に炎症を抑える食べ物に分類してスコア化したものです。

2つの大きな前向きコホート研究のデータベースに登録されている、約12万人を対象として、食事についての詳しいアンケート調査を行いました。

そのアンケート調査から、経験的な炎症性食事パターン(EDIP)スコアを計算したそうです。

炎症を引き起こす食べ物

では、炎症を引き起こす食べ物にはどんなものがあるかというと、次の9品目が枚挙されています。

  1. 加工肉……ホットドッグ、加工肉、ベーコン
  2. 赤身肉……ハンバーガー、ビーフ(ポーク)サンドイッチなど
  3. 内蔵肉……肝臓(レバーか?)
  4. 他の魚……ツナ缶、エビ、ロブスター、ホタテ貝など
  5. 他の野菜……コーン、ミックスベジタブル、なすび、セロリなど
  6. 精製穀物……白パン、白米、ベーグル、マフィンなど
  7. 高カロリー飲料……コーラ、ペプシなど
  8. 低カロリー飲料……低カロリーコーラなど
  9. トマト……トマト、トマトジュース、トマトソース

野菜、とりわけトマトが入っているのが意外です。

日本人は、カツサンドは食べますが、ビーフサンドというのはあまり一般的ではないですね。

佐藤典宏さん曰く、「これらは、単純に炎症の数値が少し上昇するからという理由だと思います」

炎症を抑える食べ物

一方、その炎症の数値を抑える食べ物については、どうでしょうか。

  1. ビール……ビール、ライトビール
  2. ワイン……白ワイン、赤ワイン、
  3. お茶……お茶
  4. コーヒー……コーヒー、カフェインレスコーヒー
  5. 緑黄色野菜……にんじん、さつまいも、かぼちゃ
  6. 緑色葉野菜……ほうれん草、レタス
  7. スナック……ポテトチップス、ポップコーン、クラッカー
  8. フルーツジュース……アップルジュース、オレンジジュース、グレープジュース
  9. ピザ……ピザ

これらの多くは意外でした。

WHOが発表しているがんのリスクでは、飲酒はトップクラスのリスクですし、コーヒー、スナック、ピザなどに発生するアクリルアミドも発がん性を心配されています。

コーヒーは、たしかに大腸がん予防でしばしば取り上げられますが、何杯以上飲めばいいかという疫学調査では、まだ結論は出ていないはずです。

それどころか、逆にコーヒーは膀胱がんのリスクを懸念する意見もあります。

膀胱がんのリスクがある喫煙とコーヒー、小倉智昭報道から考える
膀胱がんの手術入院で小倉智昭が『とくダネ!』(フジテレビ系)を休んでいた。予告通り1週間で退院したが、膀胱がんのリスクには喫煙とコーヒーがあるという。中川恵一医師は小倉智昭の早期発見と膀胱がんのリスクについて連載で述べている。

お茶は、たぶん原典に記載されているのは「Tea」だと思うのですが、それは緑茶ではなく紅茶のことではないでしょうか。

いずれにしても、炎症を下げるということだけなので、一般に「体に悪い」といわれるものも入っていると佐藤典宏さんは注釈をつけています。

考察

そして、この合計点と大腸がんの発症リスク、そして顕微鏡の検査を行い、がんの組織に免疫細胞リンパ球がどれぐらい攻撃に参加しているかと言うことも調べたといいます。

結果として、炎症性食事スコアが高い人、つまり上掲の食品をたくさん食べている人は、大腸がんのリスクが明らかに増加しているということです。

そして、炎症性食事スコアが高い人、つまり上掲の食品をたくさん食べている人は、腫瘍のまわりにリンパ球の浸潤がない(または少ない)、ということです。

それはどういうことかというと、リンパ球の反応、つまり免疫力を低下させるということです。

私の想像ですが、一般に「体に悪い」ものを、たくさんではなく一定程度食べることで、リンパ球の反応が活性化されるということもあるのかななどと考えてしまいました。

いずれにしても、これは「リスクが増加」ですから、それがすべてではありませんし、それこそ一般には「体に悪い」ものもありますから、スコアを下げるからと言って「ばっかり食べ」を行っていると、大腸がんにはならなくても、別の病気になってしまうかもしれません。

ただ、大腸がんのリスクということで、食べすぎないように、頭の片隅に置いておくぐらいがいいのではないかと思います。

以上、大腸がんのリスクを高める慢性炎症を引き起こす食べ物について、がん情報チャンネル・外科医佐藤典宏さんの動画チャンネルが解説、でした。

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