睡眠薬・抗不安薬を処方されたら楽になったという話は耳にします。しかしその薬をやめられなくなることがあるリスクも見逃せません。

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睡眠薬・抗不安薬を処方されたら楽になったという話は耳にします。しかしその薬をやめられなくなることがあるリスクも見逃せません。

「最近眠れなくて、病院で薬をもらったら楽になった」という話はよく耳にします。不眠や不安は現代人にとって身近な悩みであり、薬で症状を緩和することは決して間違いではありません。しかし問題は、その薬を「やめられなくなる」ことがあるという点です。

睡眠薬・抗不安薬の依存問題は、医療の現場で以前から認識されながら、患者には十分に伝わっていない課題のひとつなのです。

XのAIであるGrokに尋ねたところ、睡眠薬・抗不安薬の依存問題は、一定程度活発に議論されており、近年問題視する声はとくに目立つ傾向にあるそうです。

・睡眠薬・抗不安薬(特にベンゾジアゼピン系:ベンゾ)の依存・離脱症状・断薬の困難さを語るポストは日常的に見られます。
・個人体験談(「離脱で苦しんだ」「常用を続けているが不安」「減薬・断薬の話」)、専門アカウントによる副作用情報、医師の注意喚起などが散見されます。
・最新の検索でも、依存の危険性、離脱症状(不安増悪、不眠悪化、身体症状)、長期服用リスクを問題にする投稿が複数あり、特定の専門アカウントが継続的に情報発信しています。
・人気ポストでは、依存形成のメカニズム(GABA受容体関連)や、処方医の対応(出さない・減らす方向)についての体験共有も目立ちます。

とのことです。

「安全な薬」として広まったベンゾジアゼピン系

睡眠薬・抗不安薬の中心的な存在が「ベンゾジアゼピン系」と呼ばれる薬です。

ハルシオン、レンドルミン、デパス、ソラナックスなど、馴染みのある薬名の多くがこのグループに属します。

かつて睡眠薬の主流はバルビツール酸系でした。使っているうちに量を増やさないと効かなくなり、効果の出る量が致死量に近づくという問題があったのです。

代わって登場したベンゾジアゼピン系は、耐性が生じにくい安全な薬として一気に広まりました。

しかし、欧米では1980年代から処方への注意喚起が始まっており、臨床用量の範囲であっても長期に服用すると「身体依存」が形成されることから、長期投与は例外的なものになっていきました。

ところが日本では事情が異なりました。

日本の処方実態、多剤・長期が「普通」だった

睡眠薬や抗不安薬が薬物依存等の原因薬物となっており、ベンゾジアゼピン受容体作動薬が原因薬物の上位を占めていることから、厚生労働省は2012年度及び2014年度の診療報酬改定において、3剤以上投与時の診療報酬の減算等を導入し、処方の適正化を図ってきました。

規制が段階的に強化されてきたこと自体が、それ以前の処方実態の深刻さを物語っています。

複数の薬を組み合わせて長期間処方し続けるケースが「稀ではなく一般的」だったのです。

2018年度の診療報酬改定では、ベンゾジアゼピン系薬を1年以上同一成分・同一用量で処方し続けた場合に処方料を減算する規定が導入されました。

しかし、この改定による影響が実際にどの程度だったかは、いまだ十分に明らかにされていません。

制度の網をかけても、処方の実態変化の検証が追いついていない状況が続いています。

「適正な量で飲んでいても」依存は起きる

この問題で特に注意が必要なのは、「依存」が乱用や過剰摂取によってのみ起きるわけではないという点です。

ベンゾジアゼピン受容体作動薬は、承認用量の範囲内でも、漫然とした長期間の服用により身体依存が生じることがあります。減量や中止の際には、不眠・不安・焦燥感・頭痛・嘔気・せん妄・振戦・痙攣発作などさまざまな離脱症状が現れることがあります。

このため、PMDAは2017年に注意喚起を行いましたが、その後も依存性が疑われる症例の報告が続いており、2024年に改めて医療現場への注意喚起が行われました。

医師の処方通りに、正しい量で飲み続けていても依存が形成される??これが「常用量依存」と呼ばれる問題です。患者本人が「依存している」と自覚しにくく、むしろ「薬がないと不安になる」という形で現れるため、気づきにくいのです。

やめようとすると、もっとつらくなる

ベンゾジアゼピン系の薬をもはや効かないとわかっていながら、離脱症状のためにやめられないでいる患者が多くいます。

服用をやめようとすると、当初の不眠や不安が悪化するだけでなく、それ以上の症状が現れることもあります。

ベンゾジアゼピンを利用することになった当初の理由が解消されたあとも、離脱症状によって長年にわたり服用し続けることにつながるのです。

「やめようとするとさらにつらくなる」という構造が、依存の維持を強力に促します。そして患者は「やはり自分には薬が必要だ」と思い込み、処方が継続されていく。

このサイクルを断ち切ることが容易ではないのです。

医師の指導のもとで少しずつ減薬を

では、どうやってこれらの薬と距離を置けばいいのでしょうか。

正しい減薬の手順は、やはり医師の指導のもとで少しずつ行うことがいいと思います。

1種類の睡眠薬を4分の1錠ずつ減らし、1~2週間経過を見て問題がなければさらに減らすなど、時間をかけて行います。

特に2錠以上、または2種類以上を長期間服用している場合は、緩やかな減量が必要といわれています。

私が、就職してすぐの頃ですが、ユーロジン(一般名:エスタゾラム)という、脳の神経をしずめて不安や緊張を和らげ、眠りを促すベンゾジアゼピン系の睡眠薬に手を出したことがあります。

毎日仕事が夜遅くまであり、緊張がほぐれず疲れているのに、「夜中に何度も目が覚めてしまう(中途覚醒)」や「朝早く目が覚めてしまう(早朝覚醒)」といった症状が続いて体に不調をきたしたため、精神を病んでいる知り合いから融通してもらったのです。40年以上前の話だから時効ね。

当時、金融機関は第2土曜だけが休みで、それ以外の土曜は半休だったのですが、帰宅して規定量の薬を飲むと、日曜日にいったん目を覚ますものの、すっきりした目覚めにはならず、だるくて呂律がまわらないのです。月曜日になって出社しても、頭痛が残り本調子ではなかったことを覚えています。

ですから、私はすぐにやめましたが、依存したら確かに体に悪そうです。

みなさんは、過去や現在、睡眠薬・抗不安薬を使われていますか。

ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法 改訂版: ~危ない!ムチャな減断薬~ - ベンゾジアゼピン情報センター
ベンゾ系睡眠薬・抗不安薬からの安全な離脱方法 改訂版: ~危ない!ムチャな減断薬~ – ベンゾジアゼピン情報センター

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