ここ数日、ホリエモン(堀江貴文さん)や辛坊治郎さんのような著名人が、急に「戸籍制度は不要だ」と発言し、議論を呼んでいます。

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ここ数日、ホリエモン(堀江貴文さん)や辛坊治郎さんのような著名人が、急に「戸籍制度は不要だ」と発言し、議論を呼んでいます。

ここ数日、ホリエモン(堀江貴文さん)や辛坊治郎さんのような著名人が、急に「戸籍制度は不要だ」と発言し、議論を呼んでいます。彼らの主張には、社会の自由化やデジタル化を進めるという意図があるという建前ですが、果たして本当に戸籍は不要なのでしょうか?

先ごろ、選択的夫婦別姓法案を提出した立憲民主党ですが、のってくるのが、日本共産党と社民党とれいわ新選組だけということが明らかになりました。

少なくとも、提出法案そのままで通ることはないでしょう。

すると、それを見越して我慢できずに「本音」を言う段階になったと判断したのか、ホリエモンや辛坊治郎さんなど、インフルエンサーたちが、いっせいに「戸籍制度は不要だ」と発言しだしました。


彼らは、わかりやすい行動原理ですね。

怪しい怪しいと思っていたら、「夫婦別姓」を導入したい真の狙いはやっぱり「戸籍制度の破壊」でした。

かねてから、経団連と、その意をくんだ「連合」などが後押ししだした「夫婦別姓」。

ホリエモンや辛坊治郎さんは、自分の欲得から、その宣伝役を果たしているのだと思います。

もちろん、彼らが、民主的観点から、夫婦別姓を提唱するわけがありません。


彼らの本音は、戸籍制度を壊して、素性をわからなくすることで、移民を大量に帰化させて労働力にできるからだろうと私は睨んでいます。

ネットで言われているように、帰化して議員になった人が多い立憲民主党の利益にもかなうので、彼らは減税には不熱心でも、「夫婦別姓」の実現には目の色を変えているわけです。

一部国民もさあ、目先のことで騙されないで、このぐらい見抜かないとね。

戸籍制度廃止でどうなるか


戸籍制度不要論者の主な主張は次のようなものです:

1.プライバシーの侵害
戸籍には家族構成や婚姻歴、離婚歴などの情報が記載されているため、個人のプライバシーが侵害されやすいとされています。

2.差別の温床
特に被差別部落出身者や外国人との婚姻など、戸籍を理由とした差別が過去に存在した事実があり、これを理由に戸籍制度を廃止すべきだという意見があります。

3.時代遅れ
現代はデジタル技術が進んでおり、マイナンバー制度や住民基本台帳で十分に個人情報を管理できるため、戸籍は不要だとされています。

これらの主張には一理ある部分もありますが、戸籍制度を廃止することで生じる問題やリスクについては十分に議論されていません。

戸籍制度が持つ重要な役割

まず、戸籍制度が果たしている役割を整理する必要があります。戸籍は単なる「家族関係の記録」ではなく、以下のような重要な機能を担っています。

1. 個人の身分関係の公的証明
戸籍は、個人の出生、婚姻、離婚、死亡などの身分関係を公的に証明する唯一の制度です。この情報は、相続や財産分与、扶養義務の確認など、法律的な手続きを行う上で欠かせません。
例えば、戸籍がなければ、遺産相続時に本当に相続人であるかを証明するのが困難になります。マイナンバーやデジタルデータではこの役割を完全に代替することはできません。

2. 家族単位のつながりの記録
戸籍は、個人だけでなく家族単位のつながりを記録するという特徴を持っています。日本社会では、家族関係が社会的な基盤となっており、親子関係や兄弟姉妹のつながりを明確にすることで、社会的な安定が保たれています。
戸籍がなくなると、家族のつながりが曖昧になり、例えば高齢者の介護や扶養義務の所在が不明確になるリスクがあります。

3. 不正行為の防止
戸籍制度は、不正行為を防ぐ役割も果たしています。例えば、外国人が不正に日本国籍を取得しようとする場合、戸籍があればその経緯を追跡することが可能です。これがなくなると、なりすまし犯罪や不正取得が増加する恐れがあります。

戸籍廃止で生じるリスク

戸籍を廃止することで、以下のようなリスクが生じる可能性があります。

1. 法的トラブルの増加
戸籍がなくなると、親子関係や婚姻関係を証明する手段がマイナンバーや個別のデジタルデータに依存することになります。しかし、これらのデータは改ざんやハッキングのリスクがあり、信頼性が低下する可能性があります。
さらに、相続や財産分与の際に、誰が正当な相続人であるかを証明するのが非常に困難になります。

2. 社会的なつながりの希薄化
戸籍がなくなることで、家族単位のつながりが弱まり、個人主義が進む可能性があります。これにより、高齢者の孤独死や扶養義務の放棄など、社会的な問題がさらに深刻化する恐れがあります。

3. 不正移民や犯罪の増加
戸籍が廃止されると、日本国籍の取得プロセスが曖昧になり、不正移民の増加や犯罪の温床になる可能性があります。現行の戸籍制度は、日本国民であることを証明する重要な手段であり、これを廃止することで国の治安にも影響が及ぶでしょう。

デジタル化は解決策にはならない

ホリエモン氏らは、マイナンバーやデジタルデータで戸籍の代替が可能だと主張していますが、デジタル化には以下のような問題があります。

セキュリティの脆弱性
デジタルデータは、技術的な進化によってハッキングや改ざんが容易になる可能性があります。特に、個人情報が漏洩すれば、深刻な被害を招く恐れがあります。

長期的な記録保存の不確実性
デジタルデータは、技術の進化に伴い時代遅れになる可能性があり、数十年後に現在の記録が読めなくなるリスクがあります。一方、戸籍は紙ベースで保存され、長期的な記録としての信頼性が高いです。

戸籍制度の改善の可能性
戸籍制度には確かに課題も存在しますが、それを理由に廃止するのではなく、制度そのものを改善する方向性を議論すべきです。

プライバシー保護の強化

戸籍情報へのアクセス権を厳格に制限し、不必要な場面での開示を防ぐ仕組みを強化するべきです。

差別の解消
過去の差別問題を踏まえ、戸籍情報を利用した差別が行われないよう、教育や啓発活動を進めることが重要です。

デジタル化との併用
戸籍のデジタル化を進めつつ、紙ベースの記録も併存させることで、セキュリティと長期的な保存性の両立を図るべきです。

戸籍制度は社会の基盤を支える柱である

戸籍制度は、確かに時代遅れのように見える部分もあるかもしれません。しかし、それが果たす役割や重要性を踏まえれば、廃止することは社会に大きな混乱をもたらすでしょう。

私たちに必要なのは、戸籍制度の廃止ではなく、その改善です。個人の自由やデジタル化を進める一方で、社会的な安定を保つ基盤としての戸籍制度を維持することが、より良い未来を築くための道筋ではないでしょうか。

戸籍制度、そんなに気に食わないのですか


そもそも今の戸籍(2024年改正)は、デジタル化されているので、たとえば明治時代の戸籍などもデジタル化されれば、「紙によらない戸籍制度」は成立します。

プライバシーの問題があるといいますが、今は、戸籍は記載の本人以外、簡単にはとれません。

たとえば、私は事実婚で長男を成しましたが、実子なのに子の戸籍抄本が取れないほど、戸籍のプライバシーは徹底されています。

事実婚では、戸籍上は私と妻は「他人」になるので、妻の戸籍に認知した子どもが記載されていても、その戸籍は取れないのです。←今は婚姻準正しました

私は、男女差別どころか、生まれた順番で役割や価値が違う「家制度」は否定しますが、戸籍制度については、自分の生まれるまでのストーリーがわかって、楽しいものだと思います。

以前も書きましたが、私は毒親育ちで、親類もロクデモナイ者ばかりなので、先祖を心の底から怨んでいました。

が、家系図調べをしたら、決して変な家系ではないことがわかり、先祖への誤解を解き、自分自身への信頼を取り戻した経験があります。

戸籍調べをしなかったら、今の私はありません。

家制度否定派の私は、イデオロギー的には「保守」とはかけはなれた人間だけどさ、さすがに戸籍制度まで「差別」や「プライバシー」につなげらて悪いもののように決めつけられてしまうと、「いったい日本は、どこまで在日や帰化人へ譲歩しなければならないたんだ。いったいここはナニジンの国なんだ」と憤りすら感じます。

戸籍制度、別にあったっていいじゃないですか。

自分や、自分につながる広いルーツが何者かわかるし、知りたくなければ調べなきゃいいんだから。

差別につながる?

身分社会でない現代は、先祖の身分なんか関係ないし、もしそれを気にする時代遅れの人との縁談だったら、自分から断ったほうがいいですよ。そんなのと結婚してもろくなことにならないから。

みなさんは、戸籍制度、いかが思われますか。

図解でわかる 戸籍の見方・読み方【第2版】 - 上原 敬
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