交通事故鑑定人 環倫一郎【完全版】は、交通事故鑑定人・環倫一郎が事故に隠された真相を暴き出す交通事故がの推理ミステリーです。原作は梶研吾、作画は樹崎聖、 1996~2001年『スーパージャンプ』(集英社)にて連載されました。
本作は、アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、交通事故鑑定人という異色の肩書きを持つ日本人の主人公・環倫一郎が、事故に隠された真相を解き明かす物語です。
一見、単純な交通事故に見える事件も、倫一郎の鋭い観察眼と鑑定技術によって、事故に見せかけた殺人事件や、保険金詐欺など、複雑な人間ドラマが絡み合った事件へと展開していきます。
現実の交通事故査定人としては、損害保険会社の依頼を受けて調査する、アジャスターという職業があります。
ただし、アジャスターは保険会社からの依頼を受け、交通事故の損害額を査定し、保険金の支払額を決定することを主な目的としています。
損害状況の確認、修理費用の見積もり、過失割合の判断などを行います。
一方、漫画に出てくる交通事故鑑定人は、事故現場の調査、車両の鑑定、関係者への聞き取りなどを行い、事故の状況を詳細に分析します。
保険会社が依頼した私設刑事のようなものです。
昔、『プレイガール』というドラマで、彼女たちは保険調査員なる職業を名乗っていましたが、彼女たちと同じ仕事ということです。もっとも、彼女たちは民間人なので拳銃を持つのはおかしいのですか。
『プレイガール』は女性国際秘密保険調査員のアクションドラマ https://t.co/bv3WKVTmCU
— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) March 21, 2025
では、なぜ日本人の主人公がロスで交通事故鑑定人をやっているかというと、主人公には本職があり、マサチューセッツ工科大学の交通工学の教授として赴任してきたという設定です。
いずれにしても、マニアックな車種や、交通事故に関する専門的な知識も盛り込まれており、推理ミステリーとしての面白さに加えて、読み物としての奥深さも持ち合わせています。
交通事故の裏側に隠された人間ドラマ
『交通事故鑑定人 環倫一郎』
作:梶研吾
画:樹崎聖交通事故現場の僅かな痕跡から真実を暴き事件を解決していく。エピソードは単純な事故から事故に見せかけた殺人まで多岐に渡る。後半はレースに出場したりもする。
マニアックな車がいろいろと登場。トライキングも出たけれど敢無く廃車に…。 pic.twitter.com/orxwDiW1LH— 石本巧 (@StudioBezombie) March 7, 2023
本作の見所は、今日はAI(Gemini)に尋ねてみました。
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**ポイント:**
* 交通事故鑑定人という珍しい職業を題材にしたミステリー作品であること。
* 主人公の環倫一郎が、事故現場の状況や車の損傷痕などから、事故の真相を解き明かしていく推理の面白さ。
* 交通事故の裏側に隠された人間ドラマや、社会問題を浮き彫りにするストーリー。
* 車に関する専門的な知識や、交通事故の鑑定技術など、読み応えのある情報が満載であること。
この作品は、1996年から2001年にかけて「スーパージャンプ」(集英社)で連載された作品の完全版です。
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登場する車が、実在するマニアックな車ということでも人気があったようです。
私が運転を引退した苦い過去
みなさんは、運転はされますか。
私は免許証は持っているのですが、接触事故を起こしたために、車の運転は3年前に引退しました。
といっても、相手は1滴の血も流れず、脳、骨、内臓など画像上の異変もなしということで、事故当日に現場でヒアリングがあった以外、警察からの呼び出しもありません。もちろん逮捕なんてされていませんよ。
怪我があったとしても、ねんざ程度なので、1~2週間のうちに示談でしょう、と保険会社の人にも言われていました。
ところが、1週間してから、先方はめまいがして救急車で運ばれたという連絡。
いやいや、頭は打ってなかったし、しかも1週間も経ってから救急車?
その後も、何ヶ月も治療中が続き、業を煮やした保険会社が確認すると、よく調べたら脳に影があるという話に。
そこで、保険会社は複数の医師に診てもらったところ、「影」の正体は事故由来ではなく、なんとその人のもともとの脳の病気だったとか。←事故があったからこそ病気を知ったことになります
ところが、相手の配偶者が納得できないとして弁護士を立て、その弁護士を通じて別の医師に診てもらったものの、結局同じ診断結果で、やっと示談に応じてもらえたのが事故から1年半後。
接触事故で、こんなことは初めてと保険会社に言われました。
事故の加害者が言うのもなんですが、この件で、歩行者を信用できなくなった私は、もう運転はできないなと思ったわけです。
相手の方が、もしこの記事を読まれて自分のことだと気づいたら、「なんだ反省してないじゃないか」と思われるかもしれませんが、反省はしています。
ただ、その翌年、私にはゴールド免許更新の連絡が来ました。これも事実です。
どういうことかというと、接触が軽微な過失によるもので相手に重大な怪我もなく、交通違反(信号無視、速度超過など)が認められない場合、赤キップや青切符は発行されない物損事故扱いとなり、まさに私のケースがそうだったのです。
同じ時期、木下ナントカという都議(当時)が、無免許運転を何回も繰り返して、人身事故で首や頭に怪我を負わせたくせに、2ヶ月ぐらいで示談していたので、「なぜ自分の場合だけこうなるんだ。なぜなんだ」という心境で、1年半モヤモヤと過ごしました。
相手の方が、事故の影響の可能性を心配するのはわかりますが、私もちょうど妻の胸の病気など、悩み事もある時期だったので、精神的に大変でした。
みなさんも、事故にはお気をつけください。
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