「MMT理論は一線を越えた魔法の経済浮揚策」と、MMT(現代貨幣理論)をコバカにしている八幡和郎さんのコラムが話題です

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「MMT理論は一線を越えた魔法の経済浮揚策」と、MMT(現代貨幣理論)をコバカにしているいう八幡和郎さんのコラムが話題です

「MMT理論は一線を越えた魔法の経済浮揚策」と、MMT(現代貨幣理論)をコバカにしているいう八幡和郎さんのコラムが話題です。いったいMMTの何がそんなに気に食わないのかと文章を読んでみると、どうやら「返さなくていい借金」だからだそうです。

MMTは「民主主義を愚弄する悪魔」だそうです

またまたMMT(現代貨幣理論)批判です。

『MMT理論など魔法のマクロ経済学の誘惑~民主主義を愚弄する悪魔』というタイトルは、『選挙ドットコム』における八幡和郎さんのコラムです。

「経済政策についてリフレ(金融緩和重視)とかMMT(財政支出増大肯定)といった虫のいいマクロ経済理論を推奨する人も日本では多い。」と、いきなり喧嘩腰で批判は始まります。

「大平首相の一般消費税導入失敗以来、経済のバブル化を放置したのを始まりに、とっかえひっかえ「魔法の経済浮揚策」を求めてきた」として、MMTを「最後の一線を超える、世論受けにおいては史上最強の経済理論」とコバカにしています。


具体的な批判ではないのでわかりにくいのですが、要するに、これを言いたいらしい。

私は基本的には、「将来元が取れる投資に使うならいくらでも借金していい」「ただし、当てが外れたら困るので借金はほどほどにしないといけない」「将来元が取れないなら一銭たりとてしないほうがいい」というのが、財政であろうが、家計であろうが基本だと思う。

つまり、「借金」を返さなくていいなどというのは「現実離れした話」だというのです。

長々と批判めいたことを書いているのですが、ここだけですね。MMTに対する具体的な批判は。

まとめサイトです。


主なコメントを引用します。

12ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:18:53.12ID:PdVOv74R0>>48
そもそもこの八幡さんってくだらない大衆歴史本しか記憶にない
いつから米国の先端理論でバイデンも採用するMMTを批判できる学識を得たのか
単に飲み屋で批判するオッサンと変わらないのではないか

54ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:35:53.91ID:V8UMs/Ro0>>71>>76
ケインズ理論だって最初は眉唾物扱いされていただろ。
MMT理論だってそうかもしれないじゃないか。

55ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:36:36.97ID:72W8dn190
筆者が八幡という時点で読むの止めた

62ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:39:55.65ID:hNcP13F80
一人10万円配って、何か問題でもありましたか?
ハイパーインフレになりましたか???
円の信用が落ちましたか???
国債の金利が上がりましたか???

65ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:41:05.19ID:kh+zlYjh0
>>1
借金ではなく単なる貨幣発行です。

もうその内あの世へ行くと思うのですが、なぜ間違った知識で会話をしようと思ったんですか?

ええ察するところ、間違っていると気づいてないのでしょうがね。

早く逝って下さいね。

66ニューノーマルの名無しさん2021/04/03(土) 18:41:21.97ID:hNcP13F80
●あんどう裕(ひろし)衆議院議員    (自民党 京都6区 )
   @andouhiroshi

「借金の返済の必要なし」というと 「そんなバカな」 という印象を受ける

しかし 実際は『日本以外に返している国はありません。  』

『他国には償還ルール自体が全く存在しません』

『基本的には金利負担分だけ払っていって

残りは永遠に借り換えしていくというのが普通の経済の状態  』


ということで、みなさんはいかが思われますか。

教科書にまで「借金」という記述が……

批判の批判としては、「借金」という表現だけでしょうね。

借金というのは財務省が考え出した表現で、国債発行というのは、私達が言うところの借金とは意味が違いますよね。

市中にお金を発行する、マネーストックをふやしているだけでしょう。

財政出動すると、その結果、国債と同額の民間預金が生まれるのです。

そして、その「借金」は、誰も返す必要がないものです。

では、このことは八幡和郎さんだけが思っていることなのでしょうか。

それが、そうではないところが問題であり、今回記事にしたわけです。

たとえば、「「国債は国の借金だから期限がきたら返済」と教科書に記載されているのですが?」という質問に答えているのは、『週刊西田一問一答』の西田昌司参議院議員です。

何と中学社会公民的分野の教科書(日本文教出版)の161ページに、「国債は国の借金だから期限がきたら返済」と記載されているという質問が寄せられ、それに回答しています。


結論を言いますと、私は初めてこれを知りましたから、いずれこのことは、国会で党の財政金融部会もありますから、どこかの段階で質問して正していきたいと思っています。
そしてこの問題の一番のもとはですね、事実関係が伝わってないということですね。ここに書いているように、将来税金で返済するというふうに教えてきたわけですけれども、事実はそうなってないんですね。
だいたい国債って10年満期で出す国債が多いですけれども、10年経った時には新しい国債を発行して、その国債で得た資金で古い国債を償還。そして利払いに充てているというのが現実ですから、要するに次の時代が財政的に貧困になるということはないわけですね。
しかし、それは国債残高を減らしていかないからなんですね。減らしていかなくても良いわけで、逆に減らして言っちゃうと国民が増税によってですね、どんどんこの財産が国の方に奪われて、それが予算で使われずに国債償還に充てられちゃうということになっちゃいますから、経済は貧困するということですね。
だからこの事実をもう少し我々が理解をして、国民にもしっかり伝えてその結果として、この教科書日本なバカな記述が載らないようにしていかなければならないと思います。

MMTを巡る議論の第一歩といってもいいかもしれませんね。

国債は、私達がイメージする借金と同じものではない、ということですね。

それはべつに、八幡和郎さんのいうような「魔法の経済浮揚策」でも「最後の一線を超える」ものでもなく、日本は長年に渡ってそうやって現実的に経済を回してきたのです。

以上、「MMT理論は一線を越えた魔法の経済浮揚策」と、MMT(現代貨幣理論)をコバカにしているいう八幡和郎さんのコラムが話題です、でした。

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