ずう(大田区羽田)は喫茶&軽食の店ながら大盛りナポリタンなどメニューがすべて盛りが良く麺類はサラダか味噌汁つき

この記事は約5分で読めます。

ずう、穴守稲荷ふれあい通りのコスパ抜群名物デカ盛り「軽食」
ずう。動物園のような名前ですが、京急羽田空港線穴守稲荷駅前商店街(穴守ふれあい通り)にある喫茶&軽食の店です。一部のラーメン店で流行するデカ盛りとは違うのですが、とにかくメニューがすべて盛りが良いので最近はネットで知って来店する人も増えています。

駅前商店街にある軽食喫茶の店がネットで注目

『ずう』は、大田区羽田にあります。

羽田というと、京急羽田空港線の、旧羽田空港、もしくは羽田駅だった天空橋駅を連想するかもしれませんが、住居表示で言えば、正真正銘の「羽田」は、穴守稲荷駅界隈です。

穴守稲荷駅を出てその駅前商店街である穴守ふれあい通り徒歩1分とのころにお店があります。

ずう

ずう

駅を出てからの方向さえ間違えなければ、初めての人でもたどり着けるでしょう。

ただ、店自体は、ビルの2階にある、ありふれた喫茶&軽食店です。

お店目的なら見落とすことはないと思いますが、意識しなければ通り過ぎてしまうかもしれません。

ずうは最近、食べログ、ぐるなび、Retty、Yahoo!ロコ、ホットペッパーグルメなど、口コミレビューサイトで、おそらく羽田でいちばん注目されている飲食店なのです。

メニューは、コーヒーや紅茶以外の食べ物ですと、焼きそば、焼きうどん、スパゲッティ、定食、サンドウィッチなど、ごく普通。

麺類や定食に、サラダか味噌汁がつくのがやや「良心的」かな、という気がしました。

麺類や定食に、サラダか味噌汁がつく

が、本当に良心的なのは、オーダーしたメニューの量です。

その量を経験したくて、最近はネットで『ずう』を知った人が、たくさんやってくるというのです。

最近は、デカ盛り、ガツ盛りというビジュアル的に目立つよう、具材で盛り上げたメニューが流行していますが、『ずう』は、メニュー全体の盛りが良い、下町のお店らしくコスパが良いのです。

生姜焼き定食(税込み750円)

たとえば、生姜焼き定食(税込み750円)。

生姜焼き定食

喫茶&軽食の生姜焼き定食といえば、スライスされた肉が2枚ぐらいつけば御の字と思いましたが、これは切り落としがどーんとのっています。

ずうの生姜焼き定食

ご飯の盛りもかなりあります。

オムレツ定食(税込み750円)

オムレツ定食(税込み750円)は比較的地味ですが、それでも卵3つは使っているでしょう。

オムレツ定食

ベーコンもたくさん入っていました。

中は半熟なのもいいですね。

オムレツ定食

ほうれん草のスパゲッティ(税込み700円)

ほうれん草のスパゲッティ(税込み700円)。しょうゆ味です。

ほうれん草のスパゲッティ

画像ではわかりにくいかもしれないが、とにかく盛りが多い。

かなりの量です。

頼む時に一瞬、肝心なことを忘れてしまったのですが、『ずう』のデカ盛りぶりが分かる目玉商品は、実はオムライスとナポリタンだったのです。

注目のナポリタン

で、別のお客が頼んだ大盛りナポリタンを、こっそり撮らせていただきました(すんません)

大盛りナポリタン

もはや1人の分量ではありませんね。

なるほど、ネットで知った人が経験したがる気持ちはわかります。

ただし、お店の方がこうぼやいていたこともご紹介しておきます。

最近は、ネットで『ずう』のことを知り来店するお客が増えてきたが、大盛りを頼んでツイッターに送ると、用はすんだとばかりに半分以上残して帰ってしまうと。

あくまでも、食べきる量をオーダーしていただきたいと思います。

これは、ずうに限らず、デカ盛り店すべてに言えることですね。

だいたい、食べもしないで撮影だけというのは、ヤラセと同じことです。

食べ物は、食べるからこそ意味も意義もあるのです。

穴守稲荷の町並み

ずうの最寄り駅は、再三書いているように羽田空港の敷地に入る直前の京急羽田空港線穴守稲荷駅。

京急羽田空港線穴守稲荷駅

駅の改札を抜けると、駅前には赤い鳥居があります。

赤い鳥居

穴守すずらん通りには、

穴守すずらん通り

和菓子の『磯崎家』があることをご紹介しました。

磯崎家(大田区羽田)は羽田太鼓(どら焼き)や穴守の鈴は(一口もなか)など羽田や穴守稲荷をイメージする和菓子販売
磯崎家という和菓子屋さんは、穴守稲荷とともに連想できる大田区有数の名店です。「穴守ふれあい通り」という京急羽田空港線穴守稲荷駅前商店街にあり、羽田太鼓・穴守の鈴など、文字通り羽田や穴守稲荷をイメージするオリジナル和菓子を販売しています。

店内に入ると、店員さんがさっそく黒豆茶を出してくれる、豆大福、黒糖まんじゅう、ふぶき(きんとん)、きんつば等一通りそろっている店です。

そこを少し進むと、『中華そばさとう』があります。

https://www.shiseiweb.co.jp/ootaku/%E4%B8%AD%E8%8F%AF%E3%81%9D%E3%81%B0%E3%81%95%E3%81%A8%E3%81%86

午前中の飛行機に乗る予定の人が、午後に遅らせても寄って食べるとも言われているほど、絶品の白湯スープです。

ランドマークとしては、大田区立羽田図書館が有名です。

大田区立羽田図書館(大田区羽田)は姉妹都市のアメリカ・マサチューセッツ州セーラム市らしい洋館造りで中は和室の施設
大田区立羽田図書館(大田区羽田)は文字通り大田区にある図書館の一つです。したがって「遊び場」ではありませんが、首都圏の異例のスポットというよりランドマークといったほうがいいでしょうか。そのような場所としてご紹介したいところです。

建物は洋館作りで、読書は和室でくつろげるめずらしい図書館です。

そして、「穴守」ですから、穴守稲荷神社を忘れてはなりません。

穴守稲荷神社(大田区羽田)は文化元年(西暦1804年)にできた大田区在住者なら誰でも知る区内でも有数のスポット
穴守稲荷神社(大田区羽田)は大田区在住者なら知らない人はいないほどの区内でも有数のスポットです。京急羽田空港線の穴守稲荷駅から駅前商店街「穴守ふれあい通り」を1分ほど歩くとすぐに参道です。豊受姫命(とようけひめのみこと)が御祭神です。

穴守界隈の神社は、羽田七福稲荷めぐりといわれる散策ツアーもあります。

羽田七福いなりめぐりは大田区にある7つの稲荷信仰神社と1つの弁財天神社を七福神めぐりのように参拝する散策コース
羽田七福いなりめぐり、というのも大田区ではお馴染みです。七福神というのは、大田区に限らず、各地の神社・寺院に、ご神体やご本尊などとは別に信仰され ている七柱の神が祀られていますが、「羽田七福いなり」とは、別の神が祀られているわけではなく、7つのご利益のある神社を巡るものです。

穴守稲荷といえば、『スチュワーデス物語』で何度も紹介され、全国区になったのではないでしょうか。

スチュワーデス物語
『スチュワーデス物語』第2回より

そして、羽田の町は、以前ある雑誌で、犯罪の最も少ない町として紹介されましたが、もうひとつ、昭和の残り香がある町です。

町を散策していると、お昼頃、テレビの音が聞こえてきたり、魚を焼く匂いと味噌汁を温める匂いが漂ってきたりします。

羽田空港から搭乗される際、もし時間に余裕があれば、『ずう』の食事休憩を挟んで、穴守稲荷と、その周辺の神社を散策できる散策コース『羽田七福いなりめぐり』など行かれてはいかがでしょうか。

以上、ずう(大田区羽田)は喫茶&軽食の店ながら大盛りナポリタンなどメニューがすべて盛りが良く麺類はサラダか味噌汁つき、でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました