野口軒という大田区大森東の中華料理店はオリジナルメニューである東京都中華料理組合公認の東京焼きラーメンが昭和の味

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野口軒という大田区大森東の中華料理店はオリジナルメニューである東京都中華料理組合公認の東京焼きラーメンが昭和の味
野口軒という大田区大森東の中華料理店には、オリジナルメニューがあります。東京都中華料理組合公認の東京焼きラーメンです。簡単に述べればスープ焼きそばといったところ。味がついた焼きそばが、濃いめの醤油味スープにどつぷりつかった“昭和の味”です。

最近は食べログなどでも取り沙汰されている、野口軒という大田区大森東4丁目の中華料理店。

野口軒

昭和の佇まいのお店で、座席は16席という大衆的なお店です。

場所は、近くには、大森ふるさとの浜辺公園があります。

大森ふるさとの浜辺公園

一見、昭和の佇まいのお店ですが、店内は、古い店にありがちな油の染み付いたテーブルや壁、メニュー書きといった光景ではなく、テーブルも壁も清潔でかつ明るい色です。

そして、メニューが豊富なことも驚かされます。

メニューが豊富

メニューが豊富

これだけですと、どれも甲乙つけがたく悩んでしまいますが、店内の壁に貼ってある、「野口軒特製」という東京焼きラーメンのポスターが目に付きました。

野口軒特製

東京都中華料理組合公認とあります。

これはもう、注文するしかありません。

東京焼きラーメン(730円)。いかがでしょうか。

東京焼きラーメン(730円)

「焼きラーメン」なので、ラーメンどんぶりではなく、焼きそばに近い底の比較的浅い皿です。

そこに、幾種類かの野菜と豚コマ、中華麺が炒められ、ラーメンよりは少なめの、しかし野菜から滲み出る甘み水分を予め考えているようなしっかり濃い目の醤油スープに浸っています。

東京焼きラーメン

焼きラーメンというと、焼きそばとラーメンの合体ではないか、とまずは想像します。

では、具体的にどう合体したのか。

要するに、「東京焼きラーメン」というのは、「炒めたラーメン」というより、「スープ焼きそば」といった趣です。

ネットで検索すると、「焼きラーメン」と名付けられたものは前者ばかり出てくるので、後者の「焼きラーメン」は大変新鮮です。

ただ、焼きそばとして炒めている分だけ、麺がやや歯ごたえがあり、かつ油がちょっと多めです。

ラーメンでも、最近はスープまで飲み干すと健康上云々カンヌンという意見がありますが、この東京焼きラーメンはもっと厳しいかもしれませんね。

五目そばや味噌ラーメンも昭和風

お店の外見は昭和的、でも中は清潔で明るい、と書きました。

他のメニューについては、やはり昭和的なものを感じます。

たとえば、五目そば。

五目そば

厚めのバラ肉が何枚も入って、これまた食べごたえがあります。

そして、これはコーン味噌ラーメン。

コーン味噌ラーメン

コーンがたくさん入ってますね。

実はこれを注文したのは長男なのですが、最初はお店側の聞き間違いで、コーンが入っていない、ただの味噌ラーメンだったのです。

そこで、再び、コーン味噌ラーメンを頼んだと告げたところ、コーンを入れてくれました。

ですから、もしかしたら、いつもよりもコーンの量が多いかもしません。

しかも、店主は、茶碗を持ってきて、これでとって食べるといいと提案しました。

しかし、長男は中学生なので、小さな器にいちいち取らずに、普通に食べることができるのですが(苦笑)好意はありがたく受け止めました。

店主は80歳をすぎているらしいのです。

それにしては、大変なメニューの数です。

ランチタイムを過ぎてもお客さんは切れません。

野口軒

人気店であることがわかりました。

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