ゴールデンクラウン(大田区・千鳥)は大田区の千鳥町住宅街で3月から営業されている南インド料理店。ランチはナンとご飯食べ放題!

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ゴールデンクラウン(GOLDEN CROWN、大田区・千鳥)は、大田区の千鳥町住宅街で3月から営業されている南インド料理店です。

ゴールデンクラウン(GOLDEN CROWN、大田区・千鳥)は、大田区の千鳥町住宅街で3月から営業されている南インド料理店です。17年続いたインド料理店ガネーシャの後にニューオープンしました。ランチタイムは、自由に選べるカレーと食べ放題のナン・ご飯が楽しみです。

皆さんは、南インド料理と聞いて何を思い浮かべますか?東急多摩川線の武蔵新田駅から徒歩わずか4分の場所に、本場の南インド料理が味わえる隠れ家的名店「GOLDEN CROWN」がひっそりと佇んでいるのをご存知でしょうか。

駅から続くレトロな商店街の先に

ゴールデンクラウン

武蔵新田駅を降りて商店街を歩くこと約4分。どこか懐かしい風景が広がる中に、GOLDEN CROWNはあります。外観は控えめで、通り過ぎてしまいそうなほどですが、一度足を踏み入れると、そこには別世界が広がっています。店内はこぢんまりとしながらも、温かな雰囲気に包まれ、インドのポスターや装飾品がさりげなく飾られています。

本場の南インド料理が味わえる貴重な存在

GOLDEN CROWNの最大の魅力は、何と言っても本格的な南インド料理の数々です。北インド料理に比べて、南インド料理を専門に扱うお店はまだ少なく、ここはまさに貴重な存在と言えるでしょう。

特に注目したいのが、ダールカレーやサンバールといった伝統的な南インドカレーです。ココナッツやタマリンドをベースにしたまろやかで深みのある味わいは、北インドカレーとはまた違った魅力があります。スパイスのバランスが絶妙で、辛さの中にも複雑な風味が感じられるのが特徴です。

絶品!定番メニューをご紹介

ドーサ – 南インドを代表する米粉のクレープです。GOLDEN CROWNのドーサは、表面はカリッと、中はしっとりとした食感が自慢。プレーンドーサからマサラドーサまで、種類も豊富に揃っています。

イドリ – 発酵させた米とレンズ豆の生地を蒸した、ふわふわの蒸しパンのような料理です。サンバールやココナッツチャツネと一緒にいただくのが伝統的な食べ方で、朝食としても親しまれています。

ミールス – 南インド版定食とも言えるミールスは、いろいろな料理を一度に楽しめるお得な一品。ご飯を中心に、カレーや野菜料理、チャツネなどがバランスよく配置され、見た目も華やかです。

こだわりのスパイスと素材

GOLDEN CROWNでは、スパイスの調合に特にこだわりを持っています。店主自らが厳選したスパイスを、伝統的なレシピに基づいてブレンドしているため、どこかで味わったことのあるような既製品の味とは一線を画します。

また、野菜や肉など、使用する素材にも気を配り、できるだけ新鮮で質の良いものを使用しています。そのため、一つ一つの料理から、素材の美味しさとスパイスの香りがしっかりと感じられるのです。

リーズナブルな価格設定

本格的な南インド料理と聞くと、少し敷居が高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、GOLDEN CROWNはとてもリーズナブルな価格設定となっています。ランチセットは1000円前後から楽しむことができ、ドーサ単品でも手頃な価格で提供されています。

「高級化が進む外食カレー」の流れの中にあって、このような本格的な料理を手頃な価格で味わえるのは、とても貴重なことではないでしょうか。

幅広い客層に愛される理由

GOLDEN CROWNには、インド料理好きはもちろん、近所の常連客、遠方からわざわざ訪れるリピーター、そしてインド人客まで、実に幅広い客層が訪れます。その理由は、やはり料理の美味しさはもちろん、居心地の良い店内の雰囲気と、温かいおもてなしの心にあるのでしょう。

初めて南インド料理を食べる方には、スタッフが丁寧にメニューの説明や食べ方を教えてくれますので、安心して訪れることができます。

お家での楽しみ方も

GOLDEN CROWNでは、テイクアウトも可能です。最近は「ルーよりレトルト」という家庭でのカレー事情がありますが、たまには本場の味をお家で楽しんでみるのも良いですね。仕事帰りにテイクアウトして、家でビールとともに本格南インドカレーを味わうーそんな贅沢な夕食もおすすめです。

千鳥町、武蔵新田の新しい名所として

千鳥町や武蔵新田駅周辺は、下町情緒あふれるエリアですが、GOLDEN CROWNのような個性的で質の高い料理店が増えることで、新しい魅力を発信しています。わざわざ遠くまで出かけなくても、地元で本格的な国際料理が楽しめるというのは、住民にとって大きな喜びです。

私のはツーカレーセット1090円のランチでした。野菜カレー、チキン&鶏肉カレー、ごはん、ナン、飲み物のセットです。

ゴールデンクラウン(GOLDEN CROWN、大田区・千鳥)は、大田区の千鳥町住宅街で3月から営業されている南インド料理店です。

妻は、お店もおすすめの、はちみつチーズナンセット。

はちみつチーズナンセット

いずれも、カレーは数種類あって選べます。マトンビンダル、野菜、ダル、ほうれん草カッテージターズ、チキンたけのこ、キーマエッグ、ナスシーフード、そしてクエスチョン(日替わり)と揃っています。

ご飯とナンは食べ放題。しかもナンはその都度焼きます。アツアツをいただけますか。

「食べ放題」というと、お代わりをしないのは損であるという固定観念の持ち主である私は、よせばいいのに、でかいナンをお代わりしてしまいました

ナンお代わり

年金世代に入ってきているくせに、「腹八分目」「糖質は摂りすぎない」という2つの禁を破ってしまいましたが、まあたまにはこういうこともあってもいいかなと。

最初のお店は、ランチだけと決めているのですが、今回はインド料理では個人的にお気に入りのシークカバブもいただいてみました。

シークカバブ

まとめ

GOLDEN CROWNは、単なるインド料理店ではなく、本場の南インドの味と文化を伝える貴重な場所です。武蔵新田というアクセスの良い場所にありながら、非日常的な食体験を提供してくれるお店です。

「外食カレーは自分では作れないごほうび」という現代の流れの中で、GOLDEN CROWNの料理はまさに「ごほうび」にふさわしいクオリティを持っています。しかし、その価格は手頃で、気軽に何度でも訪れられるのが魅力です。

皆さんも一度、武蔵新田のGOLDEN CROWNで、本場の南インド料理の魅力を味わってみてはいかがでしょうか。新しいカレーの世界がきっと広がるはずです。

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