キャロル・バーンズ博士「高齢になると脳細胞が大量に死滅するという誤解を否定し、脳細胞数自体はほとんど減少しない」ことを強調。

この記事は約4分で読めます。

キャロル・バーンズ博士「高齢になると脳細胞が大量に死滅するという誤解を否定し、脳細胞数自体はほとんど減少しない」ことを強調。

久しぶりにYouTube動画のシェアです。キャロル・バーンズ博士の脳科学研究を紹介する動画です。高齢になると脳細胞が大量に死滅するという誤解を否定し、脳細胞数自体はほとんど減少しないことを強調。さらに脳のコンデションを維持する方法など、脳のメカニズムについて解説しています。

人間は高齢になるほど、脳細胞が少しずつ死滅して、認知する力も、それまでの記憶も消えていく、ともいわれていました。

ニューロンが毎日1万個ずつ減少する、なんていう説は聞いたことありませんか。

しかし、動画で紹介されているキャロル・バーンズ博士は、脳科学の研究においてそれらの説は否定され、実際には脳細胞の数自体はほとんど減少しないことを強調しています。

つまり、歳を取ったから記憶機能が衰えたとはいえない、ということです。

記憶力低下の真の原因は、神経細胞間の結合であるシナプスの機能低下や、情報の伝達効率の変化にあると説明されています。

年を取って、道を忘れる、人の名前がすぐ出てこない、なんてことがありますが、それは記憶情報が脳から消えてしまったわけではなく、思い出す回路が乱れている、ということです。

しかし、脳には、適切な刺激や介入によって記憶力を向上させることが可能であるという希望も提示されており、具体的な3つの記憶力向上法(深呼吸、就寝前の振り返り、スロース想起)が提案されています。

動画の要約

動画では、脳科学者キャロルバーンズ博士の講演を基に、加齢による記憶力低下のメカニズムと対策が紹介されています。

博士によれば、動物実験でも加齢による記憶力低下自体は確認されており、特に空間ナビゲーション能力にその傾向が顕著です。

これは、海馬と呼ばれる脳の部位の、機能低下が原因である可能性が示唆されています。

バーンズ博士は、前述のように、よくある誤解として、年齢を重ねると脳細胞が大量に死滅するという説を否定しています。

実際には、健康な加齢過程においては、脳の主要な領域で神経細胞数は大きく変化しないそうです。

記憶力低下の真の原因は、神経細胞同士のつながり方や情報伝達の仕組み、可塑性の変化にあると指摘しています。

博士の研究によれば、老化の影響は脳内のごく一部の回路に限局的に現れます。

例えば、海馬の入り口領域で、外部からのシナプスの一部が減少しますが、残ったシナプスがそれをおぎなうようにはたらくメカニズムが働いているから問題ではないそうです。

一方、出力側の領域では、シナプスの総数は変わらないものの、休眠状態のシナプスが増えている可能性が示唆されています。

そこが、「記憶力の低下」「認知機能の低下」の原因というわけです。

バーンズ博士は、老化で働きが鈍ったシナプスを再び活性化できれば、記憶力を回復できる可能性があると述べています。

また、シナプスの強さの変化しやすさも年齢とともに変わり、老齢脳ではシナプスを強く保つ力が低下し、弱くなる方向への変化が起きやすくなります。

有酸素運動やアウトプットが有効

では、記憶が脳から消えてしまったわけではなく、思い出す回路が乱れている、つまり休眠しているシナプスを活性化させるにはどうしたらいいのか。

動画では、脳科学の知見を基に、今日から実践できる3つのステップが紹介されています。

それは、

1.深呼吸によるリラックス(1日5分)、
2.就寝前30秒の振り返り(その日の出来事を思い出す)、
3.週2回のスロー早期トレーニング

です。

バーンズ博士は、海馬の顆粒細胞である試乗会の細胞の生存率を高められれば、認知機能の向上につながる可能性があると述べています。

有酸素運動や新しいことに挑戦する学習なども、長期的に見れば海馬の神経新生を促し、回路を強化する効果が期待できるそうです。

動画の結論として、記憶力は加齢によって低下し得るものの、それは脳細胞の大量死ではなく、シナプス結合や可塑性の変化によるものであると強調されています。

むしろ、脳は適切な働きかけ次第で、逆にいくつになっても機能を伸ばせる可能性があり、今回紹介した3つのステップは、脳の健康と記憶力維持に役立つ実践法であるとしています。

先日、樺沢紫苑医師のチャンネルをご紹介しましたが、


バーンズ博士の説にそったものになっており、具体的に、

1,有酸素運動(朝散歩でストレスホルモンのコルチゾールを除去⇒海馬を保護)
2.アウトプット(かんたんな日記、悩みの言語化などで脳細胞を活性化)
3.質の良い睡眠(メラトニン分泌が活性化する)

は強調されていました。

「悩みの言語化」とは、たとえば、旅行に行けない悩みを書く⇒その原因も言語化する⇒カネがないのか、休みがないのか、体が調子悪いのか、いろいろな原因を言語化することで思考回路が整理され脳細胞が活性化され、どうすればいいのかが明らかになればストレスも消える一石二鳥、だそうです。

とにかく、アウトプットが大事ということです。

ですから、日頃のブログ更新や、巡回したブログになんでもいいから感じたことをコメントするアウトプットは、脳のためには大切なことなのです。

お互いの脳を守り合うべく、これからもブログの更新とコメント相互巡回、続けましょう!

「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 (ブルーバックス) [ 櫻井 武 ] - 楽天ブックス
「こころ」はいかにして生まれるのか 最新脳科学で解き明かす「情動」 (ブルーバックス) [ 櫻井 武 ] – 楽天ブックス

コメント