最近は「不用品・骨董品買取」の広告をよく目にします。タイムラインをスクロールするたびに飛び込んでくる印象すらあります。

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最近は「不用品・骨董品買取」の広告をよく目にします。タイムラインをスクロールするたびに飛び込んでくる印象すらあります。

SNSを見ていると、最近は「不用品・骨董品買取」の広告をよく目にします。タイムラインをスクロールするたびに飛び込んでくる印象すらあります。この背景には、「超高齢社会の進展」「物価高」「ビジネス構造の変化」という3つの大きな波が同時に重なっているといわれます。

AIのManusに、市場動向を調べてもらったところ、日本のリユース市場は、2009年以降15年連続で拡大を続けています

物価高騰による節約志向や、環境意識の高まり(サステナビリティ)が追い風となり、2024年には市場規模が3.3兆円に達しました。


出典:リユース経済新聞「リユース業界の市場規模推計2025」

リユース市場の拡大に伴い、業者の仕入れ(買取)競争が激化。かつてはチラシや地域情報誌が中心だった集客手段は、現在、SNS広告(ソーシャル広告)へと急速にシフトしているわけです。

しかし、広告の露出が増える一方で、不用品回収や買取に関する消費者トラブルも増加傾向にあるといいます。

特に「安価な定額パック」や「高価買取」を謳うSNS広告をきっかけとしたトラブルが目立ちます。

国民生活センターに寄せられる不用品回収・訪問買取に関する相談は、直近5年で約2倍に増加しています。

・作業後に広告と異なる高額請求(25万円など)をされる。
・「何でも買い取る」と言って来訪し、実際には貴金属や骨董品を安値で強引に買い叩く(押し買い)。

といったことなどです。

では、どうして近年、市場規模が拡大してきたのでしょうか。

市場が活況を呈している4つの理由

ChatGTPは、4つの理由で、「「売りたい人が増え」「買いたい人も増えている」からです。」と回答しています。

高齢化と相続・遺品整理の増加
日本では高齢化が進み、親世代の家や実家を整理する人が急増しています。

親が亡くなった後の遺品整理
施設入居前の生前整理
空き家の片付け
相続した家財の処分

こうした需要が非常に大きくなっています。遺品整理市場は数千億円規模に成長しているとされています。

特に50代~70代の人は、「実家にある掛軸や茶道具が価値あるかもしれない」と思うことが多く、骨董品買取広告との相性が良いのです。

Geminiも、「最大の要因は、日本の人口ボリュームゾーンである「団塊の世代」が全員75歳以上の後期高齢者に達したことにあります。」と述べています。

物価高で「捨てるより売る」が定着
近頃の物価高騰で、以前なら捨てていた物も、

少しでも現金化したい
処分費を払いたくない

という人が増えています。昔集めた骨董品や絵画、着物などは、ゴミとして処分するには心理的抵抗が大きく、費用もかかります。

「価値がわかる人に譲りたい」「少しでもお金になれば」というシニア層の心理に、買取広告がピタッと刺さっている状況といいます。

インバウンド需要
外国人観光客や海外コレクターが、

古い日本刀関連(登録された合法品)
茶道具
掛軸
着物
昭和レトログッズ

などを好むため、中古市場が活発になっています。リユース業界ではインバウンド需要が成長要因の一つとして挙げられています。

買取業者側の「始めやすさ」と「SNS広告の相性」
なぜそこまで「SNS広告」が目立つのか。

Geminiは、業者側のビジネスモデルと広告技術の進化が関係していると分析しています。

小資本で開業できる
買取専門店は、店舗スペースが小さくても(あるいは無店舗の出張買取でも)始められるため、初期費用が安く参入障壁が低いです。そのため、近年フランチャイズを中心に業者が乱立しています。

ターゲティングの精度向上
SNS広告は「40代?60代」「片付けや実家、相続に関心がありそうな人」といったターゲットを非常に高い精度で狙い撃ちできます。チラシを配るよりも効率が良いため、各社がこぞってSNS予算を増やしています。

海外への転売ルートの確立
日本の中古品(特に骨董品やブランド品)は「状態が良い」と海外(アジアや欧米)で非常に高く売れます。円安も手伝って、買い取ったものを海外へ流すルートを持つ業者にとって、今は絶好の仕入れ期なのです。

そして、買取業者にとって、「家に古い物がある」「親の遺品を整理している」「終活に関心がある」という層は広告で狙いやすいといいます。

SNSは年齢や興味関心で広告を配信できるため、「終活」「相続」「仏壇」「お墓」「介護」などの記事を一度でも見た人には、骨董品買取広告が表示されやすくなります。

タイパ(タイムパフォーマンス)にもマッチ

我が家にも、装飾品、古着など、処分できるものがあり、先日アクセサリー類を処分したところ、それなりにまとまったお金になったのでびっくりしました。

売るほうが望外の価格で取引できるということは、よほどこの業界は景気が良いんでしょうね。

パソコン関係も、メモリが高騰しているので、今なら中古品も比較的よい価格で売ることができます。

前出の複数のAIの結論は、「実家の片付けが面倒」「フリマアプリに出すのは大変」という現代人の “タイパ(タイムパフォーマンス)” 重視の姿勢にもマッチしているため、この買取ブームはまだしばらく続きそうな勢いを見せているとのことです。

みなさんは、買取業者は利用されたことはありますか。

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