キャッシュレス決済、セルフレジ、QRコードによる注文。私たちの社会は驚異的なスピードでデジタル化して「効率化」に進んでいますが……

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キャッシュレス決済、セルフレジ、QRコードによる注文。私たちの社会は驚異的なスピードでデジタル化して「効率化」に進んでいますが……

キャッシュレス決済セルフレジQRコードによる注文。私たちの社会は、驚異的なスピードでデジタル化して「効率化」の方向に進んでいます。しかし、技術革新のスピードに適応できない人々が置き去りにされている現実もあるという話です。

弁護士ドットコムニュースでは、「セルフレジやQRコードが使えない…急速な「デジタル化」に取り残される60代母、結婚をためらう娘の苦悩」という記事が更新されて話題です。

キャッシュレス決済やセルフレジの普及により、発達障害などの特性を持つ人々が、日常的な買い物や手続きに困難を抱え、孤立を深めている現状が具体例とともに示されています。

急速に進む社会のデジタル化が、特定の個人やその家族に及ぼす深刻な影響を報じているわけです。

特にアナログな手段を頼りにしてきた高齢者が、電話案内サービス等の廃止によって生活の術を失う切実な問題が浮き彫りにされました。

このような変化は、支援を担う家族の精神的な負担や将来への不安にも直結しています。

デジタル化に苦しむ母親と家族が直面している課題


記事が紹介しているのは、デジタル化が進む社会において、発達障害や精神疾患を抱える60代の母親と、その家族が以下のような切実な課題に直面しています。

母親が直面している課題


新しい仕組みへの適応の困難さ
発達障害や精神疾患といった脳の特性により、一度覚えたやり方を変えたり、新しい仕組みに適応したりすることが苦手です。これは本人の努力不足や怠慢によるものではありません。
日常生活における買い物の困難
それまでは有人レジで現金を支払って買い物をしていましたが、自宅近くのスーパーにセルフレジが導入されたことで、買い物ができなくなってしまいました。

命綱であった「アナログ手段」の消失
長年頼りにしてきたアナログなサービスが急速に終了しています。電話番号案内「104」や紙の「タウンページ」が2026年3月末に終了したほか、飲食店でのQRコードやタブレット注文、自治体の給付金のオンライン申請や電子クーポンなど、適応できないデジタル技術が身の回りに増えています。

スマートフォンを使いこなせずネットも使えないため、いまだにつながらない「104」に電話をかけ続けてしまう状態です。

家族(娘)が直面している課題

デジタル化に伴う負担の増大
社会全体のデジタル化についていけない母親の生活をサポートするため、その負担を家族が背負わざるを得なくなっています。

精神的な苦痛と苦悩
つながるはずのない「104」にいまだに電話をかける母親の姿を間近で見るのが、本当に辛いという精神的な苦悩を抱えています。

自身の人生(結婚など)への影響
急速にデジタル化が進み、アナログな手段が失われていく中で「母が取り残されてしまうのではないか」という懸念から、娘が自身の結婚をためらうといった葛藤が生じています。

すでに選別は行われている!

たとえば、東京都は、公式アプリ「東京アプリ」と、マイナンバーカードの連携による本人確認を行い、申し込んだ15歳以上の都民を対象に、11,000円相当の「東京ポイント」を付与する生活応援事業を実施中です。

つまり、都からの給付金ですが、都民なら全員に、ではなく条件があります。

1.マイナンバーカードを持っていること
2.スマホの番号を持っていること(当然スマホを持っていること)

「マイナンバーカードは作りたくない」という人や、スマホを利用しない・できない人は、対象外になってしまうのです。

都民への無条件の給付ではなく、デジタル化について来れる人だけ配りましょうということです。

しかし、都民の中には、障害があってスマホを使えなかったり、利用頻度とコストの兼ね合いで使っていなかったりする人は一定数いるはすです。

むしろ、そうした「弱者」こそ、給付金は必要なのに。

今の段階で、スマホを持つのが、人として当たり前であるかのような対応を、自治体が行うのはおかしいと私は思います。

それ以外にも、かつてはキャッシュレス、ペーパーレスといわれカード化されたものが、今やそのカードですらスマホアプリに置き換わっている状態ですからね。

年齢で言うと60代が、デジタル世代にうつりかわる過渡期といわれています。

30歳前後でパソコンが少しずつ入ってきて、その置き換えにうまく乗れた人と、アナログ時代に自分の仕事や生活スタイルが完成したので、なかなか切り替えられない人がいます。

私の同級生でも、ネット(SNSとかメールとか)はやらない、という人は結構いますね。

それでも、スマホだけ(LINEと電話と商店のポイ活)はヤッているようですが、さらに上の世代になると、スマホの利用率も下がってくると思います。

そういう人たちの対策が問われている、という話です。

みなさんは、スマホによる会計や諸手続き、キャッシュレス決済、セルフレジ、QRコードによる注文など、日常的に行えていますか。

デジタルとアナログを融合し、仕事の効率化を目指す本: マンガでわかるやさしいDX - 角野 嘉一
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