
堀江貴文さんのXの投稿が話題になっています。「中国による日本の水源のある土地の買い占めは都市伝説。日本の水源を買ったところでペットボトルに詰めて持ち帰れないから、中国が日本の水源の土地を買い決めるのは安全保障上まったく問題ない」という主張です。
堀江さんは、中国が日本の水源を買ったところで、実際に水を持ち帰ることはできないため、問題はないとしています。
彼の主張は以下のように要約できます。
水源の購入は無意味
水をペットボトルに詰めて持ち帰ることができないため、土地を買ったところで実質的な利益はない。
安全保障上の問題なし
中国が日本の水源の土地を買うことは、日本の安全保障に対して脅威ではないと考えている。
この意見には賛否が分かれるところですが、井川意高さんが猛反発しました。
タカポン
もう無理です
これからは
批判させてもらいます
今まで
控えてましたがあなた
日本人として
終わってます自民
公明
中共
の
使いっ走りに
なりましたね https://t.co/eFEhytTRYr— 井川 意高 サブアカ改め本アカ (@IkawaMototaka) October 20, 2025
 
ホリエモンが、塾まで作って入れ込んでいるAIはどう見ているのか。
とくに、XのAIであるGrokは、堀江さんに対して厳しい論評を行っています。
水源地土地買い占めは都市伝説ではなく事実として存在
Grokから抜粋します。
北海道や九州を中心に、中国人(または中国資本)の企業・個人が水源林や山林を積極的に購入している事例が、報道や調査で多数確認されています。
例えば、ニセコエリア周辺で水源地を含む土地が安価(1坪数十円~数百円)で買われています。 これらは水資源の輸出(ボトルウォーター)目的や投資目的です。
富士山近辺のSeven Yellow Ltd.(中国資本)が井戸から月50万リットルの水を汲み上げ、80%を中国に輸出。 熊本県の水源地公園(Suizenji Ezuko Park)も中国人に売却。
全国規模: 林野庁の届出ベースで、中国人等による山林購入は5,000ヘクタール超(宮崎県都城市で700ヘクタールなど)。 2025年時点でも、政府データで中国が「安全保障上重要な土地」を最も取得していると指摘されています。
これらは「買い占め」と呼べるほど大規模ではなく、林業衰退による安価な土地の売買が主ですが、メディアで「水資源狙い」とセンセーショナルに報じられるため、都市伝説的な誇張が生じやすい点は事実です。
ただし、核心の購入行為自体は実在します。
水の持ち帰りは可能
日本から中国への水輸出は、ボトル詰めで合法的に行われており、年間数百万リットル規模です。上記のSeven Yellow Ltd.事例のように、井戸水をボトル化して中国へ輸出(2012年以降継続)。
中国の水不足(都市部の80%超で地下水汚染、2億8,000万人が安全な水アクセスなし)から、高品質な日本の水が需要あり。輸出額は小さいものの、投資意欲を駆動しています。
ただし、堀江氏の指摘通り、大量輸送の経済性は低く(輸送コスト高)、主目的は投資や別用途(キャンプ場開発、資産保有)です。持ち帰りが「できない」わけではなく、「非効率」なだけです。
安全保障上「まったく問題ない」ことはない
水源地は日本の食料・飲料供給の基盤で、外国資本の取得は「水資源のコントロール喪失」や「領土的影響」を招く恐れがあります。
政府対応
2021年の「重要土地等調査法」(重要施設周辺・水源涵養林の土地取引を事前届出・調査対象)施行後も、中国関連の取得が最多。2025年1月の政府データで「安全保障上懸念する事案なし」との発表に対し、専門家から「カウントダウン開始」との批判。 
懸念点
北海道・沖縄・対馬での集中取得が「事実上の自治区化」を招く可能性。食料安全保障(水源林が森林全体の12%を占める)や地政学的リスク(尖閣諸島争いとの連動)。 
Grokによる全体の評価
「都市伝説」扱いや「持ち帰れない」主張は事実誤認で、安全保障の無視は楽観的すぎます。
土地購入自体は合法投資ですが、水資源の戦略的重要性から、政府・専門家は警戒を強めています。
堀江氏の主張は経済自由主義の観点から理解できますが、国民の懸念を軽視する点で議論を呼んでいます。
結論は、部分的に正しいが、全体として誤り。とのことです。
水資源は自給自足することが求められている
堀江氏の「税金払ってくれるからOK」という言い分は、経済的視点からはそうかもしれませんが、安全保障は経済を超えた国家レベルの問題ですからね。
米国でも中国資本の水源地取得が警戒されており、日本も同様の議論が進んでいます。
とくに日本は島国ですから、本来食材も水資源も自給自足することが求められているはずです。
外国による土地購入が進むと、将来的に水の供給が脅かされる可能性があります。
今だって、ちょっと雨が少ないと、「水瓶の水位が……」という報道があり、給水制限とかするではないですか。
水資源の管理と安全保障については、私も堀江氏の言い分には批判的な立場で引き続き注目していくことが重要だと考えます。
みなさんは、中国による水資源の土地の購入はいかがお考えですか。



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