MMT（現代貨幣理論）

「MMT理論は一線を越えた魔法の経済浮揚策」と、MMT（現代貨幣理論）をコバカにしているいう八幡和郎さんのコラムが話題です。いったいMMTの何がそんなに気に食わないのかと文章を読んでみると、どうやら「返さなくていい借金」だからだそうです。

日本はデフレで後進国になったという記事が話題になっています。いろいろな意見がありますが緊縮財政とのリンクは自明です。MMT待望の声は当然聞かれます。記事では、NTTの技術者の3割が35歳までにGAFAに引き抜かれるとか。もう待ったなしです。

れいわ新選組・山本太郎代表が“文春砲”の菅義偉首相に「財政出動すればスキャンダルは吹っ飛ぶ」とMMTアドバイス。総理官邸で直接ではなく東京スポーツの取材に答えたものですが、他の野党のような紋切型非難と差別化できると考えたのでしょうか。

報道ステーションのウェブCMが「女性蔑視があふれている」と炎上しています。たしかに表現の仕方には問題もあります。私はそれとともに、消費税と「国の借金」を結びつける物言いが気になりました。MMT（現代貨幣理論）の立場からも看過できません。

持続化給付金の再支給法案が19日、衆議院に提出されました。要件緩和による給付対象拡大や事業規模に応じた加算措置など提起しています。全ての企業、個人事業主に持続可給付金は必要という声からの再提出。え、財源？MMTは税金を財源とは考えません。

山本太郎さんがMMTのツイートを行っています。「『借金ガー』なんて間抜けなこと言ったら、国家が崩壊するよー。日本は」。さらに「#さっさと金を刷れ皆に配れ」というハッシュタグもつけています。毀誉褒貶ある方ですが、あなたの意見はいかがですか。

日本は本当に「経済大国」なのか？ という記事が話題です。「購買力平価でみたGDPの一人当たりのGDP」で世界各国の比較をしています。日本は世界28位でアジアでは4番目。問題は「富の偏在」にあるといいます。それを解決するのはMMTでしょう。

森井じゅんさんが、MMTの立場から「『借金』の金額は関係ない、重要なのは供給能力」とテレビ番組で断言したことが話題。『国の借金1200兆円、1人あたり983万円…これは返さないといけないの？』というテーマを放送して話題になったTOKYO MXです。

武田邦彦さんのYoutubeにおけるMMT論動画が批判を受けています。論点が「金の使い方」にズれており、MMTの説明も間違いが多いからです。とくに税金と予算の関係について、スペンディングファーストという基本中の基本を理解していない憾みを指摘できます。

麻生太郎財務大臣が「巨額の財政赤字で日本国債・円への信認が失われ、国民生活に多大な影響が及ぶことを懸念している」と発言。過去の発言との不一致がまたしても話題になっています。何の説明もなく過去の発言を180度変えるような政治家は信用できますか。