
AIエージェントを使った作例は、これまで何回かご紹介しましたが、今回はCopilotでオセロゲームを作ってみました。Copilotは、Windowsユーザーなら標準で設定されていますし、App Storeから「Microsoft Copilot」をダウンロードすれば使えます。
AIで、アプリケーションソフトを作成するレクチャー動画は、YouTubeに何本もアップされていますが、「ああ、そういうこともできるのか」ということはわかっても、では実際に自分でもできるのか、という点では未知数ですよね。
そういう場合は、論より証拠で、試行錯誤しながら実践するしかありません。
今回は、AIの中では身近なもののひとつであるCopilotを使って、基本中の基本であるオセロゲームを作ってみます。
本当は、アプリ作成には、manusというMeta社(Facebookの運営会社)のAIエージェントがおすすめなのですが、今回は簡単なものなので、Windowsユーザーなら標準装備のCopilotにしました。
たった2行の司令で多機能オセロゲームが作れる
まず、最初の司令文は、
Webアプリでオセロゲームを作ってください
たったこれだけです。
あっという間に、htmlファイルを作ってくれます。
ただ、この時点では、
このオセロの特徴
・クリックで石を置ける
・8方向のひっくり返しロジックを実装
・黒 → 白 → 黒… とターンが自動で進む
・初期配置も正しい
・1ファイルで動くので学習にも最適
など、「オセロゲーム」の体をなす、最低限の機能だけを用意してくれます。
ここから、
例えばこんな拡張もできるよ。
・パス判定(置けないときに自動でターンを渡す)
・ゲーム終了判定
・スコア表示
・CPU(AI)が対戦相手になる
・アニメーション追加
・スマホ対応のUI改善
どれを追加したいか言ってくれたら、すぐ作れるよ。
と、AIの方から追加機能を提案してくれます。
「それ全部入れて」と返せば、全部入れて再作成してくれます。
私は、とりあえず4つの機能追加を頼みました。
そのうえで、サーバーにアップしたのですが、動きません。
表示はされますが、動かないんですけど
と問い合わせると、
実は、前のコードには クリックイベントの取り方 に小さな落とし穴があったんだ。
として、修正コードを出してくれます。
いや、だったら最初からそれを出せばいいんじゃないの?
いずれにしても、こちらからの司令は、たった2行で、オセロゲームが完成してしまいました。
アップするサーバーも無料のものを利用
では、作成したデータは、どうすればWebアプリとして使えるようになるでしょうか。
Webアプリというのは、マシンにプログラムをインストールせず、ブラウザから利用するアプリケーションのことです。
つまり、ホームページと同じですから、ホスティングサーバーにデータをアップします。
サーバーをもっていない場合、どうれればいいか。
2026年現在でも、無料のホスティングサービスはいくつかありますが、たとえぱFC2ホームページは、大容量(1GB)かつ無料プランでも広告表示のないWebサイトが構築できるCMSサービスです。
ブログや動画投稿で知られる米国のFC2 Inc.が提供しており、個人利用に特化したサービスといえます。
またCMSサービスとしては歴史が古く、サービス開始は2001年となっています。
FC2のアカウントを取って、ホームページサービスを利用します。

アップしたオセロゲームはこちらです。
manusでも作ってみました。

現在は、Web将棋ゲームも公開中です。

ここから、たとえば通算戦績を記録するとか、どういう手を使ったときにどうなるかといった分析するとか、Copilotに頼めば、さらに機能を付け足すこともできます。

AIエージェントでアプリを作る醍醐味は、自分は勝手に考えるだけで、あとの「実行する部分」はAIがやってくれる点です。
人間が細かい手順を全て書くのではなく、「こんなときこう動くアプリがあったらいいな」という判断軸のみを設計し、AIエージェントがそれを実現するプログラミングを行っていくのです。
途中で、ほしい機能思いついて、追加注文を次々出しても、AIは一切文句を言いません。これが気を使わなくていいですね。
仕事はできても、いちいちうるさい職人タイプは、AIに取って代わられるかも(笑)
いうまでもありませんが、オセロゲームは、あくまでも基本中の基本、習作中の習作で、より高度で複雑なアプリの作成ができます。
冒頭に書いたように、私は現在、manusというAIエージェントを使って、ブラウザ拡張機能機能で動くメモ型データベースを作っているのですが、作ったものは「窓の杜」や「ベクター」といったオンラインソフトのベンダーに投稿するつもりです。
プログラミングは、目も神経も使うので、面白いけど最近は「体に毒だな」と思っていましたが、AIエージェントが自分の意図を汲みながら賢く動いてくれるのは、まるで相棒を得たような面白さがあります。
たとえば、
「家計簿アプリを作って」とか
「写真のポートファリオソフトを作って」
なんて、みなさんも、ものは試しでいかがですか。

やりたい!ができる Copilot 本格活用 – ユースフル(長内 孝平), GENET(池田 一)


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