フォトスキャン by Googleフォトで古い紙焼きと書籍の写真からスキャンしてみたところ思った以上にきれいに保存管理できる

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フォトスキャン by Googleフォトで古い紙焼きと書籍の写真からスキャンしてみたところ思った以上にきれいに保存管理できる

『フォトスキャン by Googleフォト』というスマホアプリで、古い紙焼きと雑誌に掲載の写真からスキャンニングしてみました。印刷物からのスキャンニングなら、フォトスキャンbyGoogleフォト>フラットベッドスキャナが見込めるかもしれません。

フォトスキャン by Googleフォトとはなんだ

フォトスキャン by Googleフォトは、紙焼きされた写真をスキャンしてデジタル化するスマホアプリです。

すでに多くのレビューや操作解説が、Youtube、ブログ、SNSでいくつも発表されているので、いまさらとは思いますが、今回ご紹介させていただきます。

写真をスキャンするだけなら、フラットベッドスキャナが適しています。

ただ、このアプリがあれば、スキャナをもっていない人でも、スマホで昔の写真をデジタル化できるわけです。

もっとも、スマホで、昔の写真に限らず物を撮影して保存を試みた方はおられるかもしれません。

そのときに気づくことがあると思います。

そう。光の反射が入ってしまうのです。

ところが、フォトスキャン by Googleフォトは、手順に沿って画像をスキャンすることで、光が反射していても自動的に除去されるようになっています。

写真の端を検出して、自動的にトリミングもしてくれます。

そして、直線スキャン、長方形スキャンができ、遠近補正機能もあります。

さらに、角度補正機能により、スキャン時の向きにかかわらず写真が正しい向きに保たれるのです。

これは便利だと思いませんか。


私は考えました。

古い写真ということは、雑誌の写真もスキャンできるということです。

著作権の関係があるので、あくまで個人利用(資料管理)ですが、たとえば必要な雑誌の写真をよりきれいにデジタル化することも可能なわけです。

もちろん、前々回、GT9700Fのことを書いたように、私はフラットベッドスキャナを所有しています。

60年前のネガフィルムをかつて2001年発売のフラットベッドスキャナGT9700Fの透過ユニットを使いでデジタル化再現しました
60年前のネガフィルムを、かつて2001年発売のフラットベッドスキャナGT9700Fの透過ユニットを使いでデジタル化再現してみました。たまたま以前所持していたプリンタでしたが、現在も中古品で販売しています。古いネガは資料的価値のあるデータです。

しかし、必要な場面でいちいちスキャナでセッティングしなくても、手持ちのスマホで簡単にスキャンニングとデジタル化ができるのなら、それにこしたことはありません。

そこで、書籍の写真と、普通の紙焼き写真について、フォトスキャン by Googleフォトを試してみました。

書籍からのスキャンニングは思った以上にきれいに撮れる

『実録・国際プロレス』という書籍は、昭和の15年間興行していたプロレス団体です。

本書は、所属したレスラー及び関係者(レフェリー、リングアナ、テレビ中継担当者など)のロングインタビューをまとめたものです。


全体を通して資料的価値があり、記事作成の際に個別の抜粋や引用を行いたいと思いましたが、合わせて掲載の写真も保存しておこうと思いました。

掲載の写真も保存

書籍からどれだけきれいに撮れるか楽しみです。

本書は全部で623ページとかなり分厚く、フラットベッドスキャナでは、のどの部分に影ができ、端が丸くなってしまい、うまくスキャンできませんでした。

うまくスキャンできません

そこで、『フォトスキャンbyGoogleフォト』で撮ると、

国際プロレス

まるでフラットベッドスキャナでスキャンしたように、比較的モアレも目立たずきれいに撮れました。

印刷物からのスキャンニングについていえば、

フォトスキャンbyGoogleフォト>フラットベッドスキャナが見込めるかもしれません。

紙焼きからのスキャンはモアレはあるはずだが気にはならない

一昨日は、60年前のネガフィルムを、かつて2001年発売のフラットベッドスキャナGT9700Fの透過ユニットを使いでデジタル化再現しました

GT9700Fの透過ユニット

デジタル化

同じ画像の紙焼きを、今度は『フォトスキャンbyGoogleフォト』でデジタル化してみました。

フォトスキャンbyGoogleフォト

フォトスキャンbyGoogleフォト

スキャン時の光の反射は見事に取り除かれ、おそらくあっただろう歪みも修正され、写真部分のみトリミングされています。

肝心の品質については、甲乙つけがたいと思います。

ただ、紙焼きというのは、ネガからいったん紙出力したものです。

そこから再度スキャンすることで、モアレが生じることは避けられず、ネガがあるのなら、ネガから透過してデジタル化したほうがいいことは間違いないでしょう。

スナップ写真程度なら、それは気にならないということです。

したがって、透過>フォトスキャンbyGoogleフォト、かな。

もちろん、紙焼き写真は時間の経過で汚損や変色があります。

ネガがなければ、スマホのフォトスキャンbyGoogleフォトを使って、大切な写真はデジタル化しておいたほうがいいでしょう。

まとめ

最近はチェキを使った紙焼き写真も流行していますが、それも含めて紙焼き写真のデジタル化は、フラットベッドスキャナでスキャンをする必要がありました。

フォトスキャンbyGoogleフォトなら、ならスマホで撮影してもトリミングも必要なく、光の反射も消え、ジャストサイズでデジタル化できます。

書籍や雑誌の掲載写真も、個人的資料として保存・管理が容易になりました。

これで無料アプリです。

ぜひ1度お試しください。

以上、フォトスキャン by Googleフォトで古い紙焼きと書籍の写真からスキャンしてみたところ思った以上にきれいに保存管理できる、でした。

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