キネマ食堂は大田区東蒲田キネマ通り商店街に開店した松竹蒲田撮影所があった蒲田らしい命名のお店で定食を適価で提供

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キネマ食堂は大田区東蒲田キネマ通り商店街に開店した松竹蒲田撮影所があった蒲田らしい命名のお店で定食を適価で提供
キネマ食堂(大田区東蒲田)が話題になっています。キネマというカタカナの店名は、もちろんキネマ通りで開店したことからつけられたものです。松竹蒲田撮影所があった蒲田らしい命名の名物定食店です。きちんとした定食を適価で提供してくれる優良店です。



私は大田区の東蒲田2丁目に、小学校の2年から6年まで暮らしていました。

キネマ通り

いわば、キネマ通りは故郷です。

ところが、キネマ通りは近年、というよりかなり前からですが、梅屋敷商店街の方に買い物客はシフトしてしまいました。

私の知っている日本蕎麦屋さんやラーメン屋さんは閉店、お寿司屋さんは別の店名になり、文房具屋さんも店名だけ掲示されていますが住宅になり、書店はシャッターがしまったままで、何より私が住んでいたマンションは、全く別の名称の新しいマンションに建て替えられていました。

時のうつろいは寂しいものです。

それだけに、キネマ通りに新たに開業・開店するお店には、ぜひがんばっていただきたいものです。

そのひとつが、キネマ食堂です。

キネマ食堂
Facebookページより

正面は、シンプルでかつオーソドックスな暖簾。

中の天井は高くゆったりしています。

キネマ食堂

座席はカウンター席合わせて25席。

壁には古風なポスターが数枚貼ってありますが、ありふれた居酒屋や食堂のように、壁が見えなくなるほどメニューやチラシ等々をたくさん貼り付けることはしていません。

キネマ食堂

新しいお店だからということもあるでしょうが、私はずっとこのままでいてほしいと思いました。

キネマ食堂は、キネマとついても、ターゲットは地元のお客さんである、昼は定食屋さん、夜は小料理屋さんです。

キネマ食堂

キネマ通り自体、観光スポットというわけでもありませんし、たとえば昼の定食などは、提供数がきわめて少ない。

定食は4種類ありますが、

「アジたたきと冷やっこの定食」が限定6食。

アジたたきと冷やっこの定食

「厚切り焼きさけと揚げ出し豆腐の定食」が限定3食。

「チキン南蛮定食」が限定4食。

「豚生姜焼き定食」が限定6食。

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豚生姜焼き定食

いずれも税込みで700円。ご飯は大盛りにできます。

「3食」では、たとえば3人連れの客が、みなそれを頼んだら、その瞬間品切れです。

カレーライスなど、他のメニューは「限定」ではありませんが、いずれにしても、じぶんどきだからといって、100人も200人もの客をさばこうという方針ではないことがわかります。

メニュー

アジたたきと冷やっこの定食は、アジの食感がきちんと残っていて、適度な叩き方だと思います。

アジのたたき

そのまま食べても、ごはんにのせてたっぷりの醤油をかけて食べてもイケます。

豚生姜焼き定食は、豚肉は硬い筋もなく、味付けに塩コショウを使いすぎているわけでもなく、優等生な作り方です。

豚の生姜焼

こちらはご飯大盛りにしているのですが、大盛りで正解でした。

このように、きちんと作っている定食で、十分に商店街の人気店たらしめていることがわかります。

松竹蒲田撮影所とキネマ通りと旧呑川

キネマ通りは、松竹蒲田撮影所があるところから少し離れています。

JR蒲田駅東口を降りてすぐのところに、ニッセイアロマスクエアと、大田区民ホール・アプリコという商業施設が建っていますが、そこに、昔撮影所があった証として、逆川(さかさがわ)という河川にかけた松竹橋の親柱が保存されています。

やよい軒という全国規模の定食店があります。大田区では、JR蒲田駅東口の、さかさ川通り(大田区蒲田5丁目21番~…

そこから10分ほど歩いた国道15号線をこえたところからスタートする小さな商店街が、キネマ通り商店街です。

ところで、大田区には、世田谷区内の旧深沢村の南部一帯から、区をほぼ縦貫して東京湾に注いでいる呑川が流れています。

江戸時代には、飲水や農業用水の他、「浅草海苔」と称した大森海岸の海苔の生育や運搬に使われた河川でした。

そこで、1935年(昭和10年)に、夫婦橋付近で現在の呑川が新たに作られ、新旧の呑川が利用されていました。

呑川

それが、東京オリンピック以後、海苔場が埋め立てて旧呑川も緑地になりました。

今日ご紹介したキネマ通りの終点は、その旧呑川の緑地公園と交差しています。

緑地公園には大田区によって像が作られていますが、この画像を撮影したときには、JR浜松町駅にある小便小僧の像のように、誰かが帽子をかぶせていました。

旧呑川緑地公園

いずれまた機会を見て、緑地公園と旧呑川の河口などもご紹介していきたいと思います。

川崎蒲田大森食本 (ぴあMOOK) -
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