三ツ矢堂製麺大森店(大田区大森北)に行ってきました。個性豊かな飲食店が並ぶ大森北一番街に2010年4月22日にオープンしました。メニューのキーワードは、菓子用高級国産小麦使用、自家製麺、全粒粉、特製ゆず油が入ったつけ汁、シャバ系、などです。
三ツ矢堂製麺大森店は、都内を中心にしたチェーン展開を進める三ツ矢堂製麺の9店舗目です。
三ツ矢堂製麺大森店の特徴は、菓子用高級国産小麦を使用した、自家製ストレートの太麺。
そして、特製ゆず油が入ったメニューは、ゆずの風味が効いています。
さらに、つけそば、まぜそば、ラーメンなども提供しています。
麺の量は、並盛りが300g、中盛りが450g、大盛りが600g、特盛りが750gなどです。
お店によっては、大盛りまでは追加料金なしというところもあるそうですが、三ツ矢堂製麺大森店は、中盛りで60円増し、大盛りで100円増しです。
ただし、ランチ時は大盛り無料というレビューもありますね。
ちなみに私が行ったのは土曜日なので、ランチのない日だったのかもしれません。
三ツ矢堂製麺大森店の店内は、照明を落としたこんな感じ。
落ち着くというよい評価が多いですね。
つけ麺をいただく場合、明るくても暗くてもいいのですが、暗いと撮影がしにくい、という問題点はあります。
テーブルには、扇子が一つ置いてありました。
忘れ物かと思ったら、三ツ矢堂製麺大森店で用意しているものだそうです。
そして、これが、たっぷり野菜つけめん。
豚骨魚介のつけ汁と、野菜はカット野菜を茹でたような、もやしとキャベツとニンジンが皿にのっています。
豚骨魚介というと、他店のそれを想像してどろどろした濃いものかと思いましたが、魚介系で特製ゆず油の味がきいていることもあり、さっぱりしていました。
魚介は魚粉ではなくだしで使っているんですね。
透明です。
う~ん、まあ、それ以外は、ごく普通のつけ汁です。
そして、これが、たっぷり野菜鶏つけそば。
色からしても、もう日本蕎麦です。
灰色なのは、全粒粉麺だからだそうです。
でもまあ食感も、太い蕎麦のような食感です。
三ツ矢堂製麺大森店の麺自体はしっかり作っていて、そのままでもおいしいぐらいです。
つけ汁は、いわゆるシャバ系です。
さらさらしたスープに魚介系の旨味が感じられます。
あっさりしているので、コクはあまりないですね。
つけ汁の具は、たっぷり野菜つけめん、たっぷり野菜鶏つけそば、いずれも小粒のチャーシュー、なるとを細かく刻んだもの、めんまなどが入っている程度です。
三ツ矢堂製麺大森店は、ダブルスープで、特製ゆず油を入れるなど独自性をもたせていますが、際立った感じはなくどれもまずまず合格点といったところ。、値段も妥当だとおもいます。
京急の大森支線の敷石も
三ツ矢堂製麺大森店は、文字通りJR大森駅の近くなのですが、実は同駅は、大田区と品川区の境目に近いところにあります。
近くには、イトーヨーカドーがありますが、その前の道路を越えると品川区です。
イトーヨーカドー自体は、たいへん大きな建物で、地元の人はみな知っていますが、その敷地の一角に、緑の植え込みがあります。
どうしてかなと思ったところ、大森支線大森停車場の跡地だったことがわかりました。
京浜電気鉄道(京急の前身)が1901年に、大森停車場前(現・JR線大森駅)ー八幡(現・大森海岸)ー六郷橋間開業。
その後、大森海岸から品川まで延伸され、大森停車場前(現・JR線大森駅)ー八幡(現・大森海岸)間は、大森支線として1937年まで存続したそうです。
その大森支線の「チンチン電車の敷石」が植え込みの一角に飾ってあります。
大森は、その他、たとえば葡萄の牙(東京大田区大森)というステーキ&ワインのお店をご紹介したことがあります。
ラーメン二郎のインスパイア店、野郎ラーメンはブタックカードにチャレンジしました。
天冨久という天ぷら・天丼専門店は、ランチタイムには『昼の天丼』を食べるために、わざわざ車を使ってきた来店者が店の外に客が並びます。元全日本女子プロレスのゴンゴンこと小倉由美が女将をしています。
老舗のファミリーレストランでは、ロイヤルホスト大森北店
ステーキ・ハンバーグのファミリーレストラン、ビッグボーイ大森もあります。
つまり、個性的な人気店がたくさんあるということです。
その中で、8年間頑張ってきたのが、三ツ矢堂製麺大森店です。
平均的で突出したものがないと先程書きましたが、それは全体としてコンスタントで安定したメニューということなのだとおもいます。
三ツ矢堂製麺大森店。
いかがですか。
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