立憲民主党が背信行為か。野党各党が消費税の減税・廃止を唱えている時に、消費税引き下げに慎重姿勢を表明したことが話題

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立憲民主党が背信行為か。野党各党が消費税の減税・廃止を唱えている時に、消費税引き下げに慎重姿勢を表明したことが話題

立憲民主党が背信行為か。野党各党が消費税の減税・廃止を唱えている時に、消費税引き下げに慎重姿勢を表明したことが話題になっています。たぶん、政権交代を妄想して、財務省との関係を良くしておこうと考えたのでしょう。そんな党に政権はとってほしくありません。

野党各党が減税を打ち出している時に……

NHKニュースや、朝日新聞デジタルなどによりますと、野党各党が、野党が消費減税を政策の目玉に打ち出している中で、野党第1党・立憲民主党の枝野幸男代表は慎重な姿勢を崩していないために、「共闘」の旗印になるかは不透明という話です。

れいわ新選組の山本太郎代表は、立憲民主党の馬淵澄夫衆議院議員と『消費税減税研究会』を立ち上げ、コロナ禍で「消費税5%に引き下げる」、コロナ終息後も景気が回復しないならそのまま固定、と国会会期中に各党の党首に申し入れをすると発表しました。

立憲民主党馬淵澄夫衆議院議員とれいわ新選組の山本太郎代表による「消費税減税研究会」消費税率5%引き下げで野党共闘求める
立憲民主党の馬淵澄夫衆議院議員と、れいわ新選組の山本太郎代表による「消費税減税研究会」が消費税率5%引き下げで野党共闘を求めて話題になっています。各党に政権公約に採用するよう呼びかけるそうですが、「共闘」には戸惑いの意見もあります。

日本共産党の志位和夫委員長は、格差是正を図るために消費税の恒久的な引き下げを主張し、国民民主党の玉木代表は、経済の立て直しには時限的な減税が必要だとしていることをNHKニュースでは報じています。ます。

ところが、立憲民主党はそうではないというのです。

NHKニュースによれば、『枝野ビジョン 支え合う日本』(文藝春秋)なる書籍でも、「コロナ禍による消費の減少への直接的な対策になるのはかなり難しい」としているほか、党内には財政状況の悪化も踏まえ引き下げに慎重な意見もあるためとしています。

そもそも消費税減税は、30年続くデフレ対策です。

たとえば藤井聡さんは、「1997年の消費税増税がすべての間違い。失われた富は数千兆円規模になる」と指摘 し、市川正樹さんも「1998年度を境に、家計の所得と支出は変化している。」と指摘していることは、すでにご紹介しました。

藤井聡さんが田原総一朗さんとの対談で、「1997年の消費税増税がすべての間違い。失われた富は数千兆円規模になる」と指摘
藤井聡さんが田原総一朗さんとの対談で、「1997年の消費税増税がすべての間違い。失われた富は数千兆円規模になる」と指摘して話題になっています。「消費税増税で1998年以降、家計も賃金もガタガタになった」という指摘は複数あります。

要するに立憲民主党は、デフレ問題と真面目に向き合う気はない、ということです。

東京新聞のインタビューでも、枝野幸男代表は次期衆院選の公約に消費税を加えるかどうかについて、

―「消費税ゼロ」を次期衆院選の公約に掲げるか。
 「選挙の票集めのスローガンに使うつもりは全くない。理想だけ叫んで政権を取っても立ち往生する。単なるパフォーマンスではなく、本当にやるのであれば消費税減税を含む緊急経済対策について与野党協議のテーブルをつくり、土俵に乗せる必要がある」

と、述べています。


しかし、これは逃げでしょう。

要するにこれは、みんなが交渉のテーブルにすんなりついて、全会一致で合意させましょうということですから。

逆に、どこかが反対してくれるのを待っているようです。

なぜ、こんなことを言うのか。

財務省対策だと思います。

ここで、「消費税やめます」「財政出動します」といえば、国民にとって現在の自由民主党に変わる政治が期待できます。

しかし、財務省が黙っていないでしょう。

麻生太郎財務大臣は、大臣就任当初こそ「平成の高橋是清になる」と意気込んでいましたが、すっかり財務省のメガホンに成り下がりました。

しかし、立憲民主党は、選挙前から白旗宣言しているということです。

ということは、立憲民主党政権が実現しても、麻生太郎以下ということです。

「私達は逆らいませんから、どうぞ政権についても暖かく見守ってください」と言っているわけです。

まあ、これは、菅直人、野田佳彦といった人たちが最高顧問で頑張っている党ですから、想定できることでした。

コロナ禍で、財政に対する改善ができない政党に、政権交代したって仕方ないと私は思います。

日本共産党も、いつまでもこんな党との「野党共闘」に有頂天になってないで、れいわ新選組を見習ったらいかがでしょうか。

民主党政権で何が一番力を持っているのかを学んだからね

Web掲示板のスレッドです。


主なコメントもご紹介します。

2ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:44:06.07ID:b2sFmQeu0>>68>>72
もはや何がしたいんや

3ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:44:38.08ID:U72cue4Y0
存在自体が害だな立憲って

7ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:46:01.67ID:7SSi2lUq0
他の分野じゃ出来もしない大ぼら政策掲げるのに
消費税は減税も拒否するとか頭おかしいのか?

30ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:49:23.14ID:6z6k8a5V0
野党共闘失敗やん

49ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:53:58.76ID:yl0yOiGX0
民主も自民党のグループだから

55ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:55:07.28ID:XFst42/U0
実際に政権取った後のこと考えてひよりだしたな
与党の悪口いって首相下ろしにだけ躍起だったころは元気だったのにな

56ニューノーマルの名無しさん2021/06/07(月) 18:55:38.62ID:1qB/HCWu0
民主党政権で何が一番力を持っているのかを学んだからね

省庁こそが日本の権力であり不可侵の領域なんだよ
特に省庁の中の省庁と言われる財務省の権力は絶対不可侵領域

財務省の意にそぐわない事を言って政権を取る事は絶対に出来ない
逆に言えば消費税の減少や廃止なんて言うのはペテン師でありホラ吹きに過ぎない

時々省庁への政治介入なんて野党が騒ぐがその程度の事は
省庁・行政としてはどうでも良い事だから政治家に忖度している


ということです。

これでも、立憲民主党なんかに期待できますか。

以上、立憲民主党が背信行為か。野党各党が消費税の減税・廃止を唱えている時に、消費税引き下げに慎重姿勢を表明したことが話題、でした。

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