Synology(シノロジー) DiskStation DS223j 2ベイNASキット(HDD別売)を購入して、自宅にNASサーバーを構築しました。少しずつ増えていくデータのバックアップは、外付けのハードディスクではすぐに一杯になるので、思い切って導入しました。
パソコンやスマホ・タブレットで、いちばん大切なものはなんですか??
ハードですか、ソフトですか。
どちらも、壊れても新しいものが買えますよね。
では、それを利用して作成したデータはどうでしょう。
失ったら、お金を出しても2度と戻ってきません。
旅行や同窓会で撮影した記念撮影データ。
仕事や学業、趣味など生活に必要なワードやエクセルなどのデータ。
自分で編集した動画データや画像データ。
それらが、パソコンやスマホやタブレットに保存され、だんだん増えていくはずです。
動画や静止画画像は、かなり容量を食いますよね。
しかも、パソコン、スマホ、タブレットの3つの端末に、バラバラに保存されているデータを一元管理するには、いちいちデータを読み込んだり保存したりと、手作業では大変です。
そうやって苦労して保存しても、もしそのハードディスクが壊れたらどうしますか。
もしかしたら、復活できるデータもあるかもしれませんが、手間やお金もかかります。
それでも、すべてのデータが復活できるとは限りません。
クラウドサービスはどうでしょうか。
保存庫の管理の事業者なら、安全にデータは保管してくれるでしょう。
でも、データが増えたら、契約する容量は次第に増えていって、コストがかかりますね。
では、どうすればいいのでしょうか。
私は、NASサーバーを構築し、その中のとくに大切なデータだけクラウドサービスに保存する、という方法に行き着きました。
そこで、購入したのが、「Synology(シノロジー) DiskStation DS223j 2ベイNASキット(HDD別売) 1.7GHzクアッドコアCPU、1GB DDR4メモリ搭載」というものです。
ホームユーザー向けの小規模なサーバーですが、いまは市場で一番人気です。
NASサーバーとはなんだ
Synology NAS の DS223j をセットアップしたのですが、ハードもさながらソフトウェア周りがスマホアプリもPCアプリもあり自動バックアップもできる圧倒的な至れり尽くせりっぷりで大満足
これを知ってしまうとIODATA・バッファローのを買う必然性皆無になっちゃうな、26000円でこれは大満足 pic.twitter.com/32YxUsLBMA— Torishima / INTP (@izutorishima) November 2, 2024
NASサーバー(Network Attached Storageサーバー)というのは、家庭やオフィスの、パソコン・スマホ・タブレットなどで作成したデータを、ネットワークで接続するタイプのファイルサーバーです。
たとえば、外付けのハードディスクは、有線でつなぐので1台のマシンにしか繋がりませんが、NASサーバーは無線(インターネット回線)を使うので、いつでもどこでも、何台でも、パソコンからでもスマホからでも、所持している端末のデータを保存できるし、逆に読み込むこともできます。
NASサーバーのシステム図
1. NASサーバー: データを保存する。
2. スマホ: NASサーバーに接続され、データの保存や読み込みができる。
3. パソコン: 同様にNASサーバーに接続され、データの管理や共有ができる。
4. ルーター: 各デバイスをネットワークに接続し、インターネットへのアクセスを提供。 pic.twitter.com/ZUuoBUqJEU— 戦後史の激動 (@blogsengoshi) November 27, 2024
たとえば、スマホで撮影⇒NASサーバーに保存⇒パソコンで編集ができます。
「いや、それなら、スマホとパソコンを直接繋げばいいじゃないか」
と思いますか。
NASサーバーは、データの中継地点であるだけでなく保存場所でもありますから、すべての端末のデータを一元管理できるのです。
しかしも、NASサーバーに載せるHDDやSSDは、大容量でかつ複数収める機種が多く、容量そのものも大きく、またバックアップ機能に優れています。
ちなみに、私が入れたのは6TBのハードディスク2台です。
まとめますと、NASサーバーには、以下のような特徴があります。
・データのバックアップ……失くしたデータを復元するためのバックアップが簡単にできます。
・データの共有……家族や同僚とファイルを簡単に共有できます。
・セキュリティ……データを暗号化して保護することができます。
・アクセスの容易さ……インターネットを通じてどこからでもアクセスできます。
・ホスト化……そのNASサーバーにWebサーバソフトを立ち上げることで、サイトを公開できます。
NASサーバーは、個人用の小型のものから、大規模な企業向けのものまで様々な種類があります。
どのような用途で使いたいかによって、適切なNASサーバーを選ぶことが重要です。
超重要ファイルのみクラウドサービスへ
私は、以前は外付けハードディスクでバックアップを取っていたのですが、火災で、パソコンだけでなくバックアップのハードディスクまで一緒に焼けてしまいました。
そこで今回は、NASで、データを一元管理し、その中で、どうしても失いたくない超重要なものだけ、クラウドサービスを利用することにしています。
データの落ち着き先が決まると、安心してデータの作成もできるというものです。
SSブログでも、ブログにたくさん画像を使われている方がおられますが、これまで撮影した画像は、かなりの容量になっているのではないでしょうか。
それらは、どう保存・管理されていますか。
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