志田家蒲田店(大田区蒲田)は2017年4月にオープン家系ラーメンの基本に独自メニューや数種類のトッピングも用意

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志田家蒲田店(大田区蒲田)は2017年4月にオープン家系ラーメンの基本に独自メニューや数種類のトッピングも用意

志田家蒲田店(大田区蒲田)に行ってきました。2018年4月オープンの横浜家系ラーメンです。げんこつと鶏ガラのこってりコクのあるスープ、チャーシュー、のり、ほうれん草という家系ラーメンの基本に独自メニューや数種類のトッピングも用意されています。

志田家蒲田店の家系(壱系)ラーメンのお味は……

横浜家系ラーメン志田家蒲田店概要

志田家蒲田店は、大田区のJR蒲田駅東口を下車。

正面ロータリーにつながるバス通りにありますが、グランデュオ蒲田を出て徒歩2分ほどです。

志田家蒲田店

阿佐ヶ谷に本店があり、その支店ということになります。

店内は、食券を買います。

カウンターは、厨房を囲むようにL字な12席。

客席の後ろには、ティッシュの箱やご飯の茶碗、ジャーなどがあり、「ご自由にどうぞ」ということです。

「ライス終日食べ放題」となっていますが、これはジャーと茶碗が用意してあり、セルフでおかわり含めて自由に食べて良いのです。

横浜家系、後に述べますが壱系の特徴ですね。

メニューは、特製ラーメン(900円)、味玉ラーメン(800円)、ラーメン(700円)、レディースラーメン(650円)、学生ラーメン(650円)など。(値段すべて全て並の価格で税込み)

レディースラーメン、学生ラーメン以外は、並・中・大からサイズを選べ、さらに麺の茹で方も指示できます。

志田家蒲田店

その他、サイドメニューとして餃子、そしてトッピングは味玉、ネギ、のり(5枚)、ほうれん草、チャーシュー(3枚)、キャベツなどのトッピングをオプションで注文できます。

うち、特製ラーメンは、玉子、キャベツ、チャーシューなどオプションのものがのっており、レデイースラーメンや学生ラーメンは、通常のラーメンよりも玉子とのり2枚が多くトッピングされて、それでも50円安くなっています。

レディースラーメン

これが横浜家系ラーメン志田家蒲田店のレディースラーメンです。

レディースラーメン

玉子はもともとは割らずに、まるごと入ってきます。

家系ラーメンは、もちっとした太いストレートタイプのものを採用していおり、後で述べていますが、本家本元の吉村家にもおろしていると言われる、酒井製麺のストレート中太タイプを使っています。

スープは、本来の家系は醤油とんこつですが、志田家蒲田店は、もう博多ラーメンに近いですね。

志田家蒲田店家系ラーメンのスープ

醤油の味よりも、とろっとした乳化の口当たりが俄然優勢です。

無関係な他店の名前を出しますが、まるきんラーメンの博多ラーメンのスープが、ちょうどこんな感じでした。

つい、もう一口、もう一口とすすってしまうのです。

私の地元のまるきんラーメンは閉店してしまい、しばらくその味を忘れていましたが、久しぶりにとろっとコクのある豚骨スープをいただけました。

特製ラーメン

横浜家系ラーメン志田家蒲田店の特製ラーメンは、まさに最上級メニューです。

横浜家系ラーメン志田家蒲田店の特製ラーメン

標準のラーメンに、キャベツ、玉子、のり2枚が加わります。

志田家蒲田店の特製ラーメン

麺やスープなど基本的なものは、レディースラーメンと同じです。

チャーシューもすごいのです、分厚くて大きい。

志田家蒲田店のチャーシュー

もちろんレディースらーめんもそうなのですが、ご飯に合うのです。

ごはん

正しい食べ方は、のりをスープに浸して、それでご飯を巻くことなんですが、スープのよくからんだ麺をご飯に乗せて食べても十分イケます。

今回は並でしたが、中や大にしなくても、ご飯のそこそこの盛りでお腹いっぱいです。

ラーメン二郎とインスパイア、家系ラーメンと壱系ラーメン

学生御用達で始まったラーメン二郎

そもそも家系ラーメンとは何か、というところからまとめます。

新興の豚骨ラーメンといいますと、どちらもすでに1000店舗はのれんが上がっているといわれる、野菜を山型に盛り付けたデカ盛りのレイアウトでおなじみのラーメン二郎(&インスパイア系)と、家系ラーメンが双璧です。

テレビのグルメ番組でも、豚骨ラーメン特集というと、ラーメン二郎や家系ラーメンがとりあげられます。

ただし、種類は同じとんこつラーメンですが、それぞれ特徴のある別物です。

ネットの質問掲示板などでは、しばしばその違いについて質問が書き込まれます。

そこで、ラーメン二郎と家系ラーメンの違いを簡単にまとめます。

ラーメン二郎は1968年に創業しました。

三田にある慶応大学体育会学生の御用達から始まったので、野菜を多くして安い値段でお腹を一杯にするラーメン作りが始まりといわれています。

二郎インスパイア系というのは、ラーメン二郎に似せたラーメンを提供している店です。

その代表的なものは、このブログでもご紹介した野郎ラーメンです。

横浜の労働者御用達発祥

一方、家系ラーメンは1974年に誕生したといわれます。

横浜南部の肉体労働者に合うよう、あっさりした東京の醤油ラーメンに、こってりした博多の豚骨味を加えたものが始まりです。

具材は、チャーシュー、ほうれんそうに、のり3枚を立てて入れます。

「家系」という言い方は、最初にその作った「吉村家」ほか、系列店も「家」がつく店舗だったのでそう呼ばれるようになりました。

吉村家

ただ、商標をとったわけではないので、“なんちゃって家系ラーメン”があるのも確かです。

そのため、家系ラーメンは、元祖の吉村家から派生している家系だけでなく、同じように「家系」を名乗りながら、たとえばより豚骨の強い「壱系」という別潮流もあります。

壱系の特徴は、より豚骨が濃いことと、鶏卵、もしくはうずら卵が入っていることが多いです。

全てではなく、希家のように、入らない場合もありますが。

豚骨ラーメンは、健康上賛否ありますが、最近ではコラーゲンやミネラルが含まれることが評価されています。

あまり食べ過ぎない程度に、付き合っていきたいと思っています。

近隣にひしめくライバル店の数々

蒲田駅の競合店か

志田家蒲田店のある蒲田というと、イコール工場の街というイメージを持たれがちですが、正確には商業の町です。

実際にオフィスが多く、飲食店も選択肢は多彩です。

志田家蒲田店にはライバルとなるのか、蒲田のこってりラーメンには、たとえば麺屋武蔵蒲田店があります。

麺屋武蔵蒲田店といえばラーメンブームの火付け役といわれるダブルスープとデカ盛りの麺1キロつけ麺中太麺らー麺
麺屋武蔵蒲田店(2013年8月に開店)に行ってきました。1998年の新宿店開店以来、首都圏西部で11店舗運営されているらー麺(ラーメン)とつけ麺のチェーン店。ラーメンブームの火付け役ともいわれているのは、ダブルスープとデカ盛りを打ち出したからです。

鶏ガラや豚骨を主体とした「動物系スープ」と、さんま干しや、かつお節、煮干しなどの「魚介系スープ」の2系統をともに使うダブルスープで一躍評判になりました

東口を出てすぐのところには、和鉄蒲田本店があります。

和鉄(大田区蒲田)は魚介と豚骨とのダブルスープで作り込んだ濃厚ながらもさっぱり味の中華そばとつけ麺が好評の店
和鉄(大田区蒲田)は魚介と豚骨とのダブルスープで作り込んだ濃厚ながらもさっぱり味の中華そばとつけ麺が好評の店です。麺大盛りが無料という立て看板がたち、ランチタイムにはミニチャーシュー丼無料サービスがあります。

こちらも、魚介と豚骨とのダブルスープできちんと作り込んだ濃厚ながらもさっぱり味の中華そば、ミニチャーシュー丼無料サービスが好評です。

大田区にある他の“ブタ由来”店

今回の、志田家蒲田店は家系ラーメンですが、本家吉村家の流れをくんだ『いずみ家』に行ったこともあります。

『いずみ家』は下処理をとことんまで行い臭みやくどさなどは感じない完成度の高い豚骨スープを実現した横浜家系ラーメン
『いずみ家』でピンとくる有名人といえば泉谷しげるでしょう。その娘夫妻がオーナーと言われるのが『いずみ家』という横浜家系ラーメン。国道1号線(第二京浜国道)の馬込陸橋付近(大田区東馬込)にある20席程度のお店は4人体制で繁盛しています。

泉谷しげるの娘夫妻がオーナーと言われ、下処理をキチンと行った豚骨のしっかりとしてコクを感じます。

幻霜スペシャルポークを使ったのは、大田区池上のヨネ家です。

ヨネ家(大田区池上)は広島発祥で千葉県育ちのブランド豚肉の幻霜スペシャルポークを使ったラーメンや丼ものを提供
ヨネ家(大田区池上)は、幻霜スペシャルポークというそれまであまり聞いたことのなかったブランド豚肉を売り物にしています。プロレスリング・ノアのプロレスラー、モハメド・ヨネが開いた『ヨネ家』という昼はラーメン、夜は飲める池上警察署裏の店です。

プロレスリング・ノアのプロレスラー、モハメド・ヨネが開いた店で、広島発祥で千葉県育ちの幻霜ポークは、健康にもよくおいしいと、ラーメンだけでなく丼にも使っています。

こうした中でしのぎを削っている志田家蒲田店。

今後も興味がつきません。

以上、志田家蒲田店(大田区蒲田)は2017年4月にオープン家系ラーメンの基本に独自メニューや数種類のトッピングも用意、でした。

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