
れいわ新選組の山本太郎代表が、「多発性骨髄腫、血液のがんの一歩手前にいる。進行させないことを最大のテーマに」として議員辞職を表明しました。「多発性骨髄腫の一歩手前」という状態はあるのでしょうか。それは、何らかの治療をすれば先には進まないのでしょうか。
れいわ新選組について、詳しくはわからないのですが、自由民主党はもとより、立憲民主党にも鋭い批判を行い。日本共産党とも対決してきた点において、どの党とも距離を取る、先日も話題にした、真に仏教的な意味での中道政党だなと、私は思ってみておりました。
共同代表制はとってはいるものの、まだまだ山本太郎という人を頂点とする政党だなと言うイメージがあります。
その頂点が「血液のがんの一歩手前」というのは、大きなニュースです。
ところで、医学に素人の私は、「一歩手前」というのは、どういうことなのかな、という素朴な疑問も湧きました。
どんな病気でも、病気になってはじめてその病名で診断されるのであり、「一歩手前」とどうしてわかるのだろう。それは、血液その他の状態に明確な所見があり、医学的にも定説になっているのかという関心がありました。
それを知ることで、自分自身の予防的知識にもなると思ったからです。
Mタンパクの数値が手がかりに
山本太郎に関する重要なお知らせ(2026年1月21日)https://t.co/h7QZmO9Qtc
— れいわ新選組 (@reiwashinsen) January 21, 2026
そこで、AI(Gemini)に尋ねたところ、「多発性骨髄腫の一歩手前」という医学的な状態は明確に存在するそうです。
また、その段階での「進行させないための対策(治療や生活の見直し)」も、現在の血液内科領域における非常に重要なテーマとなっているそうです。
つまり、いきなり多発性骨髄腫になるわけではなく、「一歩手前」自体が医学的に治療の対象となっている、つまり「病気」として診断されるものであるということです。
Geminiによると、山本太郎氏の場合、医学的には以下のどちらか(特に後者)を指している可能性が高いと考えられるそうです。
・MGUS(意義不明の単クローン性ガンマグロブリン血症): 血液中に異常なタンパク(Mタンパク)が出ているものの、量は少なく、臓器への障害がない状態。
・くすぶり型 多発性骨髄腫(Smoldering Multiple Myeloma: SMM): MGUSよりも進行しており、Mタンパクの量や骨髄中の異常細胞が増えているが、まだ貧血や骨折、腎障害などの「症状(CRAB症状)」が出ていない状態。
「くすぶり型」の段階では、「経過観察(Watch and Wait)」が基本でしたが、数年以内に高い確率で本当の「多発性骨髄腫」へ進行してしまう「高リスク群」の患者に対しては、発症を待たずに早期治療(治験薬や既存薬の投与)を行うことで、発症を遅らせたり、生存率を上げたりできるというデータが出始めています。
山本太郎氏の状態は発表されていませんが、Geminiの予想では、国会議員・党代表という極限のストレス環境から身を引くことで、自身の免疫状態を維持し、病気が「くすぶり型」から「活動型(発症)」へとスイッチが入るのを全力で防ぐという、一種の「未病」へのアプローチであると推測されるとのことです。
では、「一歩手前」はどうすればわかるのか。
Mタンパクの数値がひとつの目安となるそうですが、それは、医師が特別にオーダーする「蛋白分画(たんぱくぶんかく)」という検査が必要で、総蛋白(TP)が高い場合に行われるそうです。
総蛋白(TP)は、液中に含まれるタンパク質(アルブミン、グロブリンなど100種類以上)の総量で、基準値は機関により多少異なりますが、6.0~8.5 g/dL程度といわれます。
本来は栄養状態を見る指標ですが、この数値が高いと、蛋白分画検査で詳細が診断されます。
この数値は、健康診断で調べられますよね。
ちなみに、私は7.0(中央値)を少し切る時があるのですが、たぶん高尿酸による腎機能低下があるのだろうと思います。
ほかにもある「一歩手前」
多発性骨髄腫だけでなく、「一歩手前」という病気はほかにもあります。
白血病の場合は、「前白血病」として、MDS(骨髄異形成症候群、Myelodysplastic Syndromes)があります。
私の叔父がそう診断されたときは、血小板の数字がヒト桁(正常値で15万~35万/μL)になったものの、70過ぎだったので厳しい治療はせず、10年以上は生きていました。
その一方で、参議院議員から東京都知事になった青島幸男さんの死因でもあったので、命を脅かす病気ではあります。
ピロリ菌を除菌せずほうっておくと、胃がんだけでなく胃のマルト型悪性リンパ腫になる可能性もありますが、前段階として継続的な胃炎がありますね。
ただちに命を脅かすわけではありませんが、痛風の「一歩手前」は高尿酸血症といい、私は昨年の夏、これに悩みました。
風が吹いても痛いわけではないのですが、まさに前兆を感じるムズムズ感があります。
高尿酸は腎臓の機能を低下させ、腎性貧血を引き起こすので、痛風よりもそちらの方が深刻です。
Geminiに再度質問したところ、「一歩手前」の病気は、まだまだありました。
一過性脳虚血発作(麻痺や言語障害など脳梗塞と似た症状が数分~1時間程度で自然に消える病気):脳梗塞の一歩手前
安定狭心症(胸の痛み、圧迫感、締めつけ感など):心筋梗塞の一歩手前
バレット食道(逆流性食道炎):食道がん(腺がん)の一歩手前
大腸腺腫(ポリープ):大腸がんの一歩手前
日光角化症(顔や手の甲などにできる、ザラザラした赤っぽいシミ):皮膚がん(有棘細胞がん)の一歩手前
NASH(非アルコール性脂肪肝炎):肝硬変・肝がんの一歩手前
CKD(慢性腎臓機能低下)ステージG3:腎不全(透析)の数歩手前
MCI(日常的な支障はない軽度認知障害):認知症の一歩手前
いかがですか。「一歩手前」ではないか、と思える症状はありますか。



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